大相撲秋場所 三日目 ▽新十両紹介 正代 2015.09.15


それが少し、炎症といいますか化のうしていたんです。
一日取組を休んだんですよ。
一日で治るわけではありませんから責任感というかそういうものを感じて翌日からは取組を務めてくれたんですよね。
そして地方のお客さんに自分の取組を見て喜んでいただきたいというそういう責任感が強い横綱でしたから今となってはね。
ちょっと無理をしてもらって申し訳なかったかなという感もありますけれどもね。
きょう病院で診療を終えた白鵬の声です。
お聞きになっていかがですか。
尾車⇒痛いというようなことは口にしない横綱ですからその横綱がやっぱり休場という決断をするということはね。
かなりやはり疲れというんでしょうか。
そういうものが重なってしまって出たんでしょうね。
考えてみれば49場所ですか。
皆勤して巡業もそして本場所もやりきってきたわけですからこういうことがなかったのがおかしいくらいですよね。
49場所横綱はこの間一日も休場がありませんでした。
初めていなくなったというところで休場です。
ファンの声です。
がっかりです。
よりによってね。
楽しみにしていたのに。
来た日に休場はショックでした。
2連敗だったからきょうは頑張るかなと思って。
無理しないで休むときは思い切って休んで来場所頑張ってもらいたいと思っています。
今まで休まない鉄人が休まれるぐらいですからやはりよっぽどかなと思うので東京だと来年1月にまた会えるのでそれを楽しみに待っていたいなと思います。
ずっと白鵬が勝っているというのはイメージとしてあるのでほかの力士にとってはすごくチャンスなのではないかなと思っておもしろい展開になればいいなと期待していますけど。
今回休場残念ですけれどもしっかりけがを治して来場所、強い白鵬を見せてもらえたらなと思います。
ファンは心配する声や温かい声がありました。
尾車さんは巡業があって白鵬は部屋が耐震の問題で連日出稽古をしていました。
調整がうまくいきませんでしたね。
早くに体を作ることができて場所前の番付発表が終わってからの稽古で飛ばしてしまって初日に来てぐっと疲れが出たような今場所はそのような調整になってしまいました。
膝にずいぶん負担がかかるような結果になる調整になったということが言えるのではないでしょうか。
ただそういう意味では稽古の貯金というのが横綱にはありますからすぐに次の九州場所で復活の優勝ということは私はありえると思いますよ。
この休場で白鵬が積み重ねてきた数々の偉大な記録が止まります。
歴代1位の横綱連続出場もあります。
きのうの722で止まりました。
このまま休場しますと幕内連続2桁勝利も51場所で止まるということになります。
そして通算連続勝ち越しも武蔵丸にあと4場所と迫っていましたけれどもこれで記録が止まるということになります。
30歳歴代最多となる35回の優勝を誇る白鵬が横綱になって以来初めて土俵にいない本場所ということになります。
いない力士でどれだけ場所を盛り上げられるかですね。
白鵬が休んだ中で横綱大関をはじめやはり優勝争いをおもしろい展開にするように責任を感じて今場所を務めてもらいたいと思います。
白鵬は不戦勝で碧山が勝ち名乗りを受けることになります。
ニュースをお伝えします。
記録的な豪雨で川の水があふれ広い範囲が浸水した宮城県大和町では、電話の通信設備が水につかり、一部の地区で固定電話がつながらない状態が続いていましたがけさまでに設備の復旧工事が終わり順次開通しています。
宮城県大和町では吉田川などの水があふれて町内に設置されたNTTの通信設備が水につかり、今月11日から落合桧和田地区などの一部で、固定電話200回線余りがつながらなくなっていました。
NTT東日本によりますと、この通信設備は家庭などからの電話回線が集められている装置で、今月11日以降、復旧工事を続けた結果、けさまでに終了したということです。
NTT東日本によりますと、確認できた回線から順次開通し、きょう中にすべての回線について、通常どおり電話が使えるようになる見通しだということです。
国連の安全保障理事会の改革を巡って国連総会は、各国が提出した改革案を整理した文書をもとにした交渉を目指すことを決定し、安保理改革を巡る議論が再び高まるのか注目されます。
国連総会では、14日、今会期の最後の会合が開かれ、15日から始まる次の会期で、安保理改革を巡る交渉を続けていくことを決定しました。
安保理改革を巡っては、理事国の枠の拡大や常任理事国に認められた拒否権の扱いなどを巡って、20年以上交渉が続いてきたものの、各国の対立が解けず、交渉の土台となる文書も作成されませんでした。
こうした中、国連総会のクテサ議長は、ことし7月、各国が提出した改革案を整理した文書を作成していて、次の会議ではこの文書をもとにした交渉を目指すことになりました。
これについて常任理事国入りを目指す日本やインドなどは、実質的な交渉に向けた前進だと評価しています。
しかし理事国の枠の拡大に反対する中国やロシアは、文書の作成は各国の対立を深めたなどと批判しているほか、拡大の方向性を巡って日本などと対立するイタリアやパキスタンなども反発しています。
生字幕放送でお伝えしています国技館です。
毎場所恒例の新十両インタビューです。
今場所の新十両は1人、時津風部屋の熊本県出身の正代です。
東京農業大学相撲部で2年生のときに学生横綱のタイトルも手にしています。
田所⇒時津風部屋の新十両力士正代関に来ていただきました。
おめでとうございます。
正代⇒ありがとうございます。
改めて関取と呼ばれるようになって、実感はどうですか。
まだ慣れないですね。
自分のことを呼んでいるのかまだ分からないぐらいちょっと言われ慣れていないので。
ここまで初日から3連勝です。
はい。
どうですか。
疲れも全然残っていませんし、一日一日充実している感じはあります。
それでは正代関のプロフィールです。
本名は正代直也さんですね。
熊本県の中央部の宇土市の出身ですね。
所要9場所で新十両に昇進されました。
初日の相撲を振り返ってまいりましょう。
まわしにこだわらずにどんどん前にいきました。
いかがですか。
そうですね。
立ち合いの勢いを利用して前に出られる感じがあったのでそのまま前に攻めていきました。
場所前から前に出る意識というものを自分の中で持っていたということですね。
そうですね、立ち合いあたって前に攻めれば内容もよくなってくるのかなと思って前に出ています。
緊張感などはどうですか。
そうですね。
やはり幕下のときとはひと味違うような緊張感がありますね。
どんなところでいちばん緊張を感じていますか。
幕下時代は胸を借りるような気持ちで十両の方々と相撲を取らせてもらっていましたが今回はこちらが勝負に出るような感じで気持ちもだいぶ違いますね。
緊張感はひと味違う感じがします。
このインタビューのときも緊張されているようですが、大丈夫ですか。
そうですね。
ちょっと汗が。
止まりませんか。
そうですね。
口がどんどん乾くとおっしゃっていましたね。
そうですね。
用意していただいたのが東京後援会からいただいた化粧まわしです。
立派な富士山が描かれています。
これに込められた思いを聞いていますか。
込められた思いは分かりませんが代々、東京後援会からいただくのはこの柄と決まっています。
横綱双葉山関の梅の花もあしらわれています。
これを着けるとやはり気が引き締まる感じがします。
重責ですね。
そうですね。
このほかにもたくさんの4本の化粧まわしをいろいろなところからいただいて、周りからの周囲からの期待の声はどのようにかけられていますか。
やはり化粧まわしの数が多ければ多いほど期待も大きいと思うのでまあそうですね。
プレッシャーに感じる部分もありますけれどもでもその分うれしい気持ちもあります。
関取は熊本県の宇土市のご出身で生まれたときのお写真、生後7か月のときの写真を用意させていただきました。
かわいらしいお子さんで子どものころはどんなお子さんだったんですか。
そうですね。
人見知りが激しかったのではないかなと思いますけれども。
そのことを感じさせないぐらいまぶしい笑顔です。
昔はかわいいと言われていたんですけど。
そんなことないですよ、何をおっしゃいますか。
そしてもう一枚。
小学校3年生のとき中央でピースサインを送っているのが正代関です。
地元の少年クラブの先輩方との写真だということです。
小学校1年生のときから相撲を始めたということですがきっかけは何ですか。
もともとは地元のほうに相撲クラブであって友達と家の近くの公園で遊んでいたところをちょうど相撲クラブの監督の方が通りかかって人よりも少し体が大きかったので君、体が大きいね。
ちょっと相撲をやってみない。
車に乗ってよと言われて連れて行かれたのがきっかけです。
半ば強制的に相撲の道にいったわけですね。
そうですね。
自分から相撲をやってみたいという感じで始めたわけではないので。
でも実際にやってみてどうでしたか。
そうですね。
最初の大会で県で入賞を何度かして親もやっぱり本格的にやらせようと思ったのではないかなと思います。
そんな中で小学校5年生のときにはわんぱく相撲で全国大会に出場しました。
このとき初めて全国大会に出場されたということですね。
全国でベスト32まで進みました。
初めての全国の大会で相撲を取ったというのはどんな印象でしたか。
初めての全国大会、初めての国技館ということでやはりお客さんの数も県の大会よりかは本当に10倍ぐらいいたのではないかなというまずその場の雰囲気に飲まれる感じがありました。
でもそれから何年もたってその国技館で今場所新十両として迎えるというのは感慨はいかがですか。
そうですね。
小学校のとき相撲を始めたんですがそのときは思い描いていないような感じででも順調にことが進んでいるのではないかなと思います。
このあとも土俵上の一番が終わったあとに再びお話を伺います。
ともに1勝1敗です。
北はり磨は新十両から3年半かかって新入幕を懸ける場所になりました。
29歳の北はり磨、今場所勝負の場所です。
首の状態が思わしくなくその中でのここまで1勝1敗です。
朝赤龍は34歳3年ぶりの幕内復帰を果たしています。
式守錦太夫が合わせます。
引き落とし、朝赤龍の勝ち。
返り入幕、朝赤龍が2勝1敗初めての幕内の土俵、北はり磨は1勝2敗です。
久しぶりの幕内の土俵は気持ちいいと朝赤龍、話していました。
きょうは北はり磨の出足を止めました。
きょうは立ち合いに右に変わる感じで注文をつけました。
北はり磨、うまく攻めてはいきましたがはたかれるときに足が、そろってしまっていました。
もう一歩、足が送れませんでしたね。
では再びインタビュールームから正代関の声をお届けします。
正代関に伺います。
熊本県の非常に相撲の盛んな都市のご出身ですね。
中学も宇土かくじょう中学相撲の盛んなところで相撲を続けてこられました。
そのあと東京農業大で進まれました。
東京農業大学の2年生のときに学生横綱に輝きました。
そのときのVTRご覧いただきましょう。
この一番いかがですか。
そうですね。
だいぶ攻め込まれてるなというのとだいぶ幼い顔をしてますね。
ガッツポーズも考えていましたね。
今画面で見ると少し恥ずかしいです。
学生横綱に輝いてから大学を卒業してこの角界に進んできました。
幕下付け出しの資格を得ながら卒業してから入門されていますね。
どうしてですか。
私の当初の目標が団体優勝だったのでそれを目標達成していないので個人優勝をして付け出し資格をいただけたからと言って途中中退してきょうのものではないと思っていました。
実際に角界に入門してから所要9場所一度も負け越すことなく、新十両に昇進されました。
では親方のインタビューお聞きいただきましょう関取に上がれた要因は何でしょう。
もともとちょっと腰高の相撲を取るのでじっくり腰を割ってから立てという指導していきました。
それと押す、地力がちょっとついてきたなと思います。
どんな力士になってほしいですか。
馬力があるのでそれを生かして圧倒するような相撲取ってほしいですね。
地位としては。
いけるところまで、上を目指してほしいです。
直系の大学の後輩ですね。
しっかりと稽古させて上に上がれるように、頑張らせたいと思います。
いかがですか。
腰が高いのは昔からなのでそれをちょっと改善していきたいですね。
少しずつ、腰を低くしていきたいと思います。
その先の大きな目標、どんな力士、どんな相撲を目指しますか。
前に攻めていって後ろで相撲を取らないような感じで常に前に攻めていきたいです。
きょうは、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
今場所、唯一の新十両正代関のインタビューをお届けしました。
土俵上は青狼と蒼国来です。
初日から2戦2勝と白星を並べている9人の1人蒼国来です。
寄り切り、青狼の勝ち。
青狼2勝1敗。
蒼国来返り入幕は2勝1敗です。
向正面、振分さんです。
よろしくお願いします。
青狼の攻めよかったですね。
そうですね。
最終、手を出し一気に攻めようとしたんですが蒼国来が腕を引こうとしたのか左上手を取ろうとしたのか。
引き付けてから相撲を取ろうとしたんですがとにかく一気に攻めていきましたね。
前まわしも前みつから、いいところを青狼は引いていましたね。
それで少し蒼国来が左上手を取ろうとしてもそれでも青狼は攻めていきました。
青狼はきょう、いい相撲で勝って2勝1敗です。
秋場所三日目の中継ですがいつもと違う角度で中継をご覧いただくことができます。
西の升席にカメラを設置しています。
このカメラから見るとちょうど西側からこのように見えます。
西の力士の背中東の力士の顔が見えます。
座る位置によっては見え方がずいぶん変わりますね。
そうですね。
逆に見られているほうとしてはどこからでも見られていますから非常に本場所というのは力士は緊張しますね。
きょうも午前中に満員札止めとなりました。
10時ちょうどに札止めとなりました。
平日で2度目、初日から続いています。
ありがたいですね。
白鵬は休場になりましたからほかの力士がしっかりといい相撲を取ってお客さんに満足していただけるような秋場所にしなければいけませんね。
白鵬が49場所一人横綱を支えてきました。
今まで白鵬1人に頼ってきた分しっかりとここで留守を守るような気持ちでいい相撲を取ってもらいたいですね。
出し投げ、時天空の勝ち。
ベテランが若手を退けました。
時天空2勝1敗、英乃海1勝2敗です。
両者は右四つ得意で右四つになるんですが時天空の右手の上手を引いて相手の逆のかいなを引くような。
英乃海の右の差し手をしっかりきめました。
右から抱え込んで。
英乃海としたら右の膝をはって、時天空の左の上手をきって進みたかったですね。
張り差しから上手この上手が深かったです。
英乃海は動きが止まってしまうんです。
あたった勢いで攻め込んでいかないとじっとしてしまうと時天空のうまさというのが出てきますよね。
ここから英乃海の右腰のあたりを引こうと右の差し手を殺そうとしてるんですね。
英乃海を逆に右の肘をはってきりたいところです。
最後は左からの鮮やかな上手出し投げでした。
初日は新入幕の大栄翔を突き落としで破ったりと関所の番人のような若手の壁となっていますね。
時天空は勝って、2勝1敗です。
汗が光っています。
時天空の花道です。
きょうは西の升席にカメラを設置しています。
先ほどの、西のカメラの映像をこのあともご覧いただきます。
時折スロー映像も交えながらご覧いただきます。
かわる土俵は新入幕の大栄翔に北太樹です。
両者初顔の一番です。
土俵上は大栄翔に北太樹ですけれども先ほどの西の升席のカメラからどのように見えるか少し見ていきたいと思います。
西のカメラから見るとちょうど土俵下の東の控えに腰を下ろしている力士の表情がよく見えます。
千代鳳は上のほうを見渡していますけれども話を聞きますと必ず控えでやることは周りを見渡すということです。
電光掲示板がぼやけて見えるときは自分が緊張している状態くっきりと見えるときはリラックスしてよい精神状態ということです。
東の控えでいつも自分の精神状態を確認するということです。
おのおのいろいろな見方があると思うんです。
ずっと対戦相手の顔を見つめているという力士もいます。
自分の出番前の相撲、土俵の展開を見ている力士もいますしいろいろな自分なりの目のやり場というんですか。
違いますよね。
同じ部屋の千代鳳、千代大龍が並んでいますけれども尾車さんは土俵下で必ずしていたことはありますか。
僕は控えに入ってくると大体、対戦相手の胸の辺りをじっと見てました。
目ではなくて胸の辺りですね。
自分で心を落ち着かせていました。
土俵上の相撲が始まると相撲を見るようにしていました。
千代鳳の視線の先には誉富士。
千代大龍の視線の先には対戦相手の勢がいるということです。
制限時間いっぱいです。
東の新入幕の大栄翔幕内として初めてということで土俵下の力士座布団これが高くてふかふかで気持ちいい。
幕内を実感したということです。
自分の名前で染めた自分の座布団というのは気持ちがいいでしょうね。
きのう新入幕初白星千代大龍のあたりに下がらず、頭からのあたり、突き押し非常にいい内容でした。
21歳幕内3連勝です。
景気のいい相撲を取りますから、これから伸びてくるとおもしろいですね。
突き押しが持ち味です。
対するは32歳なりました北太樹です。
初顔、木村元基が合わせます。
寄り切り、大栄翔の勝ち。
北太樹は得意の左が入って一気に寄り切りたかったんですが大栄翔が土俵際で体を入れ替えました。
大栄翔、左四つでも相撲を取ります。
新入幕2勝目を挙げました。
土俵際の逆転のあたりも詳しく見ていきます。
振分さん立ち合いは五分で大栄翔はきょうも腕が伸びましたか。
伸びていましたね。
北太樹と打ち合いになったようですが、北太樹がひるんだような感じに見えました。
それでも北太樹はこらえて左から組んでいこうという感じでしたが大栄翔の直感が鋭かったんでしょうかね。
うっちゃったような感じがありました。
体を入れ替えたような感じになりましたかね。
勘ですかね、ここは相撲勘というような。
体の反応ですね。
追手風部屋では遠藤、大翔丸あたりと毎日稽古をして場所前鏡桜が出稽古に来て充実の稽古を積んだ大栄翔です。
白星先行、あすは千代鳳です。
初日黒星のあと、2連勝。
土俵の上でも土俵下でも緊張しないという気持ちが強い、強い心臓を持つ大栄翔です。
すごいですね若いからね。
ひるむこともあるかなと思うんですけれどもなかなかいいんじゃないですか。
早く上に上がって、横綱大関との対戦が見たいですね。
土俵上には先ほど話をしました千代鳳。
対戦相手は誉富士です。
きょうは千代鳳土俵に上がる前、精神状態はどうだったでしょうか。
対する誉富士は土俵に上がったときに相手の体が大きく見えたり小さく見えたりすることで精神状態が分かるということです。
それは分かります、小さく見えるときは調子がいい大きく見えるときは調子が悪いということはありますね。
再び東の控えを見ていきます。
西のカメラ正面先ほどもせきばらいをしています千代大龍。
千代大龍は何度もせきばらいをしています。
土俵下では支度部屋よりいちばん緊張するということです。
そのときにすることは高校や大学の監督からまずは観客席を見渡してお客さんの顔を見るようにアドバイスを受けているということです。
そうすると緊張がほぐれて伸び伸びとした相撲が取れるという話をしてました。
今は目を閉じて精神統一というんですかね。
していますね。
まずは見渡して有名人がいないか探しているということでよく林家ペーパーさんを見つけますということです。
緊張をほぐすためだということです。
一人一人の顔を見る余裕がありませんでした。
誉富士は、きのうは勢を引かせるいい押し相撲を見せました。
引き落とし、千代鳳の勝ち。
攻防ある相撲に館内拍手が沸き起こりました。
流血しています誉富士。
気迫のこもったすばらしい相撲、引きにも落ちず、どんどん攻めさせてからの最後は引き落としでした。
べったりと土俵の土をもらいました誉富士です。
振分さん、誉富士は少し立ち合い考えて立ちましたね。
まともに、突きを食らいたくないと思って少しずらした立ち合いをしてそれで崩そうとしたんですが途中で体の状態だけが前に出ちゃったのかなという前に行こうとして上体が浮いたところを千代鳳に引かれたじゃないかなと思いました。
千代鳳は引きに落ちずに突き起こしてのはたき込み。
足が動かなかったです。
返り入幕千代鳳が2勝1敗となりました。
西のカメラの映像です。
誉富士が右に動いたのはよく分かります。
回り込んだ分だけ攻め合いが。
そうですね。
右から右からと誉富士は考えてよく突っ張っているんですけど、足が出なかったです。
千代鳳の重さというのがなかなか崩しきれなかったですね。
せっかく私もきょう解説をさせていただいていますからひと言言っておかなくてはいけないんですが誉富士は本当によく稽古をしています。
きょうは負けましたけれどもね。
巡業中によく稽古します。
いちばんしてるというか平幕の中ではいちばん稽古をしていると言っても過言じゃないくらい、よく稽古をします。
きょうは負けましたけれども攻防のあるよく体が動いてお客さんが見ておもしろい内容のいい一番になるんですよね。
どちらかが勝ってどちらかが負けるのはしょうがないんですけれども。
稽古を積んでこないとすぐ簡単に引いたら落ちる寄られたら出る、攻防がないんですよね。
だから稽古が大事なんです。
この場所前は夏巡業が20日間に及ぶ日程になりましてそれが終わってから本場所に臨む場所であります。
土俵上は千代大龍に勢です。
千代大龍は土俵の控え周りを見渡しながらこの土俵に上がったときは全く緊張しないという話をしてました。
逆に対戦相手の勢のほうは控えでは体の一部を動かすようにしているということです。
支度部屋で動かした体を控えで完全にゼロにならないように、体を動かすということです。
ずっとあぐらをかいて控えに座ると緊張感で体が動かなくなりますからそういうしぐさをするのはいいことかもしれません。
高見盛の振分さんは現役時代どのようなことを考えていましたか。
花道で気合いを入れて土俵まで来て控えに座ったらまず対戦相手をみます。
対戦相手の目を見て半分は対戦相手を見てそれ以外の部分は土俵の上を見て自分の中で集中するつなぎにしたいと思っていました。
人それぞれ国技館に入ってくるときから右から回ると勝つ気がするとか左から支度部屋に行ったほうがいいとかいろいろなこと。
はたき込み、勢の勝ちです。
最後は体が離れて勢は、尻もちをつくような形になりましたが軍配は勢です。
立ち合い両者へ思い切ってあたっていきました。
いいあたりでしたね。
何とも言えない体当たり。
その音がしました。
お客さんもどっと沸きました。
勢のそれこそ勢いが勝ちましたね。
立ち合いのあたり頭からあたっています。
逆に千代大龍はあごが上がってしまいました。
あたった瞬間に引きにいっていますね。
ですから、どうしても足がそろってしまいます。
上体が浮くそこをうまく突き落としたという相撲でした。
やはり立ち合いのあたりが大事です。
この一番はまさに立ち合いのあたりから流れが変わっていったんですね。
鏡桜に、力水をつける勢。
千代大龍、1勝2敗となりました。
千代大龍のリポートです。
自分の取組をモニターで確認して苦笑いをして帰ってきました。
あたりはよかったんですが、そのあと自分から引いちゃだめですね。
また次に向けて反省のことばが、出ていました。
千代大龍は痛めていた左の足の土踏まず夏巡業を休んで北海道の部屋の合宿には参加をしながら場所前は友綱部屋に出稽古に行きました。
1勝2敗となりました。
白鵬が横綱になって初めて、休場となりました初日二日と敗れ休場となりました。
横綱に昇進し8年余り初めて、初日二日と連敗して左膝の違和感を訴えてきょうから休場です。
白鵬が横綱になって以来初めて白鵬が土俵にいない今場所です。
尾車⇒この盛況が続くようなやはり激しいいい相撲。
白鵬がいない中で全力士、責任感を持って取ってほしいですね。
攻防のある相撲には館内が反応してきますよね。
いい相撲を見に来ようとそういうお客さんが増えてくれないといけませんね。
白鵬がいないのならば相撲を見に行くのをやめようかなそういうのは、ほかの力士の責任です。
そこは各力士を考えて土俵を務めてほしいと思います。
寄り切り、鏡桜の勝ち。
館内少しどよめいています。
鏡桜が速い相撲で勝負を決めましたがお客さんの反応というのは。
そうですね、やはり攻防がないとちょっとがっかりしたような感じにはなりますね。
立ち合い左に動いて鏡桜が寄り切って勝ちました。
旭秀鵬もこのぐらいの変化は少し残してほしいですね。
鏡桜勝って2勝1敗です。
旭秀鵬は敗れて1勝2敗。
かわる土俵は琴勇輝と豊ノ島です。
尾車さんから先ほど夏巡業の話がありましたが17か所20日間に及んだ夏巡業日程が20日間に及んだのは16年ぶりということでした。
場所も盛況でしたが夏巡業も盛況でした。
おかげさまで、どこの会場もたくさんのお客さんに埋まっていただいて大変ありがたいと思っています。
今は背中が見えている豊ノ島ですが、夏巡業サインの行列ができていましたね。
そうですね。
近づきやすい力士ですね豊ノ島は常に笑顔でせっしていますしまた子どもに稽古をつけるときは自分のほうから子どもに投げさせて背中に、砂をつけて子どもも喜ぶ館内のお客さんも喜んでる光景をよく見ました。
サービス精神旺盛です。
振分さん豊ノ島きのう、遠藤、左半身重たい腰残して出し投げときのうの相撲、豊ノ島の持ち味を存分に発揮した一番ではなかったですか。
立ち合い思うとおりあたりましたし懐に入ったり横に動いたり、とにかく動きが速いです。
では西のカメラちょうどベテラン安美錦が入ってきました。
安美錦幕内最年長向こう側豪風その次の年長力士です。
ともに36歳尾車部屋の豪風も13年余り、土俵を務めています。
幕内の相撲長いですね。
本当に頭が下がる思いですし小さな体で頑張っていますね。
恵まれたものがあるわけではありませんがここまで幕内で務めるということは私の頭が下がります。
ほっ!
気合いの声
突き落とし。
豊ノ島の勝ち。
丸い体で土俵を回りうまく使いました。
豊ノ島、初日黒星のあと、これで2連勝としました。
2勝1敗です。
決まり手は突き落とし。
琴勇輝、1勝2敗です。
豊ノ島はきょう踏み込みよかったですか。
そうですね。
きょうは琴勇輝が思い切って出てくる力士ですので豊ノ島としても立ち合いから思い切り踏み込みましたね。
そのあと、下からうまくあてがいました。
左は差せませんでしたがこのあと琴勇輝の突きを下から下からかち上げています。
琴勇輝はどうしても上突っ張りになりますから下から跳ね上げられてしまいますね。
このあと琴勇輝押し返すそして腕が伸びる。
しかし豊ノ島はまわしの位置が動きません。
この豊ノ島のやわらかさこれが持ち味ですね。
きのうの相撲もそうでした、遠藤戦です。
豊ノ島は足が伸び切りません。
まわしの高さ、位置が変わりませんね。
上体はのけぞりますが。
上半身はやわらかく、下半身はどっしりこれが豊ノ島の特徴です。
豊ノ島も上背があるわけじゃありません。
独特の相撲のタイプですね。
味わいがありますね。
そのとおりです。
豊ノ島、今上背がないという話がありましたが尾車部屋豪風も1m72cmあまり上背がありません。
きょうの相手は186cm199kgの臥牙丸です。
身長差は14cm。
体重差は50kgあります。
横から見ても一回り大きな臥牙丸これを升席のカメラで見てみましょう。
西のお客さんはどう見ているか。
臥牙丸の背中、豪風がそんきょをすると隠れるような形になります。
そうですね、ですから豪風の視線からすると周りが見えないでしょうね、臥牙丸の体で。
リポートです。
豪風は突っ込んできたり、いなしてきたりとてもやりづらいと臥牙丸も言っています。
数字では勝っていますがただ一気に持っていかれないようにしっかりあたって中に入られないことを考えていつも相撲を取っています。
体の小さい力士というのはほとんど動きが速い人が多いので好きではありませんとても嫌ですと臥牙丸は話していました。
ただ、合わせる相撲を取ってはいけません低く構えることが大事です。
よく見ながら動きについていけるように。
これが大事だというふうに語っていました。
豪風のほうは、大きな相手どのように取ればいいですか。
もちろん立ち合いいなす、あたってすぐにいなす横から攻めないことにはだめですね、まっすぐではいけません立ち合いのあたりが大事です。
変化をすると持っていかれてしまいます。
押し出しました臥牙丸の勝ち。
懐に入れませんでした。
少し豪風が隠れるような大きな背中、大きな体の臥牙丸豪風をうまくしとめました。
豪風はきょうはあたってはずでまっすぐ持っていきましたね。
低いいいあたりでしたね。
やっぱり重たいからまっすぐでは土俵の外まではなかなかね。
豪風のいい突き放しはずであてがっていいですよ。
右のかいな豪風の左の肘を跳ね上げるようにして押し返しましたよね。
最後回り込もうとして右からの攻めでした。
右を下から押っつけるようにして残そうとしたから残せたんです。
上からだと豪風にひとついなされていたら落ちたかもしれませんね。
西の映像でした。
とにかく大きな体の臥牙丸右手をうまく使っていましたね。
小兵が大きな力士を倒すには、こういうふうにいくんだぞというような立ち合いからの流れでしたが。
しかし前半戦攻防のある相撲が多くて本当に、お互い立ち合いから思い切ってあたるようないい相撲が続いていてなかなかうれしいですよ。
白鵬が横綱になって初めて休場してどうかというふうに、尾車さんが話している中でほかの力士が存分に力を発揮しています。
白鵬の休場に対してみんなが感じるところがあるんじゃないですか。
ぜひそうあってほしいです。
白鵬という力士は土俵にいても大きいし休んでも大きいという力士だということですよね。
いなくなって休場となって改めて感じるところが多く各力士そしてファンの皆さんにもあるかもしれませんね。
なんとか15日間この白鵬の休場の穴を埋めるべく存分に各力士がいい相撲を取ってお客さんを沸かせてもらいたいですね。
上機嫌で臥牙丸が帰ってきました。
豪風に立ち合いであたったあとにすぐにいなされるかもしれないということが頭にあったようでそれで少し下がってしまったということです。
ただ一気に持っていかれることはないと思っていましたとその辺りは自信をのぞかせていました。
右の使い方非常にうまかった臥牙丸。
花道の声は藤井アナウンサーでした。
白鵬が初めて初日二日と敗れて休場となる中初日二日と連勝をする力士は三役平幕そして横綱を合わせて9人しかいません。
そのうち蒼国来敗れました、平幕の玉鷲とベテランの安美錦が初日二日と白星を並べています。
向正面は高見盛の振分さんです。
安美錦とは新十両も新入幕も一緒でした。
このベテラン、幕内最年長になりました。
どう見ていますか。
振分⇒両足をけがをしていて昔のような俊敏な動きができないと思うんですが、けっこう粘り腰がすごくて頑張っているというところは尊敬できますね。
幕内最年長となってきのうは1300回の節目の幕内の土俵でした。
そのあとの期待というのは同じ青森県出身力士としてはどうですか。
こういった動きというか粘りの相撲というものはまだまだ頑張って見せてもらいたいと思いますね。
技もまだまだ鮮やかで魁聖を肩すかしで鮮やかに下しました。
きょうは阿夢露との初顔の対戦です。
阿夢露は西の前頭7枚目1勝1敗です。
木村晃之助が合わせます。
寄り倒し、阿夢露の勝ち。
安美錦も2勝1敗となりました。
平幕で初日二日と白星を並べているのはあとは玉鷲のみとなりました。
向正面は高見盛の振分さんです。
頭であたって突き起こしていなすところまでは安美錦のいつもの流れかと思いましたがそのあとどうでしたか。
そうやって相手を崩してそれで自分の相撲の形に持っていくというのが安美錦の相撲なんですけどちょっと阿夢露が粘っているような感じがしましたね。
安美錦が左の前まわしを引きます、阿夢露も絞っていますね。
力で絞ってそれで自分の形にしようとしているんですけれどもそこでそのあと普通は残れたとは思うんですけれども安美錦はでもやはりうまく土俵を使って残ることができませんでしたね、きょうは。
うまく右足を運んだ阿夢露が勝ちました。
きょうの幕下上位の結果です。
十両この一番石浦、明瀬山戦です。
実況
左が入りました石浦です。
引いた。
そこを明瀬山が出ますがうまく回り込みます。
左を狙う明瀬山。
押し出し、明瀬山の勝ち。
明瀬山は元気で3連勝としました。
幕内前半戦最後の相撲、人気の遠藤が土俵に上がって館内一気に沸き上がってきました。
ここまで1勝1敗、魁聖は2連敗です。
けがから復活してきている遠藤場所前、部屋で話を聞きますと左膝の状態は秘密ですという話です。
だがしっかりとまだ完治をしたわけではないという話をしています。
きのうの豊ノ島戦も攻め込むところ左足の運びが万全ではないように感じました。
きのうは攻めが長くなってくるとだんだん痛めて膝に負担がかかってくるんですよね。
だから本当に一気に寄るといいますか一気に攻める、そういう相撲が取れないときのうのようになるんですね。
先場所や先場所前の巡業や連合稽古など充実していましたね。
大けがからここまでよく戻ってきましたよね。
そして立派なのはサポーターがありません。
稽古場でもありません。
魁聖はここまで白星がありません。
前回は遠藤の左そして魁聖の右差し手争いから遠藤が勝っています。
幕内前半戦最後の一番です。
拍手と歓声
遠藤押っつけて寄る。
寄り切り
拍手と歓声
遠藤が勝ちました。
大歓声に包まれる国技館です。
遠藤人気はもちろんですが攻防のあるいい内容でしたね。
相撲内容がよかったですよ。
きょうは立ち合いからすぐに得意の左が入りました。
ただそのあと魁聖にも上手を許してそうですね。
右から絞って前みつを引いて前に出たかったんですけれども魁聖はそこでよく右の上手1本で上手投げで体を入れ替えられて一気に体を預けましたがここはよく遠藤は残しましたね。
本当によく残った何度もよく残りましたね。
右の上手が深いんですけれども1枚でしたが離しました。
このあたりがうまいです。
そのあと絞りました。
そして前みつを引いて最後は魁聖の体が完全に起きてしまいましたね。
絞ってから深い上手を離して絞ってからの前まわし。
左のかいなで右の上手も切りましたね。
最後は上手も切っていましたね。
その辺りが遠藤のうまさです。
右からも左からも攻めがありま
お伝えします。
高市総務大臣は、広い範囲が浸水した茨城県常総市を訪れて、高杉市長と面会したあと、記者団に対し、早期の復旧に向けて、被災した自治体の資金繰りに影響が出ないよう、特別交付税の交付など、財政支援を検討する考えを示しました。
茨城県常総市を訪れた高市総務大臣は、市役所で高杉市長と面会し、この中で高杉市長は、被害が大きく、復旧に多額の費用や時間がかかる見通しだとして、国の支援を求めました。
これに対し、高市大臣は地方交付税の前倒し交付について省内で指示を出し、大急ぎで作業させていると述べ、当面の資金繰りを円滑にするため、11月に交付する予定の普通交付税の一部を繰り上げて、今週中にも交付する考えを伝えました。
このあと高市大臣は記者団に対し、次のように述べました。
裁判所で調停が成立したあとも、消費者金融に払い過ぎた利息を返すよう求めることができるかどうかが争われた裁判で、最高裁判所は、調停が成立していても、いわゆる過払い金の請求は可能だという初めての判断を示し、借り手側に有利な判決を言い渡しました。
最高裁判所は、平成18年に利息制限法を超える金利を原則認めない判断をしていますが、今回の裁判では、原告の女性が平成14年に消費者金融と話し合い、裁判所で特定調整を結んだため、この調停が有効かどうかなどが争われました。
判決で、最高裁判所第3小法廷の大谷剛彦裁判長は、調停は有効だが、このケースでは、借金をどうやって返済していくかなどが話し合いの目的だ、過払い金を返してもらうことができるかどうかは、当時の調停には含まれていないので、調停が成立していても、いわゆる過払い金の請求は可能だという初めての判断を示しました。
過払い金を巡っては、事前に業者と話し合って、特定調停に同意していたことが争点となるケースもありますが、調停は有効とする一方で、借りて側に有利な判断をしたきょうの判決は、今後、同じような裁判にも影響を与えそうです。
生字幕放送でお伝えしています再び東京の両国の国技館です。
幕内前半戦の結果をお伝えします。
十両の北はり磨は初めて幕内の土俵で相撲を取りましたが朝赤龍に敗れました。
白鵬が横綱になって初めて初日二日と連敗、そして横綱昇進後初めての休場となりました。
きょう碧山が不戦勝となります。
横綱に昇進して8年余り横綱在位49場所の白鵬が横綱になって以来初めて休場します。
白鵬が土俵にいない今場所幕内前半戦は活気のある相撲を各力士が見せてくれました。
後半戦の最初は徳勝龍と宝富士から始まります。
徳勝龍は左のふくらはぎに大きなサポーターが見えます、きのうまではテーピングでしたがきょうは真新しいサポーターが見えます。
先場所右の足首をけがして骨折というところですがそれをかばっているうちに左足にもふくらはぎに張りが出てきたということです。
対戦相手は今場所締め込みを替えました。
押し出し、宝富士の勝ち。
きょうも力強い相撲を見せました。
宝富士2勝目を挙げました。
徳勝龍3連敗です。
向正面に高見盛の振分さんです。
振分⇒右からの攻め最初は徳勝龍が攻め込もうとしたようですが引こうとした動きを見せました。
それをうまくいなしてゆっくり、よく見て押していきましたね。
右から押っつけて、まわしにはこだわらない攻めでした。
そうですね。
それでも徳勝龍の引こうとする動きについていっていました。
うまくいなしたという低いところで寄っていきました。
三役復帰を早く果たしたいと話していました宝富士2勝目です。
幕内後半戦、2番目の相撲。
逸ノ城と高安です。
好取組です。
東の逸ノ城は今場所初めて大いちょうを結っての土俵です。
ここまで1勝1敗。
きれいな弧を描いた大いちょうが頭の上に乗っています。
初日の宝富士戦などは前に出る相撲を見せたかったということですが差し手争いからどんどん押し込んで前に出ていました。
きのうは、相手の攻めに引いてしまってここまで1勝1敗。
向正面高見盛の振分さん。
ここまで逸ノ城どうご覧なりますか。
初日の相撲は、万全の相撲に見えました。
きのうの相撲はちょっと逸ノ城の悪い癖が見えましたね。
どの辺りですか。
途中でいきなり引くという癖です。
あれで、上体が浮いて下がってしまいました。
場所前の稽古では頭であたる前に出る相撲を見せていましたがやはり逸ノ城は前に出てほしいと感じてらっしゃいますか。
そうですね。
もっとどんどん攻めの相撲を見せてほしいですね。
対戦相手は高安です。
ここまで両者の対戦は逸ノ城が右を差しにいきますが高安が右差しを許さない相撲が続いています。
高安の速い攻めに逸ノ城が対応できていない相撲が続いています。
高安はきのう豪栄道を破っています。
1分が経過しました。
寄り倒し、逸ノ城の勝ち。
高安大丈夫でしょうか。
左の膝の辺りを少し押さえているようです。
落ちたときでしょうか。
膝の上の辺りを押さえています。
起き上がることができません。
高安が土俵に戻れないまま逸ノ城が勝ち名乗りを受けます。
下がって大きな力士に攻め込まれて投げを打つとけがのもとなんですね。
下手投げで呼び込んでしまいました。
攻められても攻め返すという気持ちで取らないといけません。
大事に至らなければいいですが。
やはり左足をかばっています。
車いすで西の花道を下がることはできず車いすで運ばれていきます。
目をつぶって痛みをこらえる表情です。
つらいですね、私も何回か運ばれましたがこの瞬間というのは、何とも言えない気持ちです。
痛みもあるでしょうし。
悔しさもあります。
不安といろんなものが入りまじります。
出足の相撲だったんですが右から逸ノ城に振られましたね。
できれば左を押っつけながら右の前みつを引きたかったですね高安は。
逸ノ城もなかなか手を伸ばしますが高安前まわしを許してもらえませんでした。
この投げ、最後の投げは危なかったですね。
大きな逸ノ城を呼び込んでしまいました。
逸ノ城が完全に覆いかぶさる形ではなかったですが。
ものすごい形になって逸ノ城が上に乗ったわけではありませんが早く自分の足が送れませんでしたね。
足を折り曲げてしまいました。
高安は大事なければいいですが。
ではあすの十両の取組です。
あすの幕内の取組です。
黄色の数字は過去の対戦成績です。
白鵬が三日目、横綱になって初めての休場となっています。
横綱に昇進して8年余り左膝の炎症ということで初めての休場です。
佐田の海に玉鷲です。
対戦は佐田の海が5戦5勝としています。
玉鷲は今場所2連勝です。
押し出し佐田の海の勝ち玉鷲は2勝1敗となりました。
これで平幕の勝ちっぱなしはきょう三日目で早くもいなくなりました。
対戦成績はこれで佐田の海は6戦6勝としています。
佐田の海はこの応援の大きな文字の中秋場所初日を出しました。
1勝2敗です。
玉鷲が大きく頭からあたっていますが。
引きましたね。
これで呼び込んでしまいました。
下から跳ね上げられるように突っ張りを防御されるもんですから辛抱たまらずに引いてしまいました。
我慢していれば押し切れる。
引いてしまったところに乗じて佐田の海に出られてしまいました。
佐田の海はすっと下からはずで押し上げる攻めは見事でしたね。
佐田の海は最近は簡単に退くことがなくなりました。
押し切られることがなくなりました。
西の2枚目ですからね。
しっかり力をつけてきました。
勝ち越していきますと三役というめもありますね。
よく稽古しますよ。
巡業中も毎日やっていましたの佐田の海は体も大きくありませんがじわりじわりと力をつけてきています。
負け越しましても大負けはしません。
最近は上位にとどまっています。
確かに夏場所3枚目今場所3枚目です。
地力がついた証拠ですね。
もう一息で、三役ですね。
お父さんに並ぶんじゃないでしょうか。
藤井リポート高安の情報です。
車いすに乗って診療所に向かいました。
左の膝を、押さえたままうめくような小さな声は聞こえますがどこを痛めたという答えは返ってきませんでした。
左の膝を手で押さえていますから間違いなく左膝を痛めていますが診療所で今診療を受けているところだと思います。
かなり苦しそうでした。
尾車さんも膝のけがを経験されていますがどうですか。
きょう痛いならあすはもっと痛いでしょうね。
今は興奮していて痛みがはっきりしていないと思います。
その時点でそれだけ痛いということはあすはもっと痛いでしょうね。
腫れが出てくるんじゃないでしょうか。
けんとか切れてなければいいと思いますが骨折がなければいいと思います。
衝撃で捻挫で痛いのであればいいのですがしっかり治して出てこなければいけないと思います。
土俵上は栃煌山と隠岐の海です。
平幕の3連勝の力士はいなくなりました。
先場所10勝を挙げた栃煌山がここまで5日間、力強い攻めを見せています。
田所アナウンサーのリポートです。
初日よりも二日目より以降のほうがだんだん攻めがよくなってきている。
下半身がよくなって落ち着いて攻められていると話していました。
大関昇進への思いをききますと関脇に上がったときも1つ上の大関を目指してきたので一番一番が出るように頑張ってきました。
きょうの相手に対しては下からどんどん押していきたいと話していました。
その辺りがきょうの対戦相手隠岐の海ですが対戦成績の隠岐の海がリードしています。
隠岐の海の懐の深さに栃煌山がやられてしまうことが多いですね。
ちょっとやりづらいでしょうね。
隠岐の海の懐の深さが今は生きているという相撲が多いですね。
ですから栃煌山としては下から押し上げたいですね。
この隠岐の海戦は大事ですよ。
苦手を克服しないと大関には上がれませんか。
ここまで2連勝、栃煌山です。
もろ差し、寄り切りで栃煌山は3連勝。
関脇栃煌山3連勝きょうも厳しい攻めでした。
振分さん栃煌山は右が入ったんですか、左はどういう攻めでしたか。
左もまわしを取ってがっちり安定させようとしていましたね。
左の上手を取って組んで攻めようとしていました。
隠岐の海は手が離れたか。
一気に攻めていったという感じですかね。
きょうは二本のぞいての攻めとなりました。
前に出る圧力尾車さんどうですか。
突くように二本入って肘をはって隠岐の海は小手を振って体勢を作らせませんでした。
かいなを返すように両かいなをあげたときに、隠岐の海は完全に落ちちゃいましたね。
今場所の3連勝は厳しいからね。
これから楽しみですね。
関脇が元気な場所はおもしろいと。
優勝争いに入ってくるような感じもします。
この3番の相撲を見るかぎりね。
横綱白鵬が横綱昇進から8年余り初めての休場となりました。
この秋場所の三日目です。
白鵬1人が休場すると一気に優勝争いが混とんとしてくるように感じるというのがすごいですね。
横綱白鵬がいない初めての本場所休場に対するファンの声をお聞きいただきます。
がっかりです。
楽しみにして来たのに休場でショックを受けました。
楽しみにしていました。
2連敗だったからきょう頑張るかなと思って。
無理しないで休む時は思い切って休んで来場所は頑張ってもらいたいと思います。
今まで休まない鉄人が休むくらいですからやっぱりよっぽどかなと東京だと来年1月にあるので楽しみに待っていたと思います。
ずっと白鵬が勝っているというのがあるのでほかの力士のチャンスなのではないかなと思っておもしろい展開になればいいなと期待しています。
残念なんですが来場所は強い白鵬を見せてもらえたらなと思います。
心配する声、暖かい声などいろいろありましたが一日も休場がなかった白鵬が、横綱として初めてこの本場所に姿を現さないこととなりました。
ここまで白鵬が増してきた記録がこれで止まるということになります。
ただこれまで横綱になって休場がないのにもびっくりします。
一般の方は本当に温かいですね。
横綱の今までやってきたことをちゃんと見ていただいて温かく見守っていただけるのは本当にありがたいですね。
横綱も聞いていたら涙が出るんじゃないでしょうか。
見方を変えると本命なき優勝争い、優勝をねらう絶好の場所となっています。
大関稀勢の里ここまで2戦2勝佐田の富士は初めての大関への挑戦です。
寄り切りました、稀勢の里の勝ち。
稀勢の里3連勝です。
初めての大関への挑戦佐田の富士です。
3連敗となりました。
高見盛の振分さんきょうの稀勢の里の相撲はいかがでしたか。
最初の立ち合いから、右上手をがっちり引きつけていてじっくり攻めていけましたね。
佐田の富士がちょっと動いたみたいですが動じないでしっかりと腰を下ろして攻めていきましたね。
最後は下手もきって慌てることなく落ち着いていたという印象ですか。
そうですね。
ぴくりとも動きませんでしたね。
稀勢の里は今場所少しはたかれても崩れずに落ち着いた3日間です。
そうですね。
きょうの相撲もちょっと右の上手が深かったんですがそれでも下手な動きをせずに我慢して少しずつ前へ前へと左から起こして寄って出たという稀勢の里らしいというか、落ち着いた相撲でした。
佐田の富士は初日に琴奨菊とも対戦していました。
稀勢の里には初挑戦でしたが、退けられました。
今場所、稀勢の里も一門の連合稽古で見たときに非常に体の張りを感じました。
巡業のときからずいぶん夏の巡業、稽古をしていました。
ファンの声もありましたが白鵬が初めて横綱として休場しましたが見方を変えると本命なき優勝争いといえると思います。
いっぺんに優勝争いが混とんとした雰囲気になってしまう。
それだけ偉大な横綱ということがいえますし今場所だけのことを考えますと大関陣チャンスですよ。
稀勢の里は優勝がない中で序盤でいかに星を落とさないかということですね。
下位の力士からの取りこぼしがありますからきょうのような安全策の相撲を取っていって取りこぼしをしないように後半戦に持っていければね。
今場所は期待できるんじゃないですか。
稀勢の里は大関23場所目ですが、序盤5日間で星を落とさなかったのは2回だけだったんです。
優勝争いのときは序盤5日間を乗り切りました。
あしたあさって5連勝に向かって進んでいってもらいたいですね。
日本生まれの力士の優勝は平成18年栃東以来なくなって10年目に入っています。
横綱白鵬が8年余り務める中で白鵬がいなくなって稀勢の里は今場所はぜひねらっていてもらいたいです。
賜盃を抱くんだという、強い気持ちで15日間臨んでもらいたいですよ。
稀勢の里だけではないと思います。
東の大関2場所目照ノ富士もそういった意味では。
力をつけています。
急激に力をつけてきましたね。
裏打ちをするだけの彼も稽古をしています。
これからは巡業が非常に長くなってきましたから巡業での稽古というのはこれから本場所に影響してくると思いますよ。
各力士は自覚したほうがいいと思います。
番付発表終わってからの10日間で勝とうという甘い考えは捨てたほうがいいですね。
いかに巡業で稽古を重ねるかですね。
秋も長いですからね。
そういった意味では照ノ富士は膝の痛みが出たとき以外はずっと稽古をしています。
2日間は危なげなし。
本当に強さを見せつけている照ノ富士です。
大関2場所目対戦相手は大砂嵐。
ここまでは大砂嵐の攻めに全く下がらず3連勝という成績です。
1分近くになりました。
両者の腰が浮いてきました。
1分経過しました。
大関が頭をつけた。
拍手
寄り倒し照ノ富士の勝ち。
拍手
館内割れんばかりの拍手。
1分29秒の相撲でした。
拍手
大関照ノ富士3連勝です。
少し息は乱れていますが。
いい相撲でしたね。
よく大砂嵐も粘りましたよ。
相撲内容を振り返ると照ノ富士に危ない場面はないですね。
終始攻めていましたね。
大砂嵐は守るだけでしたね。
先にもろ手で起こして大砂嵐がねらっていた上手を取ります。
ここで早く浅く上手を持ち替えて大砂嵐のほうから攻めにいかなければいけませんね。
照ノ富士は引いてからの攻め、大砂嵐は粘りました。
残しましたね。
ただ1回も攻めるところがありません、攻めたかったですね。
振分さん館内の声援もすごかったんじゃないですか。
向正面の席にいますと。
本当にすごい声援でしたよ。
拍手の音も聞こえるくらいですし放送が聞こえにくかったところもあります。
最後は大関も頭をつけて攻めていきました。
力どうしでぶつけていたみたいで照ノ富士もがむしゃらに攻めたかったんでしょうね。
大砂嵐も悔しそうな表情も見せていますが館内が本当に沸くいい内容でした。
力が入ってきても照ノ富士の腰が浮かないというのは稽古量、物語っていますよね。
1分半の相撲を取ったあとの息の乱れ方ではないですよね、見ていますと。
取っている相撲の最中も力相撲になっても腰は浮かないですよ。
稽古量は本当に半端じゃないですよ。
よくやっていますよ。
大砂嵐のリポートです。
相当息が乱れていたんですがずっと花道の奥のテレビで自分の相撲を振り返りましてその間に息が整ってきました。
引き揚げるときにはにこっと笑いながらおもしろかったと言いましたね。
だけど自分のほうから攻められなかったですかと聞きますと答えは返りませんでした。
先に上手を引いたんですが攻めることができなかった大砂嵐、あすは鶴竜戦です。
照ノ富士は3連勝としてあすは嘉風です。
館内、本当に沸いています。
三役以上で初日二日と白星を並べたのは6人います。
関脇栃煌山照ノ富士、稀勢の里と3人がしっかりと3連勝と星を伸ばしています。
あとは横綱鶴竜そしてこの2人関脇妙義龍そして大関の琴奨菊が初日二日と白星を並べています。
妙義龍は栃煌山と並んで関脇、元気ですね。
元気ですね。
大体は大関候補と言われていながらなかなか、上がったり下がったりが続いているんですけれども地力がありますからね。
この人も今場所いろいろな意味でチャンスじゃないですか。
関脇が活躍する場所はおもしろいと言いますが栃煌山、妙義龍あたりも白鵬がいない中で優勝争いに加わってきますかね。
そういう存在ではあります。
田所さん手応えはどうですか妙義龍。
リポートです。
自分のよさはまだ分かりません十日目くらいにまた聞きに来てくださいという話をしていました。
きのうは200kgの相手を持っていく相撲を大勢のお客さんの前で見せられた自分も子どものころ見た感動する相撲を実際に取ることができてよかったということです。
出足のよさを1歩目2歩目について手応えを感じているようでした。
初日高安戦この2日間攻める相撲を見せてきました。
差し身もいいですからとにかくそういう相撲を磨いていけば十分に横綱大関に通じるだけの力を持っていますね。
西の大関琴奨菊もここまで2連勝です。
場所前の二所ノ関一門の連合稽古を見てどうですか。
なかなか稽古量はたくさんできなかったんですけれども集中したいい内容の稽古をしたことがこの体に今のところ2日間しみこんでいますよね。
がぶって出るというそういう相撲が取れています。
琴奨菊の大関ここまで2戦2勝白鵬がいない中でぜひ白星を重ねていってほしい両大関の1人です。
稀勢の里、照ノ富士は3連勝と星を伸ばしています。
2戦2勝どうし。
拍手
最後の琴奨菊の仕切り上体をのけぞらした姿に館内が沸きます。
両者の対戦は琴奨菊が左を差したい。
ちょっと立ち合いが合いません。
幕内できょう初めてのまったです。
寄り切り、妙義龍の勝ち。
3連勝と星を伸ばしたのは関脇妙義龍。
琴奨菊2勝1敗と変わりました。
両関脇が3連勝です。
琴奨菊、出足で一気に持っていこうとしましたが妙義龍がもろ差しで残しました。
ここで不戦勝です。
白鵬、本日より休場。
碧山の不戦勝です。
横綱白鵬が、横綱昇進後、初めて初日、二日と連敗。
そしてきょうから休場となりました。
碧山が不戦勝の勝ち名乗り。
碧山は、不戦勝は初めてなんですね。
きょう場所入りして、若者頭の人から花道に入るタイミングなどを教えていただいたということで白星は白星でうれしいですがただ横綱にとっては気の毒ですねと変な気持ちですと碧山は話していました。
体調がよかったのでやはり結びで横綱にぶつかってみたかった、そういう気持ちがあったということです。
また次の対戦を楽しみにしていますと話していました。
各力士はやはり白鵬と対戦したいという気持ちはあると思います。
白鵬、左膝の炎症ということで初日、二日と敗れました。
足がふんばりきれないということで横綱昇進後初めての休場となりました。
その白鵬の声お聞きください。
30歳、歴代最多となる35回の優勝を誇る白鵬、横綱在位49場所でこの間一日も休まず横綱の責任を果たしてきました。
そして今回、初めての休場となりました。
インタビューです。
妙義龍関のインタビューです。
おめでとうございます。
立ち合い一度あいませんでした。
そのあとよく残しましたね。
腰をしっかり割ってちょっと危なかったですけど残せましたのでよかったです。
ここまで出足のよさという話が、ありました。
きょうの取組ついてはいかがですか。
きょうは攻め込まれましたがそこを残せたのであとは、ぐいぐい前に出ていこうと考えていました。
序盤3連勝です。
このあと、いかがですか。
初日から3連勝もあまりないので気持ちをだんだん高めながら集中してやっていこうと思っています。
またきょうのようにお客さんの沸く相撲を見せてください。
はい、しっかりやります。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
琴奨菊は右の前みつを取るような感じで押していくとよかったですね。
もう少し小さい力士だったらいいんですけども妙義龍を抱え込んでも下からうまくすくわれるということになってしまいます。
最初から琴奨菊は抱え込みにいっていますね。
最後は2本入った妙義龍、逆襲でした。
先ほど白鵬不戦勝ということになりました。
ここまで、相撲界が不祥事で揺れた時代人気低迷の時代も1人で支えてきた白鵬その白鵬が初めて横綱としての休場横綱昇進から8年余り初めての事態となりました。
その中で各力士が存分に力を発揮している土俵ではないですか。
きょうの相撲は非常にお互い力のこもった熱戦が続いていますね。
豪栄道もきのう、高安に不覚を取りましたがまだ1敗です。
このまま白星を積み重ねて優勝争いに加わってほしいですね。
ぜひそうしてほしいと思います。
少なくとも十日目くらいまでは上位陣が勝ち進んでいっておもしろい優勝争いにしてもらいたいですね。
対戦相手は返り三役の栃ノ心です。
幕下から三役まで戻ってきた栃ノ心です。
両者、右四つになる展開がここまででした。
止まらず攻めれば豪栄道まわしを引けば栃ノ心が勝つという相撲がありました。
はたいた突き落とし。
栃ノ心の勝ち。
豪栄道2敗。
返り三役、栃ノ心大関を破って初白星。
館内がざわめいています。
大関豪栄道序盤、2敗目を喫しました。
決まり手は突き落としです。
立ち合い頭でいきましたが豪栄道左まわしが取れませんでした。
振分さんこの一番どう見ました?豪栄道、立ち合いあたって有利に攻めていったと思っていたんですが栃ノ心が体をひねったタイミングがよかったんだと思いますね。
栃ノ心は少し左に動いていましたね。
豪栄道、左まわしを狙いにいったんですが手が掛かりませんでしたね。
そうですね。
本当にタイミングがよかったと思います。
少し立ち合い左に動いた栃ノ心。
大関を破って1勝2敗です。
豪栄道は1勝2敗となりました。
番数も取り進みましたるところかたや嘉風、嘉風こなた鶴竜、鶴竜この相撲一番にて本日の打ち止め!白鵬不在の場所となってきょう結びの一番は嘉風に鶴竜戦です。
日馬富士に続いて白鵬がきょうから休場、横綱は鶴竜1人だけとなりました。
2横綱が休場するのは、平成15年の名古屋場所朝青龍、武蔵丸が休場して以来のことです。
高安のリポートです。
いろいろな診断したようですが骨には異常がありませんでした。
膝ではなくてふくらはぎだということです。
ただ本人は歩いているという情報が入りました。
したがって、このまま部屋に帰るということです。
最初思ったほどは大きなけがではないかもしれません。
膝の上というところで逸ノ城が完全に覆いかぶさる形ではありませんでした。
さあ土俵は結びの一番、きのう白鵬を初めて破った嘉風、そして一人横綱となった鶴竜です。
前回、嘉風が鶴竜を破った相撲を振り返ります。
鶴竜の突き起こしていこうというところ少し引いてしまいました。
嘉風、圧力をかけて一気に出ての金星でした。
うまく取りましたね。
最後まで引かずに下から下から引かせようという相撲でしたね。
鶴竜の悪い癖その1つが出たところそこを嘉風が押し出して勝っています。
この1年間は、嘉風のこの1勝です。
それ以来の対戦です。
きのうはどうですか。
白鵬を破って師匠としてはどんな声をかけましたか。
正直びっくりしましたね。
それが、いちばんの感想です。
相撲人生で何回あるかないかのようなそういう動きができたと思います。
対戦相手、きょうは横綱鶴竜です。
初めて白鵬が不在の中で一人横綱となった鶴竜です。
これまで8年間、横綱を務めていたということがすごいこと、これからは自分が引っ張っていく当然優勝をすることが責任だと思っている。
ただ変に自分に重圧をかけないということも大事だと鶴竜は話していました。
そうですね。
鶴竜らしい相撲を取り続ければおのずから結果は出てくると思います。
この2日間、初日は、すぐ左の前まわし、きのうは突き起こして攻め込んでからの引き技でした。
東の控え、白鵬の姿はきょうはありません。
きょうから休場です。
結び制限時間いっぱいです。
今場所、日馬富士に続いて白鵬も、休場になりました。
土俵を引っ張っていく責任のある鶴竜、そして嘉風連日の金星なるか。
押し出し。
嘉風、連日の金星鶴竜1敗。
嘉風が2日連続の金星を挙げました。
引いてしまった鶴竜。
尾車さん、弟子が2日連続の金星です。
相撲内容もだけどとにかくびっくりしています。
どうしたんですかね。
本当にびっくりしています。
本当にいい相撲でした。
この体を生かして小さい体で下からうまく突っ張って横綱に引かせようとしましたね。
大砂嵐以来の連日の金星。
嘉風が勝ちました。
白鵬、横綱となって初めての休場の場所鶴竜1敗を喫しました。
2015/09/15(火) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲秋場所 三日目 ▽新十両紹介 正代[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)尾車(元琴風),向正面(幕内)振分(元高見盛),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)尾車(元琴風),向正面(幕内)振分(元高見盛),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜国技館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)尾車(元琴風),向正面(幕内)振分(元高見盛),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz

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