2015年04月17日
大浦湾周辺陸地の昆虫 (2015年4月14日、15日)
2014年4月14日と15日は、大浦湾周辺陸地の沢に昆虫を見にいきました。
背中に赤いダニをびっしり乗せたタイワンシマアメンボが水面に落ちた蛾を吸っていました。
しかし大きなアメンボに横取りされてしまいました。
オキナワトゲオトンボを両日とも7~8頭見ることができました。
羽化直後の色の薄い個体も見つけました。この沢で発生しているのですね。
「沖縄のトンボ図鑑(尾園暁・渡辺賢一・焼田理一郎・小浜継雄)によると、オキナワトゲオトンボは沖縄島と渡嘉敷島の固有種で、沖縄島の東海岸では名護市大浦川流域以南~沖縄市まで分布しているそうです。沖縄県のレッドデータブックでは準絶滅危惧種とのこと。
クモが交接をしていました。オスが口元の触肢で精子の入った袋をメスのお腹の生殖孔に入れています。
小枝にぎっしり産み付けられた卵から何かがふ化していました。
15日はクロイワニイニイの鳴き声を聞くことができました。
林の中は昼間なのに暗くてうまく昆虫たちを撮影できませんでした。次は電灯を持っていきます。