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【プロ野球】

広島5連勝で勝率5割復帰 ますます大混セ

2015年9月16日 紙面から

広島−巨人 巨人戦に先発した広島・ジョンソン=マツダスタジアムで(岩本旭人撮影)

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◇広島1−0巨人

 広島が2分けを挟んで5連勝とし、3月31日以来の勝率5割に復帰した。ジョンソンがストライクゾーンを広く使い、8イニングを無失点で12勝目。2回に失策で挙げた1点を守った。巨人は好投の菅野を援護できず、連勝が3でストップ。

 安打はわずか2本、得点は敵失による1点だけ。広島は球団ワーストを更新する23戦連続1桁安打を記録したのに、2引き分けを挟む連勝が5に伸びた。緒方監督は「ジョンソンの投球に尽きる。中崎もたくましくなった」と投手陣を褒めた。

 防御率リーグトップのジョンソンは、来日初の中4日でも内容は落ちなかった。「持ち球全てでストライクが取れた」。球威十分の直球にカットボールなどの変化球の切れ味も抜群。8イニングを103球で無失点に抑えた。巨人戦は3試合に先発し2勝0敗、23イニング無失点。見事なキラーは、広島の左腕としてはリーグ優勝した1991年の川口以来の12勝に到達した。一方、今季途中から抑えを担う中崎は9回を3人で料理。先週5連投した疲れを感じさせず150キロの速球を投げ込んだ。

 3月31日以来の勝率5割復帰。中崎は「5割を目標にやっていない」と威勢がいい。3位巨人とのゲーム差は1・5、首位ヤクルトとも3。緒方監督は「残り16試合しかない。うちはまだ上から4番目。一戦必勝でやっていく」と話す一方、17日から始まる今季最長の12連戦について「あっという間に終わるでしょうね」。視界に捉えた逆転優勝に向け、気持ちを高ぶらせた。

 

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