韓国で形態は問わず所得がある成人2000万人のうち、上位10万人(0.5%)の平均年収が4億7000万ウォン(約4800万円)に達するとの分析が明らかになった。所得には勤労所得、利息など金融所得、賃料収入など賃貸所得などが全て含まれる。
国税庁が14日までに国会企画財政委員会に提出した資料を経済改革研究所が分析した結果、所得最上位100人の平均年収(2013年)は212億9900万ウォン(約21億6300万円)だった。実効税率は上位100人が29.2%、上位10万人が20.1%だった。
金融所得や賃貸所得を含まず、勤労所得だけで集計すると、平均年収は最上位100人で66億3800万ウォン(約6億7400万円)、上位10万人で2億7440万ウォン(約2790万円)だった。
所得上位10万人が所得者全体に占める割合は0.5%で、最近4年間(10-13年)に変動はなかった。