≫今日午前9時43分。
熊本県の阿蘇山が黒煙を噴き上げ噴火した。
≫もくもくと立ち上る噴煙に混じり飛び散る黒い噴石。
≫戸惑いを隠せない住民たち。
≫今、阿蘇山はどんな状態なのか。
≫こんにちは。
≫9月14日、月曜日ですけど今朝、9時過ぎくらいに私もテレビでニュースを見ましたけれども阿蘇山の噴火、すごかったですね。
黒い煙がワーッと立ち上がって。
≫これ、現在の今の阿蘇山の様子なんですが噴火したのは中岳の噴火口なんですが最初、白い煙が上がったんですがその後ろ側に黒い煙がもくもくと上がったんですね。
やっぱり黒いっていうのはマグマを伴う噴火であるということのようなんですね。
今日は阿蘇山について詳しくお伝えしてまいろうと思います。
≫まずは阿蘇山の噴火のほうから住民の方はここ十数年で最も大きな噴火だったと語っております。
≫激しく噴煙を上げる熊本県の阿蘇山中岳第一火口付近。
今日、午前9時43分ごろに噴火した。
これは、噴火の瞬間を捉えた映像。
最初は白い水蒸気のような噴煙だったが映像を早回ししてみると後方に黒い煙が見え始める。
その後、大量の黒い煙が噴き出してきた。
勢いよく立ち上る黒煙。
空は不気味な色に包まれていく。
黒煙はカメラ前にも迫ってきてやがて、煙に覆われ見えなくなってしまう。
カメラのレンズには細かい噴石混じりの火山灰のようなものが付着していく様子も見て取れる。
午前11時30分。
気象庁は緊急会見を開いた。
≫気象庁によると噴煙の高さは2000mにまで達し火口周辺では大きな噴石が飛んだことも確認された。
これは火口付近を捉えたヘリからの映像。
よく見ると、噴煙に混じっていくつもの噴石が飛んでいる。
これを受け、気象庁は午前10時10分阿蘇山の噴火警戒レベルを火口周辺規制の2から入山を規制する3へ引き上げた。
これを受け、地元自治体などは火口からの立ち入り規制の範囲を2kmから4kmに拡大した。
突然の噴火に地元住民は…。
≫離れてください。
≫灰が道路上に降り注ぐ中入山規制が急がれていた。
≫入山規制するのは噴石の危険だけではない。
≫映像を見てみると横に広がる噴煙。
火砕流が一気に山を下ってくる可能性もあるというのだ。
菅官房長官も会見で注意を呼びかけた。
≫政府も情報連絡室を設置し対応にあたるという。
活発な火山活動が続いていた阿蘇山。
去年からたびたびごく小規模な噴火が観測されていた。
先月8日にもごく小規模な噴火が発生。
気象庁は警戒を呼びかけていた。
噴火警戒レベル2で発生した阿蘇山の噴火。
これは、想定外のことだったのか。
≫最近、日本で相次ぐ噴火活動。
5月には鹿児島県口永良部島。
6月には箱根山で。
そして鹿児島県の桜島でも噴火が観測されている。
これらの観測噴火と関連性はあるのか。
来週のシルバーウィークまで警戒は続くのか。
最新情報を中継で伝える。
≫ということで今日の午前9時43分のことだったんですけれども阿蘇山が突然、噴火しました。
この噴煙なんですけれども一時期は2000mつまり上空2kmまで及んだということで今回の噴火の大きさものすごいなということがよくわかるんですね。
また黒い噴煙も上がりましたからマグマも噴き出しているということで弾道を描くような噴石の噴出も確認されたということなんですね。
≫ここで今日の「グッディ!」パネラーをご紹介します。
マキタスポーツさんと第一生命経済研究所主席エコノミスト永濱利廣さんです。
よろしくお願いします。
そして地震や火山活動に詳しい東京大学名誉教授の笠原順三さんにもお越しいただいております。
よろしくお願いいたします。
≫笠原さんやたら、いろんなところで噴火が起きているんですけど私たち真っ先に気になるのは関連性なんですが今回の阿蘇山の突然の噴火というのはどういうふうに私たちは理解すればいいんでしょうか。
≫阿蘇山は2〜3年前から活動的になってきているので特に昨年の11月くらいから今年の8月末にかけて活発だったのでそれが1つの活動のあれではあるんですけど九州全体に非常に火山活動が活発であるという状態ですね。
≫2000mの一時期は噴煙が上がったということですがこれはどのくらいの規模と考えたらいいのでしょう?≫やはり、阿蘇山のほうは一昨年くらいから噴火していますけれども今回のは特に大きな噴火だと思われますね。
≫あと克実さん気になっていたのは黒い…。
≫黒い噴煙が時間差で出てくるという。
あれは全く種類の違う爆発ですね。
≫水蒸気爆発の場合は白っぽい水蒸気ですが、黒いのでかなりマグマのところからきたような噴火ですね。
≫水蒸気マグマ噴火というのが一緒に起こっているという考えですね。
≫そうですね。
ここのところは割とずっと小規模な噴火が8月からしていますので下からマグマを伴った噴火であると。
それから、亜硫酸ガスも非常にかなり出ているのでそれ、マグマに関係した噴火だと考えられますね。
≫大村さん、2000mまで上がった割にはこの規制が1km圏内だったんですよね。
≫8月30日に噴火警戒レベルを1から2に上げまして阿蘇山の火口の周辺1kmを入山規制していました。
まず、阿蘇山。
週末からシルバーウィークの5連休ですよ。
熊本を代表する観光地です。
観光関係の方は朝、電話をすると本当にがっかりされていました。
きてしまったのかと。
そして、この阿蘇山なんですが鉄道も南北JRそして第3セクターも走っています。
ハイウェイがある。
由布院のほうから阿蘇のほうへ行く。
日本でも代表するような高原ルートというドライブコースですよ。
非常に有名です。
そして阿蘇山の周辺は観光地になっています。
驚いたのは実は火口のすぐ脇までロープウェーで登ることができるんです。
それが阿蘇山ロープウェーというものなんですけれどもこれは60年近く前から運営しているんですが日本でも活火山の火口のすぐ脇までロープウェーで行けるのは非常に珍しい。
それほど、噴火の危険性はあまり高くないといわれていた場所。
≫ロープウェーにも人がいたんですよね。
≫先月30日に噴火警戒レベルが2に引き上げられてロープウェーは運転していませんでした。
ただロープウェーの入り口ここまでは観光地としてアプローチ可能で今日も20〜30人の方がいらっしゃったんです。
実際は気象庁の会見ではかなりのものが飛んできたらしいんです。
いろんなものが。
ですからこの噴火警戒レベル2に引き上げて1km圏内の立ち入り制限というのはちょっと先生どうなんですかね?≫ここは笠原さんに聞いたほうがいいと思うんですが警戒レベル2でこれだけの大規模なとりわけ大きな噴火が起きてしまったのは行き違いがあったっていうことですよね?≫8月末にかなり活発な活動があってそのときに噴火もしたと。
そのあと、やはり火山の前兆的になる脈動とか火山性の地震とかかなりレベルが下がっていたんですね。
今朝の段階で8時50分ぐらいから9時にかけ確かに微動はあったんですけどそれのレベルからいえば2でも仕方ない。
3に上げるということはその段階で難しいと思うのでやむを得なかったんじゃないかと思います。
≫実際には2000mまで噴煙が上がってでも、立ち入り禁止は1km圏内ですよね。
これ自体はどうなんですか?≫ちょっと今回のを見ると2とか3とかというより距離の設定があんまりうまくないのかなと。
≫気象庁では大きな噴石の飛散を確認したと。
今後も2kmの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するとともに風下では火山灰や小さな噴石に注意してもらいたいという先ほど会見を行いましたから本当に1kmでよかったのかどうかという問題と。
そして今、2kmから4km。
この辺りは人が住んでいないらしいんです。
半径4km圏内は全て立ち入りを規制している措置をとっています。
≫それじゃあ4kmでいいのかという話ですよね。
これだけ噴煙が高く2km上がっている。
弾道、つまり噴水みたいに噴石が飛んでいるわけですよね。
かなり大きな噴石も確認されている。
4kmというのも規制で本当に火砕流が起きた場合に大丈夫なんでしょうか。
≫火砕流はなかなか起きないと思いますが噴石が落ちるということはあり得るので4kmの中に落ちるかどうかっていうのは確率からいえば低いでしょうけどそういうことがあるかもわかりません。
≫この半径4km圏内これから出てくる地図だと思いますから皆さんも頭に入れておいてください。
今、4km圏内の規制が行われています。
ただ、その周辺に多くの観光施設がありますけどこの辺りに電話をしてみると比較的穏やかだったという話でした。
ただ、火山灰に関しては熊本のほうでも薄い火山灰が確認されていますから火山灰に関しては必要だということですね。
この阿蘇山なんですけれども21世紀に入りまして主な噴火を調べてみるとごくごく小規模な噴火がこの10年間で起きてはいるんですね。
そして活動が活発化しているのが去年の11月。
マグマ噴火というものが起きています。
今回のものがマグマ噴火かどうかわかりませんがこれが去年の11月です。
このときの噴煙の高さは1500mというふうにみられていますから今回のほうが規模は大きいんですね。
先生、今回のものもマグマ噴火の可能性はいかがでしょう。
≫そう思いますね。
これを見ても非常に赤く見えるところはマグマ噴火であると。
もし、水蒸気爆発だとしたら全体に白っぽくないといけない。
≫さっきのお話ではこれが同時に起きている。
水蒸気とマグマ噴火が両方一緒に起きている可能性があるということですよね。
ここで現在の阿蘇山の状況を聞いてみたいと思います。
現地にはテレビ熊本の郡司さんが行っています。
郡司さん。
≫こちらは火口からおよそ6km離れた位置で取材しています。
阿蘇市にあります山のそばから中継でお伝えします。
私の後ろに見えますのが阿蘇五岳の1つ杵島岳でその向こう側に阿蘇中岳があるという状況です。
つまり中岳が噴煙を高くまで上げるとここからでも肉眼で火山灰とか噴煙を見ることができるんですけれどもわずかに火山灰と思われるものが見えているという状況です。
この辺りは噴火の様子も刻一刻と変わっている状況です。
先ほど規制の話がありましたけどこの上4kmの地点で交通規制がとられていまして一般の方はその中に入ることができません。
ただ、現地対策本部はその中で置かれていましてそこで先ほどまで私たちも取材をしていたんですけれども阿蘇市の佐藤市長に話を聞くことができました。
噴火の一報を受けてまず心配されたのが人命と怪我人の有無でしたがこれがこれまでのところないというところでひとまず安心した。
ただ久しぶりの大噴火だという印象を受けたという話を佐藤市長はされていました。
現地対策本部のほうでは現在、警察、消防国交省、気象台、熊本県といった関係者が集まって今後の対策について話し合っているんですけれども交通規制をどの辺りまでするのか。
そして今日は阿蘇上空を東寄りの風が吹いていますので火山灰が降り積もっているところがあります。
そういった除去をどうするかそういったことが話し合われています。
≫郡司さんが立っているところは風向きになるとどういうふうな位置関係になるんですか?≫ちょうど火口から見て西側に6km離れているところです。
今日はお伝えしましたように東寄りの風が吹いていますのでこちらの方向に火山灰が向かっている状況なんですね。
午前中、取材現場に向かう途中にかなり対向車が巻き上げた火山灰で視界が悪くなってスピードを落とさないと車が走れないという状況もあります。
そしてこちらも地面を見てみますと実際にうっすらとですけれども火山灰が積もっているような状態なんですね。
≫郡司さん、今も火山灰が降り続いている状況なんですか。
≫そうですね。
この時間は風向きあるいは火山活動の仕方によってこちらのほうに直接向かっているような感じはないんですけれども時々、積もっている火山灰が風によってあおられると目を開けるのもつらいような状況にはなりますね。
≫わかりました。
郡司さん、引き取りますね。
マキタさんお天気がいいだけにこの噴火がくっきり見えてちょっと恐ろしい不気味な感じがしますよね。
≫非日常的な映像ですね。
本当に地球レベルで何が起こっているのか。
「グッディ!」とかいつも、そういう災害とか知らせているじゃないですか。
ここのところの水害とか。
本当に気になりますね。
≫気象庁の会見する方が顔を覚えるぐらい頻繁に…。
≫しょっちゅう見てるから。
≫それくらい多いっていうことなんですよね。
≫日本列島には7つの火山帯があります。
社会科で皆さんも習ったと思うんですけど安藤さんもさっきおっしゃっていました。
「グッディ!」も始まって半年経ちますけれどもゴールデンウィークから箱根に始まってさかのぼると去年の御嶽山も含め≫日本列島の7つの火山帯改めて、北から見ていきます。
いずれもニュースになっているんです。
一番北の千島火山帯は十勝岳の噴火でやはりニュースになりましたよね。
それから、那須火山帯は蔵王の噴火。
それから、浅間山も噴火しましたよね。
そして、この富士火山帯は箱根ですよね。
乗鞍火山帯は比較的、小さい帯なんですが御嶽山でした。
そして白山火山帯はおとなしいんですがやはり、気になるのは阿蘇山を北限とした南に桜島、噴火警戒レベルが4に引き上げられました。
現在は3です。
そして口永良部島その隣の諏訪瀬島も噴火していますから南側の火山帯の今後の動きが大変心配になりますよね。
≫先生、関連性というのは≫口永良部、諏訪瀬桜島、これは一連の火山活動。
阿蘇はこれの関連があるんですが1つは阿蘇はちょっと違ってこれは白山と書いてありますが雲仙から阿蘇が割れ目が南北に割れるような感じでして地形的に見ても明らかに割れているんです。
それがずっと沖縄の北を通って一番西側でいうと台湾のキールまで延びている。
そういう割れ目がありちょうど交点になってしかし霧島火山、口永良部阿蘇これは非常に全体に連動して活発に動いているという状態ですね。
≫お互いに活発になりながら活発化させる相乗作用もありますか。
≫火山と火山というより全体の沈み込むフィリピン海プレートが九州の地下に沈み込んでいるその運動によってその上にのっている九州で異様に火山活動が活発であると考えられます。
≫今後なんですが、この噴火はどういうふうになっていくと推測されますか?≫今日の噴火はあれだけで一応活動だけ見ていると終わっているんですが似たようなくらいのものが起こる可能性はありますが全体にやはり九州の火山帯地震が非常に活発なので阿蘇だけじゃなくて全体が非常に活発にある可能性があると。
もう1つは、これはフィリピン海プレートと連動しているので日向灘の地震活動も注意する必要があると思いますね。
≫日向灘というとこちらの宮崎のこの辺りも…。
≫フィリピン海プレートの沈み込みと連動して出ている。
≫地震と火山活動が連動しているということですね。
≫永濱さん火山と、やっぱり温泉観光というのは抱き合わせなわけですよね。
来週シルバーウィークで多分、この九州地方もたくさんの観光客が押し寄せるはずだったんですけれどもここら辺が温泉なくしては観光地として成り立たないし。
でも、火山なくして温泉もないという極めてジレンマではあるんですけど共存していくしかないと。
≫やっぱり目先を考えるとシルバーウィークは観光地からしては稼ぎ時なわけですよね。
実際に箱根で噴火したときもそうでしたけど、実際影響が出たわけですからそれが心配ですし更に心配としては冒頭のVTRにもありましたが今、外国人観光客が日本に来ていますよね。
噴火があるだけで日本が危ないということで風評被害で全国的に広がっちゃったりするのも困っちゃうのでそういった意味でも世界的にもっと正確な情報を伝えていく必要があるんじゃないかと思いますよね。
≫笠原さんのお話では今回の噴火に関してはいったん収束するかもしれないけれどもまだ同じくらいの規模の噴火はあるかもしれないというお話でした。
笠原さんどうもありがとうございました。
続いてはいまだ15人の方が行方不明になっています鬼怒川の堤防の決壊。
私たち「グッディ!」取材班は自衛隊の捜索活動に密着しました。
≫こちらの小学校は常総市が設けた臨時のごみ置き場なんですが土曜日、日曜日の2日間だけでこれだけの量のごみがすでに置かれています。
≫いまだ町に刻まれたままの爪痕。
茨城県常総市を襲った豪雨災害から5日目を迎えた今日も町では復旧作業が急ピッチで進められている。
町の至るところで繰り返された決死の救助活動。
≫屋根の上に男性と女性、それと先ほど犬が確認できました。
≫濁流の中、家の屋根に2匹の愛犬とともに避難していた羽鳥さん夫婦。
≫屋根の上にいた女性が現在、自衛隊によって救助されました。
≫犬たちも夫婦にしっかり抱えられ救助された。
≫あの助け出された犬は今、どうしているのか。
おととい、「グッディ!」が避難所を訪ねると…。
≫救助された先週木曜日羽鳥さん夫婦と犬は避難所に身を寄せたものの犬は元気がなかったという。
果たして今は無事なのか。
知人によれば羽鳥さん夫婦は救助の翌日実家に身を寄せたという。
その家に向かってみると…。
≫犬が2匹いますね。
あの犬ですかね。
≫いた。
あの救助された犬だ。
身を寄せていたのは救助された奥さんの実家。
この日、羽鳥さん夫婦は不在だったが救助された2匹の犬とは出会うことができた。
≫犬たちはどうやら元気を取り戻したようだ。
だが、羽鳥さん夫婦の家は流されてしまいこれからどうやって暮らしていくのか。
≫絶体絶命の状況の中九死に一生を得た家族。
しかし、平穏な日常を取り戻すまでの道のりはまだ遠い。
連日続けられている自衛隊の救助活動。
おととい「グッディ!」取材班は救助の最前線に同行した。
決壊現場に近い東町。
泥水の中を手漕ぎのボートで進む。
≫孤立した地域に住民たちが残されていないか目を凝らし、声をかける。
≫もしかすると浸水した家の中で身動きがとれずにいる人がいるかもしれない。
泥水にひざまで浸かりながら1軒1軒、声をかけていく。
≫活動開始から4時間。
午後0時にやっとひと息。
配給された乾パンで空腹を補う隊員たち。
≫わずか30分で再び災害現場へ。
こうした活動が夕暮れまで続けられた。
あまりにも広い浸水被害。
その範囲は、南北およそ18km。
面積にしておよそ40平方キロメートルにも及ぶ。
これまでの常総市の死者は2人。
行方不明者は15人に上る。
多くは決壊場所に面した三坂町の人たちだった。
一体なぜ、三坂町の住人たちは逃げることができなかったのか。
最も早く避難指示が出されたのは決壊地点からおよそ3km上流の地域。
そして、4時間後の午前6時。
決壊地点からおよそ5km上流で最初の浸水被害が確認された。
特別警報とは気象庁から発表される最大級の警報。
しかし新たな避難指示が出されたのはそれから1時間以上が経過したあと。
午前9時に鬼怒川の対岸9時55分に市の中心部だけだった。
決壊場所に面した三坂町に避難指示が出されたのは午前10時30分。
気象庁の特別警報から3時間近くが経っていてしかも、発表されたのは8地区あるうちの2つの地区のみだった。
三坂町の住民たちはそれまでどうしていたのか。
≫避難指示が出ていなかった地区の住民たちは自主判断で避難するしかなかった。
そして、ついにそのときが訪れる。
濁流は数十分で町をのみ込んでしまった。
≫避難指示が出ていなかった地区に住む杉田さん。
自宅は決壊場所からおよそ600m離れていた。
これは杉田さんが2階に逃げた際に撮影した映像。
≫あっという間。
家から出る間もないですよ。
≫結局、多くの住民たちが逃げるタイミングを失った。
≫おととい苦渋の表情で会見した常総市の高杉徹市長。
≫出したところについてはそこの住民の方からお電話が入ってピンポイントで指示を出したということです。
≫行政のミスを認めた市長。
これに市民は…。
≫映像を見る限りまだまだ水が引いてないですね。
≫とにかく、15人の方の安否が全くわかっていないわけですしそれから、2人の方がご遺体で発見されたんですけどその方たちは行方不明者たちには入っていなかったということでもしかしたら、まだまだ私たちがわからないところで安否がわかっていないという方がいらっしゃる可能性も残されている状況なわけですよね。
≫スタジオには日本災害情報学会会長の布村明彦さんにお越しいただいております。
よろしくお願いいたします。
≫今回、いくつかの問題点があるんですけれどもまず市長ですね。
高杉市長が行政のミスであるということを明らかにしました。
これは避難指示が流されたエリアには出ていなかったことなんです。
ちょっと地図で見ていきますと決壊ポイントが鬼怒川のこの場所だとしますと先週木曜日の早朝にこの北側が越水したんですね。
ですから、木曜日の未明に越水の恐れがあるとして午前中に避難指示を次々と出していたんです。
今度は…。
常総市というのは旧水海道市それから旧石下町というものが10年前に合併したできた町です。
石下町は大変なんだと皆さんおっしゃっていました。
旧水海道市の中心部人口の多いエリアが水が入ってくる恐れがあるということで今度、こちらの中心部に避難指示を出しました。
これが午前9時ごろです。
で、この決壊ポイントの場所。
午前10時半にこの南側に避難指示を出したんですけれども結局、こちらの決壊場所の集落周辺には指示が出なかった。
これによって現在も15人の方が行方がわからなくなっています。
≫布村さん避難指示の出し方なんですがなんでこんなピンポイントで出すんでしょうか。
だって、これが氾濫ということになれば越水はちょろちょろとあふれるということですよね。
これが越水が今後氾濫につながるかもしれないと想像すれば、こんなふうにピンポイントで済むはずはないわけですよね。
なんでこんな形になったんでしょう。
≫VTRにもありましたけど住民の方からの通報で避難指示を出したということで実は住民の方の身近な情報というのはとても大事なんですけど今回は、例えば鬼怒川の水位ですとかその今後の予測ですとかそれから、先ほどあった特別警報だとかいろんな判断材料もあったのでもうちょっと、そういう情報を生かすことができればもっと効果的な出し方ができたと思うんですね。
ただ、ちょっと市町村でそういう専門家の方を、なかなか抱えておられているところも少なくて、それから数十年に1回ということですからそういう現象にどういうふうにしていかないといけないかというのでそこは考えなくてはいけないです。
≫判断したくても判断をする適当な材料がないっていうことなのかもしれませんね。
≫でも、そうですよね。
越水したから、じゃあ川の両サイドに全部出すって出してから、どうするのかって。
そんなことを体験もしてないですもんね。
≫これだけ多くの方に逃げろと言ってもじゃあ、どうするのどこが収容するのという話になるわけですよね。
≫午後から今日で5日目を迎えましたけど現場はどういった状況か中継です。
現場には大村アナウンサーがいます。
お願いします。
≫こちら、茨城県常総市です。
こちらの地域は鬼怒川から200mほどしか離れていない地域ですのでこのようにまだ田んぼが冠水している状況です。
復旧作業が進んでいるとはいえ常総市の行方不明者はいまだ15人。
そして死者数は2人に上っています。
そして、栃木県内の皆さんの頭を悩ませているのが空き巣被害なんですがこちらの地域でも空き巣被害の声がありました。
こちらのお宅なんですけどこちらのシャッターの部分ご覧ください。
何か、シャッターの部分に力を加えて折り曲げられたねじ曲げられたような跡があります。
それではそのシャッターの中の倉庫の部分少しお邪魔してみます。
すみません失礼いたします。
明らかに人為的な何かの力によってシャッターがねじ曲げられたわけですが倉庫の中、失礼いたします。
あっちの奥ご覧ください。
車のタイヤのラックなんですね。
当時、あそこにラックの部分にタイヤが立てかけられていたんですが恐らく何者かによってタイヤを持ち出してここにスーッとタイヤの跡があったそうです。
なので、ここから転がしていってシャッターの外の部分。
こちらから恐らく外に持ち出したものとみられているんです。
そんなこちらの空き巣被害に遭われてしまったこちらの家主の方石塚さんにお越しいただきました。
本日はすいません、大変なところよろしくお願いします。
改めて、その空き巣被害に遭われたとみられている時間帯はどちらにいらっしゃったんですか?≫避難所になっていた隣の下妻市の体育館に行っていたんです。
≫こちらに戻ってきたのはいつですか?≫11日の10時。
水が引いたという情報を聞いてそれで様子を見にこようと思って。
前の日の6時40分くらいから避難所に行っていてそれで、翌日の11日の10時くらいにここに来たんですよね。
≫空き巣の被害があったと確信されたのはどのポイントですか?≫最初は扉がこんなふうになっていてそれは水害だとばかりに思ってたんです。
こちらの2枚のシャッターを自分で掃除して開けて中の状況を確認してあそこに、きれいにタイヤが並べてあったのがきれいに1本もなくなっていると浮いてどこかに行ったのかなと中を探しても全然ないしまさか、ここ流れ出るわけないよなと思って。
あ、バールでこじ開けて運び出した。
タイヤの痕がついている。
それで持ってかれちゃったなっていうのが初めてわかったんですけど。
≫戸締まりもされていたと?≫そうなんですよね。
≫改めて信じられないですね。
≫本当ですよ。
我々災難があって避難所に行っている最中に水を引いたあと道路は寸断されて我々もやっと、ここにたどり着いたのに。
連中はどんな格好でここに着たのか。
不思議に思いますよ。
≫ありがとうございました。
≫わかりました。
大村さん、引き取りますね。
本当に信じられないですねマキタさんこういうことしないのが日本のいいところだったじゃないですか。
こんなことあるんですね。
≫先週、金曜日「グッディ!」におめでたいメッセージカードが届いた。
差出人は…。
≫人気アイドルグループTOKIOのキーボード担当国分太一さん、41歳。
カードには結婚の報告がつづられていた。
カードとともに京都の老舗和菓子店の詰め合わせも送られ中を見てみると…。
「TOKIO」と「福」の文字が書かれている。
国分さんが生涯の伴侶に選んだのはかねてから交際宣言のあった3歳年下、38歳の元TBS社員。
2人は2003年に国分さんが司会を務めたバラエティー番組がきっかけで出会い2008年ごろから交際に発展。
スポーツ紙などによると奥様は目鼻立ちのはっきりとしたスレンダーなかわいらしいタイプで社内にも多くファンがいたという。
7年の交際を経て国分さんは結婚直前の先週、自ら緊急会議と称しTOKIOのメンバーを招集。
結婚の報告をしたという。
≫20年、苦楽をともにしたメンバーからは…。
≫と、喜びのコメントが。
一方でジャニーズファンの間では動揺が広がっていた。
≫確かに、ファンの間ではこんな都市伝説がまことしやかに語られていた。
グループで結婚できるのは1人だけ。
つまり、TOKIOでは2008年に山口達也さんが結婚をしていて国分さんは2人目の既婚者。
ファンの間でささやかれている都市伝説によれば禁断のおきて破りという形になるが…。
≫実際のところ、どうなのか。
結婚発表から一夜明けたおととい。
ジャニーズ事務所の社長ジャニー喜多川氏がスポーツ紙などの取材に対しアイドルの結婚観について語った。
日刊スポーツによると…。
≫と、前置きしながらも…。
≫責任を持って結婚するなら応援するとの発言が。
アイドルの結婚について熱烈なジャニーズファンはどう思うのか。
(雪平夏見)お父さん。
私に勇気と力をください。
(和夫)お前はなんにもわかっちゃいない!2015/09/14(月) 13:55〜14:55
関西テレビ1
直撃LIVE グッディ![字]
九重親方すい臓がんで手術していた…容態は▽鬼怒川決壊で避難指示遅れ常総市長が謝罪救出された“あの犬”を追跡…▽国分太一が結婚!メンバーらが祝福の声続々
詳細情報
番組内容
個性派人気俳優・高橋克実と報道キャスター・安藤優子がお届けする「フツーのニッポン人の見たい情報に日本一寄り添う“ちょっと硬派な、どワイドショー”」。事件、事故、政治、経済、芸能、スポーツ、グルメ、健康…、視聴者が見たい、知りたいと思うあらゆる情報を、視聴者が知りたいように、知りたいだけ伝える番組です。
番組内容2
午後の時間帯は、ニュースがまさに動いている時間帯。その「現場の今」を徹底的にLIVEで伝え、曜日ごとに登場する日替わりの芸能人パネラー、各分野で活躍する専門家ゲストが、様々なニュースに斬り込みます。
そして、ニュースだけでなく流行、グルメ、趣味、健康などの生活情報も、テーマの新鮮さ、情報量の多さで、視聴者の知りたい欲求に応えていきます。
番組内容3
『直撃LIVE グッディ!』は、そんな「視聴者ファースト(第一)」な番組です。
出演者
【キャスター】
高橋克実
安藤優子
【進行アナウンサー】
三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)
【情報キャスター】
倉田大誠(フジテレビアナウンサー)
【パネラー】
〈月〉 マキタスポーツ
〈火〉 高橋茂雄(サバンナ)
〈水〉 カンニング竹山
〈木〉 川島明(麒麟)
〈金〉 土田晃之
ご案内
※放送内容が変更になる可能性があります。
ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – グルメ・料理
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