NHKニュース7 2015.09.16


こんばんは。
ニュース7です。
安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会は、安倍総理大臣が出席して、締めくくり総括質疑を行う予定になっています。
与党側は締めくくり総括質疑のあと、民主党などの出方によっては、今夜中に採決に踏み切る構えです。
これに対し、民主党や維新の党など、野党5党の党首らが会談し、与党が採決に踏み切った場合には、あらゆる手段で対抗していくとして、安全保障関連法案を巡る与野党の攻防は、緊迫した局面を迎えています。
与野党の攻防が最大のヤマ場を迎えたきょう。
強行採決、絶対やめろ!
国会周辺では、法案に反対する人たちが、廃案を求めて、声を上げました。
慌ただしい雰囲気の中、与野党は会談を相次いで開催。
自民、公明両党と、次世代の党など、野党3党の党首は、自衛隊を派遣する際の国会の関与を強めるため、付帯決議と閣議決定を行うことで正式に合意。
3党は、法案の参議院での採決で賛成することになりました。
民主的統制の確保について、さらにしっかりと強めていけという3党の声を受け止めていくことによって、今回の合意が成立したことは、本当によかったと、こう思っております。
一方、民主党、維新の党など、野党5党の党首らが会談。
与党が、野党の反対を押し切って、採決に踏み切った場合には、安倍総理大臣に対する問責決議案や、安倍内閣に対する不信任決議案の提出を含め、あらゆる手段で対抗していく方針で一致しました。
採決を前提とした締めくくり総括は認められないと。
問責決議案、あるいは不信任案提出を含めて、あらゆる手段で、これを阻止すると。
こうした中、参議院の特別委員会は、横浜市で地方公聴会を開きました。
公聴会終了後には。
公聴会の会場の周りに集まっていた人たちが、道路に寝そべって、道路を封鎖しだしました。
法案の採決に反対する人たちが集まり、会場から出てきた車を取り囲むなど、警備の警察官ともみ合いになりました。
そして夕方の国会前です。
警察の車両がびっしりと。
法案に反対する大勢の人たちが、車道に出ないようにしました。
国会正門前です。
法案に反対する人たちが大勢集まり、身動きが取れない状態になっています。
やっぱり審議が尽くされてないと思います。
中央公聴会ね、きょうやったと思うんですけど、それでね、国民の意見を聞いたっていう形だけでね、採決するっていうのは、とんでもない間違いだと。
午後6時半前、参議院の特別委員会の鴻池委員長が姿を現します。
国会議員などに囲まれてもみくちゃです。
委員会の理事会が行われました。
与野党の大詰めの攻防が続いています。
では、現在の国会の様子を中継でお伝えします。
国会です。
特別委員会が開かれる委員会室は、こちらの1階上の3階にあります。
委員会室の前には、大勢の野党の議員らが集まっていて、混乱した状況になっています。
委員会は、午後6時半から開かれる予定でしたが、今も開かれておらず、委員会室では、閣僚や与党の議員らが席に着いて、開会を待っています。
また委員会に先立って、理事会が開かれましたが、今はいったん、休憩になって、野党側の理事らは部屋を出たということです。
一方、安倍総理大臣は、総理大臣官邸を出て、先ほど、国会内の総理大臣室に入りました。
そして自民党の吉田参議院国会対策委員長、世耕官房副長官と対応を協議しているものと見られます。
与党側は、民主党の出方によっては、質疑の終了後、今夜にも委員会で法案の採決に踏み切る構えで、安全保障関連法案を巡る、与野党の大詰めの攻防が続いています。
スタジオは、政治部の田中記者に来てもらっています。
田中さん、安全保障関連法案を審議する参議院の特別委員会、まだ審議は始まっていませんけれども、現在の状況、そしてきょうここまでの動きをまとめてください。
そうですね、いったん、理事会が開かれまして、そのあと、いったん休憩に入りました。
理事会は野党側が激しく反発する中、開催が遅れました。
そうした中でも、理事会、いったん開かれたんですが、今また休憩に入ってまして、委員会が開かれる見通しは、まだ分からないという状況なんです。
きょうなんですけども、自民、公明両党の幹事長と国体委員長、国会対策委員長が会談しまして、民主党などがあらゆる手段で対抗することが予想されるものの、今週中に法案を成立させる方針には変わりないという認識で一致していたんです。
一方、民主党はきのう、特別委員会の鴻池委員長が、職権で締めくくり総括質疑を行うことを決めたことに反発し、けさ、岡田代表ら、幹部が協議を行いまして、審議は尽くされておらず、締めくくり総括質疑の開催は認められないという方針を確認したんです。
そして、きょう午後5時過ぎからは、民主党や維新の党など野党5党の党首らが、国会内で会談しまして、今後の対応を協議し、締めくくり総括質疑について、採決を前提とした質疑は認めず、与党が野党の反対する中、採決に踏み切った場合には、安倍総理大臣に対する問責決議案や、安倍内閣に対する不信任決議案の提出を含め、あらゆる手段で対抗していく方針で一致しています。
今、新しい情報が入りました。
安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会の理事を務める、民主党の福山幹事長代理は、記者団に対し、理事会を再開すると述べました。
そして、維新の党と共産党の理事が、理事会室に入ったという情報です。
安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会、いったん、休憩になっていましたが、理事会が先ほど、再開されました。
田中さん、今、入った情報では、参議院の特別委員会の理事会が再開されたということですね。
ここでの協議が整うなどしましたら、締めくくり総括質疑が行われる予定です。
安倍総理大臣も出席をする予定になっています。
もし委員会が始まれば、質疑を2時間ほど行いまして、そのあと、鴻池委員長が質疑の終局を宣言する予定になっています。
ご覧いただいているのは、参議院の第1委員会室の現在の様子です。
関係閣僚や、数人の委員がすでに着席しています。
まだ安倍総理大臣は、この部屋には入ってきていません。
繰り返してお伝えします。
安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会の理事を務める、民主党の福山幹事長代理は記者団に対し、理事会を再開すると述べました。
そして維新の党と共産党の理事が理事会室に入りました。
いったん、休憩になっていた理事会は先ほど、再開されています。
田中さん、安倍総理大臣が、今週中の、この今の国会での法案の成立にこだわる理由、これはどういうことが上げられるんでしょうか?
今月のNHKの世論調査では、今の国会で成立させる政府・与党の方針には賛成が19%、反対が45%と、反対が上回っています。
安倍総理大臣自身、今週の国会審議で、残念ながら、まだ支持が広がっていないのは事実だと、認めていました。
ただ一方で、法案が成立した暁には、時を経て、間違いなく理解は広がっているとも強調しました。
日本の安全のために、法整備によって日米同盟を強固なものとし、それが紛争を未然に防ぐ抑止力につながるという強い信念を感じます。
現在の参議院の第1委員会室の様子です。
依然として委員会は、まだ開かれていません。
こちらは国会の前の現在の様子です。
安全保障関連法案に反対する人たちが次々と集まって、歩道を埋め尽くしています。
集まった人たちは、ペンライトを手にしたり、携帯電話の明かりを掲げたりしています。
この国会前では、午後6時半から集会が始まりました。
憲法学者などが反対の意見を述べるスピーチを行い、全員で強行採決、絶対反対。
今すぐ廃案!などの声を上げています。
警視庁によりますと、国会前には、午後6時半の時点で、およそ5700人が集まっているということです。
国会の動きについては、また新しい情報が入りましたら、お伝えします。
ではいったん、次のニュースです。
きょう午後5時ごろ、埼玉県熊谷市の住宅で、1人暮らしの84歳の女性が、浴室で血を流して倒れているのが見つかり、女性は死亡が確認されました。
警察は男の身柄を確保しましたが、近くで男女4人がけがをしているという情報があり、警察が詳しく調べています。
きょう午後5時過ぎ、埼玉県熊谷市石原の住宅で、1人暮らしの84歳の女性が、浴室で血を流して倒れていると、警察に通報がありました。
警察の調べによりますと、女性はすでに死亡していて、警察が現場の状況などから殺害された疑いがあると見て、捜査していましたが、まもなくして、現場から200メートルほど離れた場所で、男の身柄を確保したということです。
警察などによりますと、近くの別の住宅で、合わせて4人がけがをしているということです。
けがの程度は分かっていないということです。
警察がこちらも詳しい状況を調べています。
この現場から1キロほど離れた、熊谷市の見晴町では、おとといの夕方、夫婦が住宅の2階で、刃物で刺されて殺害されているのが見つかっています。
次です。
東京都内のJR施設などで相次いだ放火事件。
昨夜、逮捕された42歳の男は、大量に電力を消費するJRが許せなかったなどと供述。
自宅からは、燃料用のアルコールと見られる液体が入ったボトルが、複数押収されていたことが、警視庁への取材で分かりました。
一連の放火事件では、先月、こちら、分かったものだけで、8件相次いでいますが、男はこのうち少なくとも4件の現場で、写真を撮影し、事件との関連をうかがわせるような書き込みとともに、画像共有サイトに投稿していました。
品川区広町にある変電所の現場です。
火がつけられた現場となったフェンスのほうに向かって、画像が撮影され、事件の10日ほど前に投稿されていました。
こちらが投稿された画像です。
すごいことになるという趣旨の書き込みもされていました。
この変電所の事件に関わったとして、昨夜、逮捕されたのが、東京・武蔵野市に住む、自称ミュージシャンの野田伊佐也容疑者です。
インターネットに、さまざまな動画や写真を投稿。
画像共有サイトには、つばの広い黄色いテンガロンハット。
赤い色の自転車の写真が投稿されていました。
同じような帽子をかぶり、自転車に乗った男の姿は、変電所付近の防犯カメラに捉えられていました。
警視庁によりますと、野田容疑者は、やったことはやった、業務妨害とは思っていないと供述。
動機については、大量の電力を消費するJRが許せなかったなどと供述しているということです。
東京都内のJRの施設では、線路脇のケーブルが焼けるなど、放火事件が相次いでいました。
逮捕容疑となった、品川区にある変電所など、先月以降、分かったものだけで8件。
このうち4件の現場が、事件前に、画像共有サイトに投稿されていました。
こちらで撮影された画像には、陸橋にある金網から、ペットボトルのようなものを、架線の上に垂らしている様子が映っています。
画像は1か月余り前にすでに投稿されていて、2週間以上、見つけられていないなどと書き込まれていました。
私の後ろに見えます、あちらのケーブルを背景に、撮影された画像が、事件の2か月前、ことし6月に投稿されていました。
画像には、ここのケーブルを切れば、都内の電車に影響が出ると読み取れる内容の文章も書き込まれていました。
この現場近くでは、このような写真も。
警視庁によりますと、野田容疑者は、変電所以外にも、複数の放火に関わったという趣旨の供述をしているということです。
こうした行動について専門家は。
連続放火の場合、例えば不満の発散であるとか、ストレスの発散ということで、だんだんそれが高じて…。
一方、野田容疑者の自宅からは、燃料用のアルコールと見られる液体が入ったボトルが、複数押収されていたことが分かりました。
変電所など、4つの現場では、ペットボトルや針金が見つかり、なんらかの液体を使って放火されたと見られていて、警視庁は、押収された液体が、事件に使われた疑いがあると見て、詳しく調べています。
各地に大きな爪痕を残した記録的な豪雨。
きょう、茨城県境町で、男性の遺体が見つかり、警察は、豪雨の日に行方が分からなくなっていた男性と見て調べています。
利根川沿いにある茨城県の境町です。
記録的な豪雨となった今月10日、自転車で自宅を出た40代の男性と連絡が取れなくなったと、家族から警察に捜索願が出されました。
茨城県は行方不明者とはしていませんでしたが、きょう、水没している男性の自転車が見つかったため、行方不明者として公表しました。
その後、自転車が見つかった場所から、1.5キロほど離れた畑で、うつ伏せに倒れている男性の遺体が見つかったということです。
警察は、服装の特徴が似ていることなどから、遺体は、行方不明の男性と見て確認を急いでいます。
また茨城県災害対策本部は、行方不明としていた15人のうち、通報自体がうそだったとしていた1人について、警察に改めて確認した結果、通報は事実で、無事も確認されたと訂正しました。
少なくとも2800人余りが避難を続ける茨城県。
守谷市の中学校に避難していたおよそ80人が、より生活環境が整った別の施設に移りました。
宮城県大崎市では、避難所からの引っ越しに向けた動きです。
大崎市が職員住宅を無料で提供することを決め、きょうは、実家が水につかったという男性が、避難している祖父や母の当面の住まいを確保しようと、部屋を下見しました。
栃木県小山市の小学校では、6日ぶりの授業再開です。
校舎が水につかった羽川西小学校は、およそ2キロ離れた別の小学校の教室を借り、およそ170人の児童が登校しました。
これから関東は広い範囲で雨となり、あす以降は、局地的に雨が強まるおそれがあります。
気象庁は、栃木県や茨城県などの被災地では、土砂災害や川の増水などに注意するよう呼びかけています。
中東やアフリカからドイツなどを目指す難民や移民。
その経由地となってきたハンガリーでは、政府が国境管理を強化し、事実上、難民らの入国を認めなくなりました。
国境を接するセルビアでは、足止めされた難民らが抗議の声を上げるなど、緊張が高まっています。
セルビアとハンガリーの国境では、難民や移民たちが、オープン!国境を開けろと声を上げています。
足止めされた大勢の人たち。
テントを張るなどして過ごしています。
横たわる人の姿も多く見られます。
国境沿いにはフェンスが設置され、ハンガリー側では、大勢の警察官が厳重な警備に当たっています。
多い日には、9000人を超える難民や移民が押し寄せ、対応に苦慮してきたハンガリー政府は、14日以降、国境管理を強化。
事実上、難民らの入国や通過を認めなくなりました。
セルビアのステファノビッチ内相は、16日に、ハンガリー側と協議し、国境を開くよう求める意向を示しました。
EU・ヨーロッパ連合は、急増する難民の受け入れの分担を巡り、加盟国の意見が対立していて、来週22日に再び、内相会議を開いて、合意点を探ることを決めました。
またドイツのメルケル首相は、EUに対し、来週中にも、臨時の首脳会議を開くよう要請しました。
ハンガリーに入ることができず、足止めされている難民や移民。
現地からの報道では、一部の人たちは、ハンガリーへの入国を諦めて、クロアチアを経由する、新たなルートを移動していると伝えられています。
続いては、ことし7月1日の時点で、各都道府県が行った地価調査の結果です。
全国の住宅地で、上昇率が最も高かったのが、金沢。
そして、商業地は名古屋でした。
その背景にあるのが、期待の鉄道です。
北陸新幹線の開業効果は、商業地だけでなく、住宅地にも表れています。
金沢駅近くのこちらの地区にある、住宅地の地価が、全国一の上昇率になりました。
これまで古くからの家が立ち並んでいたこの地区。
北陸新幹線の開業効果で、住宅などの需要が増えているということです。
一方、商業地で最も上昇率が高かったのが、名古屋市中村区名駅3丁目。
名古屋駅周辺の再開発事業が進んでいる地域です。
この周辺では、12年後のリニア中央新幹線の開業を見据えて、オフィス需要だけでなく、分譲マンションや賃貸物件の需要も高まっています。
こうした地価の上昇、都市部で顕著です。
東京、大阪、名古屋の3大都市圏の平均の地価はいずれも上昇。
また国土交通省が地方中枢都市としている札幌、仙台、広島、福岡は、3大都市圏を上回る伸びとなりました。
一方、こうした都市を除く地方では、住宅地、商業地ともにマイナス。
地価の下落が続いています。
この結果、全国平均は住宅地、商業地ともにマイナスとなりました。
ただ、下落率は6年連続で縮小しました。
ニュースを続けます。
教員や同級生などに対する小学生の暴力行為は、平成22年度から増え続け、昨年度、これまでで最も多い1万1468件に上ったことが、文部科学省の調査で分かりました。
増加幅は低学年ほど大きく、1年生は、このデータを取り始めた平成18年度に比べて5倍に増えています。
開業は来年の3月26日です。
JR北海道は、東京と新函館北斗との間をおよそ4時間で結ぶ北海道新幹線の開業日を、正式に発表しました。
運転本数は1日13往復で、このうち、はやぶさは新函館北斗と東京を結ぶ列車が10往復、新函館北斗と仙台を結ぶ列車が1往復となっています。
兵庫県尼崎市で起きた一連の事件で、自殺した角田美代子元被告の義理の妹らに判決です。
義理の妹の三枝子被告や、長男の健太郎被告など3人は、5人に対する殺人や監禁などの罪に問われました。
判決で、神戸地方裁判所の増田耕児裁判長は、角田元被告の指示に逆らうことは相当難しく、一定の酌量の余地はあるが、犯行は執ようかつ周到で、極めて悪質だと指摘し、3人にそれぞれ、懲役21年を言い渡しました。
中国の天津で先月起きた、大規模な爆発。
この爆発でB型肝炎の治療薬を製造している工場が被害を受け、日本への出荷が停止しています。
このため、患者団体などがきょう、厚生労働省に対し、薬を確保するよう、緊急の申し入れを行いました。
厚生労働省は、国内の工場で薬を製造するための承認手続きの期間を、短縮するなど、対応を検討したいとしています。
大相撲秋場所4日目の中入り後の結果です。
ベテランの時天空は、得意の足技で3勝目を挙げました。
遠藤は、相手の隙をうまくかいくぐって中に入り、3勝目です。
高安が左足のけができょうから休場。
栃煌山は不戦勝で、4連勝となりました。
大関の稀勢の里と照ノ富士も4連勝です。
プロ野球はナイトゲーム3試合です。
パ・リーグ、優勝へのマジックナンバーを2としているソフトバンクは、8連勝中のバンデンハークが先発です。
2位日本ハムがリード。
斎藤佑樹がお伝えしていますように、きょう午後5時ごろ、埼玉県熊谷市の住宅で、1人暮らしの84歳の女性が、浴室で血を流して倒れているのが見つかり、女性は死亡が確認されました。
さらに、近くの別の住宅で、母親と小学生の娘2人が倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は近くで、ペルー人の男の身柄を確保し、2つの事件の関連を調べています。
きょう午後5時過ぎ、埼玉県熊谷市石原の住宅で、1人暮らしの84歳の女性が、浴室で血を流して倒れていると、警察に通報がありました。
警察の調べによりますと、女性はすでに死亡していて、警察が現場の状況などから、殺害された疑いがあると見て捜査していましたが、まもなくして、現場から200メートルほど離れた場所で、ペルー人の男の身柄を確保したということです。
また消防によりますと、男が確保された近くの住宅で、母親と小学生の娘2人の3人が倒れているのが見つかり、3人は死亡が確認されました。
警察が2つの事件の関連を調べています。
この現場から1キロほど離れた、熊谷市の見晴町では、おとといの夕方、夫婦が住宅の2階で刃物で刺されて殺害されているのが見つかっています。
お伝えしていますように、安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会は、まもなく安倍総理大臣が出席して、締めくくり総括質疑を行う予定です。
与党側は締めくくり総括質疑のあと、民主党などの出方によっては、今夜中に、採決に踏み切る構えです。
これに対し、民主党や維新の党など、野党5党の党首らが会談し、与党が採決に踏み切った場合には、あらゆる手段で対抗していくとして、安全保障関連法案を巡る、与野党の攻防は、緊迫した局面を迎えています。
与野党の攻防が最大のヤマ場を迎えたきょう。
退陣!強行採決絶対やめろ!
国会周辺では、法案に反対する人たちが、廃案を求めて声を上げました。
慌ただしい雰囲気の中、与野党は会談を相次いで開催。
自民、公明両党と次世代の党など、野党3党の党首は、自衛隊を派遣する際の国会の関与を強めるため、付帯決議と閣議決定を行うことで正式に合意。
3党は、法案の参議院での採決で賛成することになりました。
一方、民主党、維新の党など、野党5党の党首らが会談。
与党が野党の反対を押し切って採決に踏み切った場合には、安倍総理大臣に対する問責決議案や、安倍内閣に対する不信任決議案の提出を含め、あらゆる手段で対抗していく方針で一致しました。
こうした中、参議院の特別委員会は、横浜市で地方公聴会を開きました。
公聴会終了後には。
公聴会の会場の周りに集まっていた人たちが、道路に寝そべって、道路を封鎖しだしました。
法案の採決に反対する人たちが集まり、会場から出てきた車を取り囲むなど、警備の警察官ともみ合いになりました。
そして夕方、国会前。
警察の車両がびっしりと。
法案に反対する大勢の人たちが、車道に出ないようにしました。
国会正門前です。
法案に反対する人たちが大勢集まり、身動きが取れない状態になっています。
午後6時半前、参議院の特別委員会の鴻池委員長が姿を現します。
国会議員などに囲まれて、もみくちゃです。
安倍総理大臣は、午後7時前、国会に入りました。
与野党の大詰めの攻防が続いています。
気象情報です。
今夜は九州から関東付近で広く雨の予想です。
このあとあすの朝にかけて、特に雨雲が発達をするのは東日本です。
湿った空気が集中して流れ込むためです。
この雨雲はゆっくりと東へと移動します。
あす昼前、特に東海地方などでは、局地的に非常に激しく降るおそれがあります。
関東も午後は活発な雨雲がかかるでしょう。
関東地方は夜にかけても、雨の降りやすい状態が続きます。
茨城県周辺でも雨が強まる見通しです。
また、東北の南部でも、あすの夜以降は、雨の降り方に十分な注意をしてください。
2015/09/16(水) 19:13〜19:50
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▽安保法案で国会緊迫 採決めぐって与野党は 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】桑子真帆,【気象キャスター】寺川奈津美

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