LPGA:NZ国旗を身にまとったリディア・コ「韓国ファンに感謝」

18歳4カ月と20日、史上最年少でメジャー制覇
「『メジャー優勝いつ?』と聞かれなくなるのがうれしい」

LPGA:NZ国旗を身にまとったリディア・コ「韓国ファンに感謝」

 「ゴルフ最年少記録にもグランドスラムがあるとしたら、リディア・コはついにそれをやり遂げた」(米ゴルフチャンネル)

 「すでに伝説の仲間入りをしたリディア・コだが、その成長はとどまるところを知らない」(米ゴルフダイジェスト)

 韓国系ニュージーランド人のリディア・コ=韓国名:コ・ボギョン=が13日、全米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーのエビアン選手権でツアー史上最年少のメジャー大会チャンピオン(18歳4カ月と20日)になると、外信は一斉に称賛の言葉を贈った。これまで何度もさまざまな最年少記録を塗り替えてきた「天才少女」が、新たな記録を追加したからだけではない。リディア・コはとてつもないプレッシャーを背負いながらも、最終ラウンドで8バーディーを出す完ぺきなプレーを披露した。第4ラウンド63はリディア・コの1ラウンド最少打数タイ記録であり、歴代のメジャー大会優勝者が最終ラウンドで出した最少打数記録でもある。

 大会の習わしに従い、リディア・コはニュージーランド国旗を身にまとって優勝セレモニーに臨んだ。ソウルで生まれ、6歳の時にニュージーランドに移住したリディア・コは、今やニュージーランドで最高のスター・アスリートの1人だ。

 リディア・コは「私の体に韓国人の血が流れているということを知って私を応援してくださった韓国のファンたちに感謝する」と言った。しかし、ゴルフが112年ぶりに正式種目として復活する来年のリオデジャネイロ五輪にはニュージーランド代表として出場するため、韓国人選手と金メダルを競い合う最も脅威的なライバルとなる。メジャー大会優勝で大きな大会での強さを発揮、より強力な優勝候補に浮上した。

 リディア・コは「五輪はゴルフ人生最大の目標の一つ。ゴルフが正式種目に採用されたと発表があった瞬間から、五輪を夢見てきた」と言った。これまでは優勝するたび、「当分の間はゴルフクラブを握らないでソファーでゴロゴロしながらゆっくり休みたい」と言っていた。だが、今回は違っていた。「数日は休むが、また練習しなければ。来月からアジアで始まる大会に備えなければならない。それに、五輪は目前に迫っている。あと1年しかない」と語った。

崔秀賢(チェ・スヒョン)記者
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