あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「福島県南相馬市 橋本尉紀さん」 2015.09.16


(テーマ音楽)福島県南相馬市小高区の村上地区です。
震災による津波で多くの家が壊され60人以上が命を失いました。
村上地区で暮らしていた…震災後地域の人たちのよりどころとなる新しい墓地を作ろうとしています。
あの日自宅にいる時に大きな揺れに襲われた橋本さん。
津波が来ると考え家族に避難を呼びかけます。
両親を説得し車で向かった先は舘の山。
海の近くにありますが海抜25メートルほどの高さがあります。
戦時中は防空ごうとしても使われ橋本さんたちは空襲から身を守るためここに逃げ込みました。
地域の守り神ともいえる山でした。
家族を山の上に避難させたあと橋本さんは海の様子を見に麓まで降りてきます。
そこで信じられない光景を目の当たりにします。
橋本さんは急いで山の上へと駆け上がります。
津波は瞬く間に地区をのみ込み山の中腹まで押し寄せましたが橋本さんたちは難を逃れました。
そして翌日。
ヘリコプターで無事救助されました。
津波で自宅は流され更に原発事故によって地区の人たちはバラバラになってしまいました。
避難生活を送る住民たちのよりどころとして橋本さんが守ろうとしているのが地域の墓地です。
震災の翌年橋本さんは地域の人たちと協力して津波で散らばってしまった墓石を集め仮の墓地を作りました。
しかし墓地の復旧は一向に進まず墓石の数は少しずつ減ってきています。
ふるさとが失われる事を危惧した橋本さん。
平成26年地域に呼びかけ舘の山の中腹に新しい墓地を作る計画を立てました。
墓地が出来た時にはそこの墓守になりほかの土地で避難生活を送っている住民と地域をつなぐ懸け橋になりたいと願っています。
2015/09/16(水) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「福島県南相馬市 橋本尉紀さん」[字]

東日本大震災に遭遇した人々の証言。福島県南相馬市の橋本尉紀さんは、原発事故でばらばらになった地区の人々のよりどころを作ろうと津波で壊れた墓地を高台に再建している

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。福島県南相馬市の橋本尉紀さんは、原発事故でばらばらになった地区の人々のよりどころを作ろうと、津波で壊れた墓地を高台に再建している。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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