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独首相 難民問題でEU臨時首脳会議を要請
9月16日 6時10分

独首相 難民問題でEU臨時首脳会議を要請
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ヨーロッパの難民問題を巡ってドイツのメルケル首相は、ドイツなど一部の国だけで問題は解決できないとして、EU=ヨーロッパ連合に対し、来週中にも難民問題を協議する臨時の首脳会議を開くよう要請したことを明らかにしました。
ヨーロッパの難民問題を巡り、ドイツのメルケル首相は15日、オーストリアのファイマン首相とベルリンで会談し、会談のあと両首脳はそろって記者会見しました。
この中でメルケル首相は「この問題はEU全体に責任がある。ドイツやオーストリアなどだけでは問題は解決できない」と訴え、来週中にも、難民問題を協議する臨時の首脳会議を開くようEUのトゥスク大統領に電話で要請したことを明らかにしました。
メルケル首相は臨時の首脳会議で、▽シリアなどの国々への支援を通して難民が生まれることを抑え、問題の根本的な解決を目指すことや▽難民を速やかに各国に振り分けるため、難民の登録拠点をギリシャやイタリアに整備することについて協議したいとしています。
ドイツでは、ことしに入ってこれまでに50万人近い難民が流入し、各自治体の受け入れが追いつかない状況になっていることから、ドイツ政府は先週末、急きょ国境での検問の導入に踏み切るなど対応に追われています。

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