【ソウル聯合ニュース】米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は15日、韓国の国債格付けを「シングルAプラス」から上から4番目の「AAマイナス」に1段階引き上げたことを発表した。見通しは「安定的」とされた。
S&Pは昨年9月、韓国の格付けを「シングルAプラス」に据え置いたまま、見通しを「安定的」から「肯定的」に引き上げ、上昇の可能性を示していた。
S&Pは格付けを引き上げた理由について、今後3~5年で韓国経済が多くの先進国に比べ、優秀な成長をすることが予想されると説明。また、短期外債の割合が減り、北朝鮮をめぐる地政学的リスクが減少したとコメントした。