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参院特別委は未明に 委員長職権で決定
9月17日 0時10分

安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会は、16日、与党側が締めくくりの総括質疑を行いたいとしていましたが、野党側が強く反対したため質疑を行うことができませんでした。このため鴻池委員長は、17日午前0時10分から委員会を開くことを職権で決めました。
安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会は、16日午後、横浜市で地方公聴会を開きました。そして、委員会は、地方公聴会の後、安倍総理大臣も出席して締めくくりの総括質疑を行うことを鴻池委員長の職権で決めていました。
特別委員会を前に開かれた理事会で、民主党などは「地方公聴会の直後に、締めくくりの総括質疑を開催するのは問題だ」、「国民の理解が深まっていないなかでの開催は受け入れられない」と主張し、質疑に強く反対したため、16日は、委員会が開かれませんでした。
このため鴻池委員長は、16日夜、17日午前0時10分から委員会を開くことを職権で決めました。与党側はすみやかに締めくくりの総括質疑を始め、民主党などの出方によっては17日未明にも委員会で採決に踏み切る構えです。
これに対し、民主党などは、質疑を行うのであれば鴻池委員長の不信任動議を提出することも検討していて、委員会での法案の採決をにらんで与野党の攻防が激しさを増しています。

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