趣味どきっ! チーム芹澤ゴルフで90切り(6)ショートアイアンで果敢に攻める 2015.09.16


問題が降りかかってくることにもなりますからそういった意味からも当事者意識というものを持っていくことが必要なのではないかと思います。
太田真嗣解説委員でした。
ゴルファーなら誰もが思う事。
グリーンが見える距離であればなおの事である。
これがショートアイアンのキーワードだ。
プロゴルファー…レギュラーツアー通算5勝シニアツアー1勝を挙げたトッププロ。
そして芹澤さんを慕い集まったプロたちが今チーム芹澤として独自のメソッドを日々磨き上げています。
さあ皆さんも芹澤メソッドをマスターして90切りを目指しましょう。
イメージどおりのショットで果敢にピンを狙いたいクラブです。
そのためのポイントは…手で打とうとせず体をしっかり回す事で正確なボールが打てるのです。
今回は9番アイアンを使います。
しっかりマスターしてナイスオンを目指しましょう。
今回はショートアイアンです。
前回ミドルアイアンをやりましたがミドルアイアンの距離というのは正直言ってグリーンにとりあえず乗ればいいなという気持ちだと思います。
しかしショートアイアンこれは絶対にピンに寄せたいですよね。
その点でまず寄せたいという事でまずやらなきゃいけない事はあまりフルショットをしない事です。
やっぱりアイアンは数番手いっぱいありますから自分に合った距離をしっかりして80%ぐらいの力で振って寄せるというのが理想です。
たまにはラフ入ってどうしても飛ばしたいためにフルショットをするという事もありますけど基本的にショートアイアンは8割ぐらいの力で打って下さい。
そこでまず注意点としてはふだんボールを真ん中に置くのを…真ん中より右置いてもいいです。
そしてなおかつ体重ウエイトを少し左に寄せましょう。
どっちかといえば5:5だったのを6:4ぐらいですね。
6:4に乗っているわけですから少しバックスイングの時もウエイトを大きく。
飛ばすクラブじゃないから乗せる必要ありません。
ですから少し左の内側ぐらいの軸にしておいてそのまま肩を顎の下に入れます。
十分ですねここまでで。
これをショートアイアン持ってもフルショットしようとして体を揺すって体重移動をしようとするとクラブが寝てきてロフトがあればあるほどクラブってローテーションしますからショートアイアンは引っ掛かりやすいです。
ですからショートアイアンの面を変えないように打つためには少しバックスイングもまっすぐ上げてそのまま体で引っ張ってくる。
この三角形が常に体の真正面であってほしいですね。
ですから真正面から見るとここでふだんローテーションしろと言ってますがショートアイアンに関しては少し出すような気持ちです。
こういう感じですね。
三角形の前にクラブが入るように。
ここでこうしてしまうとここでは引っ掛かります。
ですから力を入れる事はありませんのでやや体重は左に乗せてコンパクトのバックスイングから飛球線にクラブを立てる。
ここ立ってます。
ここをこうやって振る事はないです。
飛球線に…ちょっとハーフショット気味でいいですね。
この感じですね。
そこだけして下さい。
打ってみます。
少し球を右に置いて体重左。
ロフトがありますからボールは十分浮きますから自分で上げようという動作はやめて下さい。
いってみます。
こういう感じですね。
こういう感じでコンパクトに振る事によってショートアイアンというのは正確性が出ます。
そうするとグリーンにも乗ります。
そうすると必然的にスコアもアップしますからショートアイアンは絶対にグリーンに乗せるという気持ちで打って頂ければいいと思います。
では高田プロにショートアイアンを打って頂きましょう。
うん。
いい抜けですね。
はい。
そういう形です。
打ち終わったあとにクラブが立ってる事がいいですね。
大体寄せたくなると方向出そうとして手がこのように引けたり逆に上体が行って手がこっちへ返ってしまう時あります。
ではなくて常に飛球線に向かってクラブが立つように。
ここです。
これができるとショートアイアンは方向性がばっちりです。
ショートアイアンはフルショットせず80%の力で打つのがポイント。
体重は6:4で左足に。
両腕と肩のラインで出来た三角形が常に体の真正面に来るようにスイングしフィニッシュでクラブを立てると方向性が良くなります。
ボールが曲がってピンの右や左に行ってしまわないよう一直線に飛ばしたい。
そのために意識しなければならないのがこちら。
ショートアイアンの打ち方の中に我々がよく言葉にする「ショートアイアンでラインを出す」。
「ライン出し」というのはどういうのなのというのあります。
ライン出しというのは基本的にスイングプレーンが自分の上がってく理想のプレーンに対して常にクラブがそのプレーンに乗ってくる事です。
ですからまずこの幅から考えて頂けた方が簡単なんですが腰の高さから腰の高さ行きますね?こういう動きが徐々に大きくなっていって肩まで行って肩まで下りる。
自然にこの時に体の真正面に常に三角形があって打っていく事ですね。
立ったものが立つ。
一切手を使ってません。
体のボディーターンだけです。
最初はこれを覚えさせました。
あえて今度は使わないように体で引っ張ってくる。
軸の中でターンだけです。
ですからアプローチの延長と思って下さい。
ですから飛距離はちょっと落ちます。
この幅からこの幅に立ったものがアドレスしてプレーンに乗るだけの事です。
ですからイメージ的には立ったこの位置がここに来るようにですね。
アドレスをしてそのまま剣道の面。
ここですね。
この位置がここに行くだけです。
その時にフォローでは少し体が浮くだけです。
そういうイメージで50ヤードのアプローチをする感覚でショットをしてくって事ですね。
こんな感じです。
ですからヘッドスピードを速くしようとかそういう事一切考えません。
上げたスピードと同じような気持ちで体で引っ張ってくるんですね。
ですからこれは高等技術ですけどアプローチがある程度うまくできて柔らかく打てる人はこのライン出しもできます。
一回やってみますね。
ちょっと距離が出なくなりますけどこの三角形が一切ずれないという事です。
簡単なドリルとして練習場でまずやるのにいきなりフルショットをすると自分の中でどうしても手を使い過ぎちゃう場合あります。
ですから先ほど言ったように50ヤードぐらいのアプローチを打つ気持ちでまず最初はここからヘッドをソールを滑らす。
それで体はここまで行く。
こういう打ち方を徐々に大きくしていけばいいと思います。
ですから最初は50ヤードぐらいの感じでそうすると力まないのでうまく手が…。
こういうイメージですね。
そしたら次は80ヤードぐらいですかねイメージ少し上げます。
いけるって事ですね。
練習場でこの幅でまず練習して常にこの三角形の中に…体の真正面の三角形が常に真正面にあるというそういう気持ちでやられるとライン出しは簡単にできると思います。
ボールを一直線に飛ばすためにはクラブフェイスがまっすぐボールに当たらないといけません。
そのためのポイントはアドレスの時に出来た両腕と肩のラインの三角形が常に体の真正面に来るようにしましょう。
この時手を使わずにボディーターンで振る事を意識して下さい。
最初は50ヤードの距離を打つ練習から始め80ヤード程度まで延ばしていきましょう。
ボディーターンで打つには体の捻転が必要不可欠。
このトレーニングでしっかり捻転できる体をつくりましょう。
ストレッチの中でもひねりというのはすごく大事になりますね。
プロアマなんかでもよく一緒にお客さんと回ってる時によく言うんですけど体の真正面にアドレスをした瞬間手を自分で開きます。
それを回転してほしいんですね。
それを後ろに壁があったらタッチできるんです。
こっちですね。
ちょっと広瀬さん後ろに行って手をやってて下さい。
この状態から後ろに回ってタッチ。
反対もゆっくりタッチ。
これがですねアマチュアの方は基本的に肩が回らないのでこう上に上がるんです。
肩が上に上がってまるで盆踊りをしてるようになります。
こんなですね。
これがしっかり…タッチタッチタッチタッチ。
これです。
ちょっとやってみましょうかね。
女子は柔らかいから簡単だと思うんですけどね。
タッチ…そうです。
はい。
こんな感じです。
これが今は人を使いましたけど基本は後ろ壁でもいいですね。
そうして頂ければお風呂上がりでも…。
別にコース内で時間があって休憩した場合体硬くなった時なんかは壁に向かってこれやるだけでもだいぶ違いますから是非とも捻転は常にやって下さい。
クラブ何でもいいです。
後ろに回して下さい。
そしてアドレスの状態にしてこれはまあスイング動作入りますから朝これを20回やったら素振り20回やったのと一緒ですね。
体を左右に。
軸の中でですね。
絶対こういう動きとかしないで下さい。
正面で体幹をしっかりとキープしながらそれで徐々にこれも速くできればいいですね。
そういう事ができるようになると自然に体幹で回転ができるという事が分かりますからこういう事も必要です。
ゴルフに付き物トラブル。
今日はそんな場面もさまざまなアイアンを使いこなしてスマートに切り抜けられる芹澤さんの技をお伝えします。
状況はピンまで140ヤード。
木が正面にあって邪魔をしています。
グリーンの右側はラフ左側はバンカーが待ち受けています。
ボールを上に打つと枝に当たる状況です。
今回は実践で使えるトラブル編です。
後ろから見るかぎりだとちょっと左からの方がピンが見えます。
左側を狙いたいんですけど左行くと左にバンカーあります。
ここが問題です。
自分がバンカーが得意だと思う人は左に打ってもいいと思います。
でもバンカーよか右めに少し出して花道からアプローチをした方がいいという考え方もあります。
その時の判断のしかたでまず自分の得意なクラブと得意な球質ですね。
引っ掛けるのが得意スライスが得意と思うと。
どっちにするかですね。
まずプロだとどうするかというと8番を持って右からフックかけます。
ラフなんでちょっとかかりづらいんですけど要するに距離が約140ちょっとあるんですがサブグリーンの左端を向いてフェースをかぶせてちょっと閉じる。
ターゲットはピンがあそこにありますけどサブグリーンの左端見ます。
そして球を右に置きます。
フェースをかぶせて少し体重も左に乗せます。
そしてバックスイングもコンパクトにして少し手を返します。
今度は意識して手を返しましょう。
手を返さないとこの枝に当たりますから。
やってみます。
そうですね少しフックかかってきてますよね。
そしてバンカーに自信がある方。
この木の左から行きます。
ここは6番持ちました。
どうしてかというとスライスをかけたいからですね。
スライスをかけるという事はそれだけ少しカットにいきます。
カットにいくんですけど問題はカットにいこうとして手が肘が抜けるとまた枝に当たります。
ですから上からぶつける感じですね。
こんな感じです。
僕は6番を持ってボール真ん中ぐらいにしてオープンにして少しカットにスライス気味に入れようとします。
まあまっすぐ行ったとしてもバンカーに入るとか要するにそういう判断をするという事がゴルフ戦略です。
ですから自分が構えてどっちの方がまず広いかスペースを探します。
そして探した時広い方がこっちだけど次のアプローチは難しいんじゃないかとか第3打が出した時は難しいんじゃないかという戦略をちゃんと考えてただ漠然と出すんではなく次の3打目が自分が得意なとこに出せるように考えるのがゴルフ戦略でもあります。
これができるだけでもこっからダボになるところがボギーになります。
そうすれば90という壁はすぐに切れると思います。
フックボールが得意でこういうラインで攻めたい場合は…ボールが右足寄りになるようにアドレス。
フェイスはかぶせ気味にして手首を返すように打ちましょう。
スライスボールが得意で万が一バンカーに入っても自信がある方は…ボールが真ん中になるようにアドレス。
上からぶつけるイメージでスライスをかけていきましょう。
次は別のゴルファーがあけてしまった芝の穴ディボットからの脱出方法をご紹介します。
正直コースを回ってると目土のない跡に入る事はあります。
これはふだんの行いが悪いんじゃないかと思って打って頂ければいいんです。
我々試合中にこういうシーンが来た時には神様が私に試練を与えてくれてるんだなという気持ちでやります。
ですから入った事に対してこれをうまくクリアするとすごく気持ちが楽ですよね。
だから打ち方さえ覚えてれば意外とディボットからも次のホールに行く時にすごく気持ちが楽になります。
ですから「あ〜ディボット入った!」なんて言って悩んでしまった時点で駄目ですから自分だけが起きてると思わないで下さい。
そこでですねレッスンします。
ディボットにも手前に入った時とか奥に入った時ありますけど手前に入った時分かるようにクラブっていうのはこの時点でクリーンショットできませんよね。
トップしやすいです。
でもディボットからの条件はクロスバンカーと一緒です。
トップ気味に当たった方がグリーンまで近くに行きます。
ダフったらほんとに飛ばないです。
ですからトップをしようとして打って下さい。
ですから入り口に入ってどうしてもこれうまくクラブ入らないというのは感じ分かります。
その場合はどうするかというとふだんのロフトに対して少し右に球を置きます。
こういう状態で体重も左に乗せます。
そして完全にバックスイングも真上に上げる感じです。
そして体重が左に乗ってくれば自然にクラブは鋭角に入りますよね。
ですから普通のショットがローマ字のUだと思ったらこれはVみたいな気持ちです。
ですから鋭角に入れてそのバウンスの反動で手がちょっと返りますけど意識としてはぶつけたまま終わる感じです。
そうすると自然にここまで来ます。
やってみます。
ライが悪いですから浮かそうという意識はゼロにして下さい。
こんな感じですね。
そうすると意外とそこそこ近く行きますから今みたいに自分止めてるつもりですけど反動でやっぱりここまで来ますね。
力のある人はほんとに止まりますから。
それは個人差あると思います。
これは今度逆に前ですね。
ですから後ろからクラブが入りやすいです。
先ほどよりは右に置かなくてもいいです。
ただ前が壁があります芝の。
ですから抵抗ありますから左のグリップは絶対にインパクト後でも緩めないで下さい。
しっかり持ってて手首がちょっと折れてヘッドが返るぐらいはいいです。
そこだけ意識して下さい。
ですから鋭角に見える形というものをアドレスを作れば入ります。
少しでも上げようという動作が結局みんなミスをするわけです。
ですからこのテーマである全てのプレーンに対してそのプレーンに行けるという事ですね。
やってみます。
これはクラブがこのように入りますからそんなに右に置かなくてもいいと思います。
そしてただ入れるのは鋭角に入れるって事ですね。
今みたいに打った瞬間に抵抗があるんでクラブ離しましたけどあのまま持ってたら腱鞘炎になる可能性あるんですね。
ですからそうやってしっかり鋭角に入れる事ですね。
そしてこのようにターフを取ったあとにしっかりと目土をして頂ければ次ディボットに入る事はないと思いますから是非目土もして下さい。
ボールが右足寄りになるようにアドレス。
左足体重でバックスイングを真上に上げ鋭角に振り下ろします。
後ろからクラブが入るのでボールを真ん中にしてアドレス。
鋭角にクラブを入れていきましょう。
そしてゴルフは何と言ってもマナーが大切です。
目土のやり方も学びましょう。
このように自分で打ったディボット…まあキャディーさんがついてたら多分きっと目土をしてくれると思います。
でも最近セルフプレーも多いです。
二度とこういうところに入りたくないと思う気持ちのある方はちゃんと自分で目土をして下さい。
基本的にしかたがあるんですけど入れ過ぎても駄目少なすぎても駄目なんです。
基本は入れて…いっぱい入れてこう山なりにされちゃ駄目ですね。
そうするとこういうところに止まったりしますよね。
ですからあまり入れ過ぎないようにして少し。
こんな感じです。
これだったらここの上に乗っても逆に大丈夫ですね。
ですから山なりにボコンッてされちゃうと次の人に迷惑かけますからある程度少なめにしてちょっと押す。
そうして頂ければもしここにボールが来ても全然…まだラッキーと。
へこみじゃないですから。
そうするとなんとなく目土をした事が次の人につながるし自分のためにもきっと返ってきます。
しない人にはもう一回ディボットになると思います。
気をつけて下さい。
安定して90を切るためにはたとえミスをしても動じない強いメンタルが必要です。
数々の真剣勝負をくぐり抜けてきた芹澤さんのこころにメンタル向上のヒントがあります。
いかがだったでしょうか?ショートアイアン編。
ミドルアイアン編でもやりましたようにアイアンというのはグリーンに運ぶクラブです。
しかしショートアイアンというのはピンをデッドに狙うクラブです。
少しでも弱気にならず強気にゴルフを攻めて頂ければ間違いなく90は切れます。

(テーマ音楽)2015/09/16(水) 10:15〜10:40
NHK総合1・神戸
趣味どきっ! チーム芹澤ゴルフで90切り(6)ショートアイアンで果敢に攻める[解][字]

芹澤信雄プロ率いるチーム芹澤が総出演でアマチュアゴルファーのために特別レッスン。美しいレベルスイングで90切りを目指す。今回はショートアイアンで攻める。

詳細情報
番組内容
芹澤信雄プロ率いるチーム芹澤が総出演でアマチュアゴルファーのために特別レッスン。腰を水平に回す美しいレベルスイングをマスターすれば安定して90切りをすることも夢ではない。今回はショートアイアンでピンを果敢に攻める。「ライン出し」の秘けつとは?さらにさまざまなアイアンを使って、ディボットにはまったり木が正面にあるなどのトラブルからの脱出方法を伝授。もうグリーンは目の前です!
出演者
【講師】プロゴルファー…芹澤信雄,【語り】窪田等

ジャンル :
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
スポーツ – ゴルフ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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