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米 ロシアのアサド政権支援を強く批判9月16日 9時08分
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アメリカ政府は、内戦が続くシリアのアサド政権に軍事支援を続けるロシアを強く批判し、支援をやめて、過激派組織IS=イスラミックステートに対抗する有志連合と協力するよう求めました。
ロシアのプーチン大統領は15日、シリア北部などを拠点とする過激派組織ISに対抗するためとして、アサド政権への軍事支援を続ける考えを強調しました。
これについて、アメリカ、ホワイトハウスのアーネスト報道官は記者会見で「アサド大統領は国を率いる正統性を失っており、さらなる支援はシリアを不安定にさせ、逆効果だ」と述べて強く批判しました。そのうえで、ロシアに対してアサド政権への支援をやめて、ISに対抗する有志連合と協力するよう求めました。
シリア情勢を巡ってアメリカのケリー国務長官は15日、ロシアのラブロフ外相と電話で会談したということで、こうしたアメリカ側の立場を伝えたものとみられます。
アメリカはロシアが、弱体化するアサド政権への軍事支援を強化しているとみて警戒を強めていて、オバマ大統領がプーチン大統領と今月下旬にニューヨークで、国連総会に合わせて、直接会談するのかどうか注目されています。
これについて、アメリカ、ホワイトハウスのアーネスト報道官は記者会見で「アサド大統領は国を率いる正統性を失っており、さらなる支援はシリアを不安定にさせ、逆効果だ」と述べて強く批判しました。そのうえで、ロシアに対してアサド政権への支援をやめて、ISに対抗する有志連合と協力するよう求めました。
シリア情勢を巡ってアメリカのケリー国務長官は15日、ロシアのラブロフ外相と電話で会談したということで、こうしたアメリカ側の立場を伝えたものとみられます。
アメリカはロシアが、弱体化するアサド政権への軍事支援を強化しているとみて警戒を強めていて、オバマ大統領がプーチン大統領と今月下旬にニューヨークで、国連総会に合わせて、直接会談するのかどうか注目されています。