京都・大原の遺体、京阪社員を逮捕 遺棄容疑、殺害ほのめかす
京都市左京区大原の山中で5月、埋められた状態の女性の遺体が見つかった事件で、京都府警捜査1課と下鴨署は15日、死体遺棄の疑いで、北区紫野花ノ坊町、京阪電鉄社員西脇政樹容疑者(55)を逮捕した。DNA型鑑定などから、遺体は左京区下鴨北茶ノ木町、無職細川朋恵さん=当時(43)=と判明した。
府警によると、西脇容疑者は「埋めたことに間違いない」と容疑を認め、細川さんの殺害もほのめかしているという。
逮捕容疑は、昨年7月末から同8月初旬ごろ、左京区大原大見町の山林で、細川さんの遺体を埋めて遺棄した疑い。
府警によると、2人は昨年春ごろ知り合ったという。細川さんは同7月末ごろから行方不明となり、両親が下鴨署に届け出ていた。
細川さんを知る女性は「以前、2人でランチに行った時は楽しく会話した。ごみ出しで会った時もあいさつを返してくれた」と振り返った。西脇容疑者宅近くの男性は「町内会の役員もやり、近所付き合いもあった。逮捕されたと聞いて驚いている」と話した。
【 2015年09月15日 23時27分 】