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【格闘技】

山中に挑戦のモレノ「俺は神の目」

2015年9月16日 紙面から

WBCバンタム級世界戦に向け、練習する挑戦者のモレノ=東京都新宿区の帝拳ジムで

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 WBC世界バンタム級タイトルマッチ(9月22日、東京・大田区総合体育館)で王者・山中慎介(32)=帝拳=に挑戦する前WBA同級スーパー王者で同級2位アンセルモ・モレノ(30)=パナマ=が15日、東京都内のジムで練習を公開、“ビッグマウス”を披露した。

 山中の「神の左」について問われたときだった。モレノは自信満々に「別にそのネーミングについて思うことはないよ。ただ、ワオーと思うぐらい。俺は強いサウスポーと戦うという意識しかない。俺の持ち味はパンチを打たれないこと。神の左をよけられるかって? ムーチョ(たくさん)よけてやるよ。俺の目は“神の目”だからな」と言い放った。

 よほど、自信があるのか、モレノは山中に勝った後のプランも明かし、「もし、山中がもう一度『俺とやりたい』と言ってきたら、そのチャンスを与える」と上から目線でリマッチも受けて立つと宣言した。

 試合翌日の23日は一回り年上の妻でマネジャーも務める妻ロースラグナさん(42)の誕生日で、結婚5周年記念日でもある。愛妻家としては、負けて惨めな記念日というシナリオだけは絶対に避けたいところ。

 この日、シャドー、ミット打ち、サンドバッグ打ちなどで1時間半ほど汗を流したモレノは帰り際、「手ぶらではパナマに帰らない。必ずベルトを持ち帰る」と最後まで強気だった。(竹下陽二)

 

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