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難民流入でハンガリーとオーストリアが国境管理強化9月15日 6時00分
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中東などからヨーロッパに大勢の難民や移民が押し寄せるなか、ハンガリーとオーストリアが国境の管理を相次いで強化するなど、各国は対応に苦慮しています。
ハンガリーには、旧ユーゴスラビアのセルビアを経由して、多い日には5000人以上の難民や移民が押し寄せていて、警察は、14日、多くの難民らが国境を越える際に利用している場所を封鎖して、入国を制限しました。ハンガリー政府は、国境沿いに175キロに渡るフェンスの設置を進めているほか、15日からは、密入国をあっせんした際の刑罰を重くするなど、国境の管理を強化する方針で、今後、入国できない難民や移民が相次ぎ、混乱が広がることも予想されます。
また、ハンガリーの隣のオーストリアでも14日、ミッテルレーナー副首相が記者会見し、「国境の秩序が失われているので、この緊急事態に対応するために行動する必要がある」と述べました。オーストリアは、今後、最大で2200人の軍の部隊を国境地帯に投入し、警察とともに警戒に当たるとしています。
ヨーロッパでは、多くの難民や移民の目的地となっているドイツが、国境での検問の導入に踏みきるなど、国境の管理を強化する動きが広がっていて、各国は対応に苦慮しています。
また、ハンガリーの隣のオーストリアでも14日、ミッテルレーナー副首相が記者会見し、「国境の秩序が失われているので、この緊急事態に対応するために行動する必要がある」と述べました。オーストリアは、今後、最大で2200人の軍の部隊を国境地帯に投入し、警察とともに警戒に当たるとしています。
ヨーロッパでは、多くの難民や移民の目的地となっているドイツが、国境での検問の導入に踏みきるなど、国境の管理を強化する動きが広がっていて、各国は対応に苦慮しています。