どうも、こんばんは。
プロ野球もレギュラーシーズンが終盤。
ここにきて、山田柳田のトリプルスリーほぼ確定があったり、甲子園での(公式な)誤審があったり…。
なんだかんだ今シーズンも様々なことが巻き起こっていて面白い。
そんな中、我が中日は最下位に低迷しており、ファンにとって非常に残念なシーズンとなりつつある今日。
まぁね、04年から12年までAクラスしかないっていう方がビックリするわけなんだけど。
むしろこの戦力でギリギリまでこれだけ奮闘してくれたなら僕としては御の字ではないかと。
開幕からあれだけ
「中日はダントツで最下位になる!」
なんて解説されてたわけだし。
それに比べたら、十分、いや、十二分に僕は頑張っていると思うけどなぁ!
さてさて、そんな中ですよ。
今シーズンの中日ドラゴンズはベテラン勢が一、二の三で引退を発表する選手が多くて、ワイ困惑。
とりあえず引退・退団が確定(的な)選手をリストアップしてみる。
谷繁元信 監督兼選手 捕手登録 引退
ノムさんの記録を抜いて、日本一になったことを皮切りに、徐々に監督に専念していった今シーズン。
達川コーチのおかげで、杉山や桂が一軍でもそれなりにやれるようになってきているので、潮時と見たのか。
サンキューあのねのね。
なんか最近のニュースだと監督4年契約で2年目が今年終わるけど、続投白紙らしい。
最下位になったら監督交代、って最近の風潮ホンマ嫌い。
少しは我慢することを覚えろ、ってどこの球団も。
和田一浩 選手 外野手登録 引退
ちょww和田がINTAIww
打率.293本塁打5打点24(9月15日時点)とか十分戦力なんですがそれは。
どうやら打って走って守れる選手じゃないと嫌だ、という彼のプライドが引退へ向いたらしい。
そういえば立浪もそんなこと言ってたな。
なお立浪の引退年の成績が打率.318本塁打1打点17とか言ってた。まだやれたはず。
2000本安打も打ったし、それならそれでいいのかな。
中日に移籍してきて2年。
何度救われたことか。
日ハム時代からめちゃくちゃ好きだった。
中日に移籍してきたときはTシャツ即購入したぐらい。
出てきたときのうれしさ半端なかった。
今でもナゴヤドームで彼がコールされれば大歓声。
サンキューガッツ
フォーエバーガッツ
朝倉健太 選手 投手登録 引退(らしい)
終身名誉トレード候補。
なんだかんだ二ケタ勝利もそれなりにしてるんだけどなぁ。
なお中日ファンの間では
「なんだよ朝倉かよ今日しゃーない」
までがテンプレート。
入団後の摺り足投法、嫌いじゃなかった。
たまに出てきてさりげなく勝っていくスタンス、僕はあなたをいつまでも忘れません。
川上憲伸 選手 投手登録 退団
むしろなぜ二年契約だったのか。
彼のおかげで今日のドラゴンズは成り立っていたと言っても過言ではない。
ワインドアップからのフォームくっそ綺麗だったのに、どうしてセットアップからにしたのか。
どうやらまだ投げれるらしいので、引退ではなく退団になる模様。
メジャーの時の投げれば負ける感はさすがに酷かった印象ある。
日本人相手にはカットボールは有効だけど、外国人相手だとやっぱりダメなのかね。
そういえば、同じリーグにヤンキースで膨大な額を積んで入った人がいましたが、彼はどうなりましたか…?
こんなにベテラン勢が一斉に引退・退団するとは。
これで終盤のナゴヤドームの観客動員数はアップ間違いないね!
なお御年50歳の山本昌さんはいまだに去就を判明させていない辺り、中日の闇。
それにしても、どうしてここまで中日はベテランを保護するのか。
「ナゴヤドームは老人ホームじゃねぇぞ!」
って今シーズン試合見に行ったときに、一番秀逸なヤジだった。老人が言ってるあたりがさらに秀逸さ増してた。
まぁ言いたいことはよく分かる。
それもこれも、原因は落合GMなんじゃないかという意見はファン内外から聞こえている。
まぁ正論だよね。
どう考えても彼の意向であることは間違いないと思う。
それ以前に、ナゴヤドームからお客さんが減った、という理論も落合GMの責任となっている。
個人的な意見を言えば、全責任は落合GMにある訳ではない。
だが、少なくとも08年以降の落合政権(当時監督)には責任の一端があるんだと思う。
ファンとしては、卓越した打撃センスと驚異的な打撃成績を残した落合が監督に就任した事で、恐竜打線を構築する強い中日ドラゴンズが見れると思った。
第一、ナゴヤドームに来るタニマチは多分そういう野球が好きなんだと思う。
だが、落合が掲げた野球は緻密で(言い方が悪いが)姑息な野球。
確かに長年プロ野球に関わってきた彼が出した究極の答えなんだと思う。現に成功してるし。
その緻密な野球にもほころびが生まれる所があるのを、ベテランや外国人が補う野球を展開するのが落合野球なのだ。
中日ドラゴンズ最強と言われる06年はまさにその野球を前面に展開した年だった。
長打力?T.ウッズがいるでしょ?
出塁率?福留がいるでしょ?
控え?英智が守るでしょ?立浪が打つでしょ?
守り?アライバと最強外野がいるでしょ?
投手?頭数揃えて、後ろも盤石にしたでしょ?
こういった、ほころびが出そうな所を全部埋めていった年だった。
だけど、そこから徐々にほころびが生まれていくのは明確だった。
そのほころびを何とかやりくりしていったのも落合野球の神髄なんだと思う。
ただ、最強にして完璧なほころびの補修を見せつけられたファンにとっては、06年という幻影に追われることになってしまった。
2010年に関しては、日本一になったにも関わらず、なぜかパッとしない。
その後、GMに就任したら、ほころびを補修するのは現場の人間であるわけで。
だからこそこうやってどうもギクシャクする感じが生まれているんだと思う。
ファンだったら、どんな時であっても応援してあげるのが大切なんじゃないかな。
弱いからファン辞める、とか弱いから中継見ない、ドーム行かない、っていうのは言
いたいことはわかるけど、それとこれは話を切り分けておくべきだと思うな。
おわりっ。