こんにちは。
安全保障関連法案を巡り、安倍総理大臣は、日本を元気にする会など、野党３党と党首会談を行い、自衛隊の派遣について、国会の関与を強めることなどで、正式に合意しました。
与党側は、今夜にも委員会での採決に踏み切る方針ですでは国会内から中継です。
野党３党から法案への賛成を取り付けた政府・与党は、この勢いで委員会の採決に持ち込みたい考えで、国会は夕方以降、緊迫の度合いを一気に増すことになりそうです。
自民、公明両党と野党３党の党首会談では、自衛隊の派遣について、国会の関与を強める閣議決定を行うことなどを正式に合意しました。
野党３党はこの合意によって、それぞれ法案に賛成する意向を表明しました。
本当によかったと、こう思っております。
自衛隊の皆さんにとっても、活動していくうえにおいて、スムーズに活動に専念することができるのではないかと思います。
一方の民主党は、けさ、法案に反対する緊急集会を開き、与党が加速させる採決への動きに、反発を強めています。
締めくくり総括というのは全くとんでもない話。
みんなの力を合わせて、そういったたくらみを阻止していこうじゃありませんか。
頑張ろう！
民主党は内閣不信任決議案や問責決議案の提出に加え、長時間の討論を行う、いわゆる牛タン戦術も視野に、採決を先延ばししたい考えです。
西垣さん、先ほどの合意は、与野党の攻防に、どう影響するんでしょうか？
そうですね、
東京都内のＪＲ施設の連続放火事件で、きのう逮捕された自称ミュージシャンの男が、大量に電力を消費するＪＲが許せなかったと、供述していることが分かりました。
自称、ミュージシャンの野田伊佐也容疑者は先月２３日、東京・品川区の変電所の高圧ケーブル付近に火をつけ、ＪＲ東日本の業務を妨害した疑いが持たれています。
野田容疑者のＳＮＳのアカウントには、８月にＪＲ目黒駅近くで起きた不審火の現場に、ペットボトルを針金でつり下げた写真など、犯行を準備したと見られる様子が投稿されていました。
また、犯行に使ったと見られるアルコールの黄色いボトルの写真も投稿していて、警視庁は昨夜、自宅からこのボトルと見られるものを押収しました。
信じられないことですから、本当に申し訳ないと思っています。
電車の写真とか、ツイッターとかでよく撮ってたみたいですね。
野田容疑者は、その後の調べに対し、大量に電力を消費するＪＲが許せなかった。
ほかにも数件やっていますと供述しているということです。
野田容疑者は、ＳＮＳに電車や路線図の写真も多く投稿していたことから、鉄道に関心が高かったと見られ、警視庁は動機について慎重に調べています。
関東や東北を襲った今回の豪雨で、茨城県境町で、４０代の男性が行方不明になっていることが新たに分かりました。
一方、常総市では、浸水した地域にある２つの学校が、授業を再開しました。
では藤本記者が中継でお伝えします。
茨城県は先ほど、境町の４０代男性が行方不明と発表しました。
鬼怒川が決壊した１０日朝に、自転車で出かけたまま戻っておらず、けさ、転落したと思われる場所で、本人の自転車が見つかりました。
一方、再開したこちらの小学校では、子どもたちの元気な声が聞かれました。
浸水した地域にある学校のうち、石下小学校を含む２校が再開し、子どもたちはほこり対策のため、マスクをつけて登校しました。
みんなと会えることが一番で、うれしいです。
まだ来てない人もいるんですけれども、きょうはね、みんなに会えて本当によかったです。
こちらの小学校では、全校児童４８５名のうち、避難などできょうは６８名の欠席があったということです。
一方で市内では、まだ８校が休校しており、再開のメドは立っていません。
市内のインフラですが、停電はきょう中にもすべて解消する見込みの一方で、まだ多くの世帯で断水が続いていて、復興の障害になりつつあります。
被災地では、復旧作業が急ピッチで進む一方、住民を悩ませる新たな問題も起きています。
発生からきょうで７日目を迎えた、被災地の現状を取材しました。
甚大な被害をもたらした茨城県常総市の鬼怒川の堤防決壊。
きのう、現場を訪れると。
今、土砂を重機を使って積み上げている所。
あの部分が決壊した堤防です。
今、その堤防の修復作業が進んでいます。
急ピッチで修復が行われていた堤防の決壊現場。
けさ５時、応急工事が完了しました。
でもやっぱりまだ心配ですね。
もう、こういう怖い思いはしたくないよね。
もうみっちりやってもらいたいよね、この際。
そして一時、１００人ほどが取り残されていたスーパーでは。
店内にある、ああいった泥にまみれたものを、運び出しています。
片づけ作業が続く中、早くも営業を再開していました。
多くの地域で復旧作業が本格化する中、それを妨げているのがごみの問題です。
集積場の数が足りず、ごみを積んだ車の大渋滞が起きています。
丸２日間冠水していた常総市役所の周辺では、道路や住宅の庭先に大量のごみが置かれたままでした。
うわー、すごい、山になってますね。
これ、全部、家の中から出したものなんですか？
そうです。
これ全部？
市役所のすぐ近くに住む新井勝子さんの自宅は、１階が水につかり、室内のものが庭先に積み上げられています。
新井さんを今、悩ませていることとは。
車もないし、人間？力もないし。
泣きたいぐらい。
こういうのって行政側が、こういったの、持ってってはくれないんですか？
だから最初は持っていってたの。
ところがどこのうちだっていっぱい出るじゃん。
そしたらもうだめなのよ。
もうこの場所では暮らせないと話す新井さん。
被災者が置かれている状況はさまざまです。
行政には迅速かつ柔軟な対応が求められています。
今回の大雨などによる被害を受けて、日本赤十字社では被災された方々を支援するため、義援金の受け付けを始めました。
京都市の山中で、５月に女性の遺体が見つかった事件で、逮捕された男が、遺体が埋められたと見られる去年の夏に、車で現場付近に向かっていたことが分かりました。
京都市北区の京阪電鉄の社員、西脇政樹容疑者は、去年７月から８月までの間に、知人の細川朋恵さんの遺体を、左京区の山の中に埋めた疑いが持たれています。
ことし５月に、一部が白骨化した細川さんの遺体が見つかり、警察は交友関係などを捜査していました。
なんせ、きれいな人やった、きれいないい人やったという印象やな。
その後の警察の調べで、西脇容疑者が細川さんの遺体が埋められたと見られる時期に、車で現場付近に向かっていたことが分かりました。
２人は去年の春ごろに知り合っていて、調べに対し、西脇容疑者は、山の中に埋めたと容疑を認め、殺害への関与をほのめかす供述もしているということです。
シリーズでお伝えしている第２７回高松宮殿下記念世界文化賞、受賞者の横顔。
きょうは、建築部門の受賞が決まったフランスのドミニク・ペローさんです。
建築家のドミニク・ペローさん。
フランス国立高等美術学校で建築を学び、その後、パリ市の都市計画庁で働きながら、高等教育機関で都市計画と歴史を研究しました。
１９８９年には、パリの都市再生プロジェクトの一つ、フランス国立図書館の国際コンペを、３６歳の若さで勝ち取り、その名は世界に広まりました。
以降、ベルリンの自転車競技場など、ヨーロッパを中心に、大規模なプロジェクトを手がけ、周りの環境と調和する建物を世に生み出しています。
ペローさんの活動の場は、アジアにも広がっています。
大きな木をイメージした、大阪富国生命ビル。
地下には自然の光が降り注ぐ、森を演出した公共の空間を作りました。
日本の文化にも魅せられ、ヨーロッパの都市を東京のように変えたいと語るペローさん。
これからも都市に豊かさを与えていきます。
パリで１０日に行われた受賞者発表記者会見に出席したペローさんは、建築が世界文化賞の一部門として評価されていることを、光栄に思うと喜びを語っていらっしゃいました。
続いてワールドトピックス。
ドイツのフランクフルトから車の宙返りで世界新記録です。
車が猛スピードで走るのは、３６０度の宙返りループ。
高さおよそ１９メートルの宙返りコースを、イギリスの自動車メーカー、ジャガーの新型車が見事に走り抜け、ギネス世界記録に認定されました。
運転したのはプロのスタントドライバーですが、体にかかる重力は、スペースシャトルのパイロットが受ける重力よりも強いそうで、２か月にわたる入念なトレーニングがなければ、成功しなかったと話しています。
では株と為替の値動きをお伝えします。
きょう午前の東京株式市場は、前日のアメリカ市場の株高を好感し、買い注文優勢で始まりました。
医療機器を導入する際、業者に便宜を図った見返りに高級キャリーバッグなどを受け取ったとされる京都大学病院の元准教授の裁判が始まり、元准教授は起訴事実を認めました。
収賄の罪に問われているのは京都大学病院の元准教授・丸井晃被告
（４７）です。
起訴状によると、丸井被告は京都大学病院に在籍していた５年前からおととしまでの間、医療機器を導入する際に京都市の西村器械が受注できるように便宜を図った見返りとして高級キャリーバッグなどおよそ９５万円相当を受け取ったとされます。
きょうの初公判で丸井被告は起訴事実を認めた上で「少しくらい見返りがあってもいいかと勘違いしてしまった」と述べました。
検察側は「准教授の地位を悪用して敢行したものであり、重大な犯行である」と指摘し懲役１年６ヵ月を求刑しました。
けさ早く、大阪市で３人組の男に金を奪われる強盗事件が相次ぎました。
警察は同一犯の疑いもあるとみて捜査しています。
午前３時半ごろ、大阪市北区天神橋４丁目の路上で男性
（５２）がベンチに座っていたところ３人組の男が取り囲み、「飲みにいこうや」と声をかけて男性の肩を掴みました。
男性は怖くなり持っていた１万円を差し出すと、男らは金を奪って自転車で逃走しました。
さらにそのおよそ３分後、１キロほど離れた路上でも３人組の男が男性
（７４）を取り囲み財布を奪って、自転車で逃走しました。
逃げた男らは５０代から６０代くらいだったということです。
警察は、同一犯の疑いもあるとみて、捜査しています。
１２５年前、和歌山県串本町の海で遭難沈没した旧オスマントルコの軍艦「エルトゥールル号」の追悼式典が行われました。
式典は、駐日トルコ共和国大使夫妻を迎え、多くの町民が参加して行われました。
参加者は両国の国歌を斉唱し、亡くなった乗組員らに献花してその霊を慰めていました。
「エルトゥールル号」は、１２５年前に当時の明治天皇を表敬訪問した帰りに台風に遭遇し、串本町大島の海岸で岩礁に激突し、沈没しました。
５８７人が犠牲となりましたが、地元住民の救助活動で６９人が保護され、日本とトルコの友好の絆として語り継がれています。
このニュースに字幕はありません。
2015/09/16(水) 11:30〜11:55
関西テレビ１
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