以前、grapeでもご紹介した超危険生物「カツオノエボシ」。台風の影響からか、この生物が2015年9月13日以降、神奈川県の海岸沿いに大量に打ち上げられていると報告されています。

見た目はちょっと綺麗にみえるのですが、この生物はクダクラゲ目に属する刺胞動物。触手にとても強い毒を持っています。

刺されてしまうと皮膚が赤く腫れ上がります。2度刺されると、アナフィラキシーショックで命に関わる例すらあります。

絶対に素手で触ってはいけません。また、長い触手が伸びている場合もあるので、裸足やサンダルなどでは決して近づかないように。

踏んでしまったら大変に危険です。

もし刺されてしまったら、皮膚についている触手をそっと取り除いて、その後、氷や冷水で患部を冷やしながら病院に急いでください。

神奈川県でサーフィンをしている人などは特に要注意。うっかりゴミと見間違えるレベルで馴染んでいることもあります。気候の変動により、出現状況も変わってきます。台風の時期に限らず、注意を払ったほうが良いでしょう。