ニュース 2015.09.15


こんにちは。
正午のニュースです。
記録的な豪雨で堤防が決壊し、広い範囲で浸水が続いている茨城県常総市で、県の災害対策本部はこれまで行方が分からなくなっているとしていた15人のうち14人と連絡が取れ無事が確認されたと発表しました。
残る1人についても、避難所にいるという情報もあり、県などで確認を進めています。
茨城県常総市では、鬼怒川の堤防が決壊するなどして広い範囲が浸水し、これまでに男性2人の死亡が確認されました。
一方、常総市は行方が分からなくなっているのは15人としていました。
15人についてきょう開かれた茨城県の災害対策本部で。
14人と連絡が取れて、無事が確認されたと発表しました。
残る1人についても避難所にいるという情報もあるということで、県などで確認を進めています。
行方不明者の情報は、家族や親族、地域の人などが本人と連絡が取れないとして、市や警察、自衛隊などに寄せられた通報をもとにまとめられていました。
その後、警察や自衛隊などが、浸水した住宅を集中的に訪ねたり家族や親族などが、避難所を訪問したりした結果、本人の無事が確認されたということです。
これまで行方不明者の数が15人とされていたのは、避難所に行かずに自宅にとどまり続けている住民がいるほか、浸水地域では電話が通じなかったり携帯電話を持たない高齢者がいたりしたことが理由とみられています。
常総市の高杉市長は、本当ならば喜ばしい話だと述べたうえで、今回の情報の食い違いについて次のように述べました。
議会に出る前の9時ごろに県とやり取りしましたがその時点では、そういう報告はなかったということです。
茨城県では、今回の豪雨で常総市を中心に住宅など1万2000棟余りに浸水被害が出ていて、災害対策本部は、排水作業を含め今後も復旧の対応を続けるとしています。
一方、栃木県。
JAのコメの集荷施設も浸水し、収穫したばかりのコシヒカリやビール用の大麦など少なくとも100トンが被害を受けました。
職員が後片づけに追われています。
日光市の鬼怒川温泉では、土砂崩れでロープウエーの駅舎が被害を受けました。
年間およそ10万人が利用するロープウエーですが、休業を余儀なくされています。
宮城県大崎市の渋井川では、きょうも堤防の復旧工事が進められています。
決壊した箇所に土を盛る作業は終わり、きょうは堤防の強度を高めるため、盛った土の上に石を並べる作業が行われています。
国土交通省は、あすをめどに作業を終えたいとしています。
次は、安全保障関連法案です。
与野党7党の国会対策委員長らが会談し、野党側が国民の理解が広がらない中での採決は認められないと主張したのに対し、与党側は、今週中に参議院で可決して成立を図る考えを示しました。
この中で民主党の高木国会対策委員長は、国民の多くが法案の内容がよく分からないとか、今の国会での採決は見送り、次の国会で継続して議論すべきだと言っている中で、強行採決は決してあってはならないと述べ、法案の採決は認められないと主張しました。
また、共産党の穀田国会対策委員長は、国民の理解が広がっていない中での採決はあってはならない。
憲法違反の法案であり廃案にすべきだと述べました。
これに対し自民党の佐藤国会対策委員長は、法案は参議院で審議中であり参議院で成立するものと考えていると述べ、今週中に参議院で可決して成立を図る考えを示しました。
自民党の谷垣幹事長は。
民主党の細野政策調査会長は。
また、自民公明両党と維新の党の修正協議が行われ、与党側は、武力行使の要件などについての考え方の隔たりが大きいとして政府案の修正には応じられないという考えを伝えました。
一方で与党側は、維新の党の主張も踏まえ安倍総理大臣の国会答弁などで武力行使ができる要件をより明確に示したいという意向を示しました。
このあと自民党の高村副総裁は党の役員連絡会で、次世代の党など野党3党との修正協議に関しては、今後の審議に資するような合意を得たいと述べました。
きのう、噴火警戒レベルがレベル3に引き上げられた熊本県の阿蘇山では、きょうも火口から300メートルの高さまで噴煙が上がっています。
気象庁は引き続き、中岳第一火口からおおむね2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
阿蘇山では、きょうも連続して噴火が発生しています。
噴煙は午前9時現在、300メートルの高さまで上がっているということです。
きのう発生した噴火。
噴煙は一時、火口から2000メートルの高さまで上がり、火口の周辺に大きな噴石が飛んだことが確認され、気象庁は、噴火警戒レベルを2から3に引き上げました。
地元の阿蘇市などで作る協議会は、周辺の道路や登山道の立ち入りを規制していますが、昨夜までに規制の範囲を一部緩和しました。
規制が緩和され、訪れることができるようになった観光地の草千里です。
土産物店では、積もった火山灰を階段からはき出すなどして朝から営業を始めました。
気象庁は、阿蘇山では今後も、きのうと同じ規模の噴火が発生する可能性があるとして、中岳第一火口からおおむね2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するとともに、風下では火山灰や小さな噴石にも注意するよう呼びかけています。
菅官房長官は、北朝鮮が来月の朝鮮労働党創立70年に合わせて事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆したことについて、アメリカや韓国などと連携し挑発的な行動を取らないよう、強く求めていく考えを示しました。
北朝鮮の国営メディアは、昨夜、新たな地球観測衛星の開発が最終段階にあると伝え、来月10日の朝鮮労働党創立70年に合わせて、事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆しました。
これについて菅官房長官は、北朝鮮の弾道ミサイルの技術を使ったいかなる発射も禁止されており、衛星の打ち上げと称する場合であっても、長距離弾道ミサイルの発射は、明確な国連の安全保障理事会の決議違反だと指摘したうえで、次のように述べました。
きのう、埼玉県熊谷市の住宅で50代の夫婦が血を流して倒れているのが見つかり死亡が確認されました。
2人とも複数の刺し傷があるということで、警察が殺人事件として捜査を始めました。
きのう午後6時ごろ、埼玉県熊谷市の田崎稔さんの住宅で、田崎さんと妻の美佐枝さんが、上半身から血を流して倒れているのを訪ねてきた親族や知人が見つけ、警察に通報しました。
2人は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察の調べによりますと、田崎さん夫婦は住宅の2階で倒れていて、腹部や胸などに複数の刺し傷があるということで、警察は殺人事件として捜査を始めました。
きのう午後6時前に、美佐枝さんの散歩仲間の女性が、田崎さんの自宅に電話した際、連絡が取れなかったため、同じ敷地に住んでいる美佐枝さんの父親と一緒に部屋の中を確認したところ2人が倒れていたということです。
玄関の鍵はかかっていなかったということで、警察が捜査を進めています。
高市総務大臣は、国勢調査の回答で使うIDやパスワードを記載した書類を配布する際、郵便ポストからはみ出すなどして抜き取られることがないようすべての自治体に注意を呼びかけたことを明らかにしました。
国勢調査は、今月10日からパソコンなどで回答するオンライン調査が行われていて、調査員が、調査で使うIDやパスワードを記載した書類などを配布しています。
これに関連して高市総務大臣は記者会見で、書類は、各世帯に手渡しで配布することが前提で、不在時には、郵便ポストから抜き取られないよう奥まで入れるよう調査員を指導してきたと説明しました。
そのうえで、書類が抜き取られることがないようすべての自治体に注意を呼びかけたことを明らかにしました。
大相撲の横綱・白鵬が、左ひざのけができょうの秋場所3日目から休場することになりました。
白鵬の休場は、横綱昇進後、初めてです。
白鵬はきのう平幕の嘉風に敗れ、横綱昇進後初めて初日から2連敗しました。
白鵬はけさ病院で診察を受けた結果、左ひざの炎症で、4週間の治療が必要と診断され、きょうから休場することになりました。
白鵬の休場は大関だった平成18年の九州場所以来で、8年前に横綱に昇進してからは初めてです。
2015/09/15(火) 12:00〜12:20
NHK総合1・神戸
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