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サンフランシスコ発--Salesforce.comは同社のクラウド製品群に新たな柱を追加しようとしている。この最新のクラウド製品は、テクノロジ界に旋風を巻き起こしている一大トレンドに焦点を当てたものだ。
そのトレンドとは、今やさまざまなところで見かけるInternet of Things(モノのインターネット)、すなわち「IoT」だ。
同社の年次カンファレンス「Dreamforce 2015」の初日である米国時間9月15日に発表された「Salesforce IoT Cloud」は、同社のクラウド製品群(「Sales Cloud1」や「Service Cloud1」「Marketing Cloud」など)に新たに追加されるものであり、より迅速な洞察や対応を可能にするリアルタイムでのデータ分析をもたらすとされている。
IoT Cloudは、これまでのDreamforceカンファレンスで発表されたアプリやソフトウェア統合、モバイル機器とのつながり(「Salesforce1」プラットフォームなど)からデータを取得するだけの製品ではない。
IoT Cloudは、コネクテッドワールドの実現に向けた大局的かつ数々の予測を見据え、スマートフォンから自動車、風力発電施設、工業用タービンに至るまでのあらゆるものに搭載されたセンサを活用し、それらの情報をSalesforceチャネルに流し込むことで、サービスに応じたほぼ瞬時の対応を可能にする。
考えられるユースケースの例として同社は、危険な運転の可能性を識別する車載センサを挙げている。これは、レンタカー会社や保険会社などで重宝するはずだ。
IoT Cloudは、「Thunder」というテクノロジによって、こういったリアルタイム接続を可能にする。Thunderは、今回のカンファレンスでSalesforce.comが大々的にアピールしている、極めて高いスケーラビリティを誇るイベント処理エンジンであり、アイデンティティ管理やアプリ開発、統合、コンプライアンスを横断する各種サービスとの連携を目的としている。
Thunderは、「Salesforce App Cloud」の一部として提供される。なお、App Cloudは同社のデジタルマーケットプレイス「AppExchange」のほか、既に550万以上のアプリをホストしている。
IoT Cloudはパイロット運用が2016年上半期に開始される予定だ。また、一般提供はパイロット運用の開始後、2016年中に予定されており、価格の詳細もそのタイミングで発表される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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