プレイレポート
正式サービススタートから1か月で登録者数30万人を突破したDMMのアイドル育成ブラゲの新星「アイドルうぉーず」。基本システムから人気の秘密を探る
キャラクターの収集と育成が主体となるゲームの中で,いわゆるアイドルモノのタイトルは数多く存在しているが,本作はジャンルイメージそのままの直球勝負なゲーム内容となっている。慣れ親しんだゲームシステムに,とびきり可愛い女の子を登場させる手法,かつ小難しいシステムは存在しないので,女の子の育成に集中できる。
本稿では,本作がどんなゲームなのか,基本システムの紹介をしていきたい。正式サービスから少々時間が経過してしまったが,もともと自分のペースで楽しめるタイトルでもあるので,この機会にどんな女の子が登場するのか実際に自分でプレイして確認するのもいいだろう。
クエストを回してアイドル達の育成に欠かせない素材を入手
ゲームの背景としては,ただのアイドルオタクがプロデューサーに大抜擢されるという黄金パターンで,アイドルを育てて自分だけのユニットを組み,仲間とともにライブバトルを勝ち抜くことが目的となる。敏腕プロデューサーとして芸能界の頂点を目指すわけだ。
キーワードになるのは,ドリームフェスティバル通称“ドリフェス”で,これは「いろんな芸能プロダクションからきゃわゆいアイドルが集まって魅力をアピールしあうイベントなの!」(ゲーム内に登場するみわ子談)とのこと。実際のゲーム内でもドリフェスというコンテンツがあり,プロダクション(プレイヤーが集まるコミュニティ)同士でどちらのアイドルが魅力的なのかを競い合う大規模なリアルタイムバトルが勃発する。一つのプロダクションには最大25名のプロデューサーが所属できるので,トップレベルでは25対25の大規模なバトルが行われているはずだ。
基本的なゲーム進行は,時間の経過で回復していくクエP(疲労度のようなもの)を消費して「クエスト」を回り,そこで出現するライバル達を,こちらも時間の経過で回復していくスカウトPを使ってスカウトしていく。
クエストを繰り返し実行することでプロデューサーの経験値が溜まっていき,一定以上になるとレベルが上がって「クエストアビP」を獲得できる。詳しくは後述するが,このアビPを使って,さまざまな効果を持つアビリティを習得できるのだ。
曜日限定クエストやイベントクエストなどもあり,クエストの道中でまれにアイドルやノーマルガチャを回せる友情Pなど各種アイテムが獲得できることも。
ライバルのスカウトは,レイド戦と言い換えると分かりやすいだろうか。最初の攻撃だけスカウトPは消費せず,ほかのプロデューサーに応援を依頼することもできる。逆に応援依頼を受けた場合は,マイページからスカウト応援依頼を受ければいい。
ライバルは必要説得ポイントを達成すると説得に成功したことになり,ガチャチケットや強化アイテム,「ドール」という各種アイテムと交換可能なポイントなどが報酬として手に入る。効率の良いゲームプレイをしたいなら,ライバルをいかに数多く説得できるかが重要になってくるのだ。
また,各ステージに「プレミアムガール」というライバルが存在し,これを説得できると新たなステージに進行できる。プレミアムガールのスカウトに失敗しても説得ポイントはリセットされないので,成功するまで何度も挑み続けよう。
なお,プレミアムガールは一度スカウトに成功しても再度出現し,説得に成功すると,ルーレットでいろいろなアイテムを入手できる。通常クエストと曜日クエストでその内容が異なっており,曜日クエストでは主にキャラクターの育成に欠かせない覚醒アイテムが手に入ることも覚えておこう。
高レアリティのアイドルを中心に育成を行って最強のユニットを編成しよう
ガチャについては,パネルガチャやレアガチャなど数多くの種類があり,ゲームを進めていくと自然とチケットがたまって行くので,課金しなくても有能なアイドルを手に入れるチャンスはある。運よく最高レアリティのSSRのアイドルと出会えたら,大切に育成していきたいところだ。
アイドルの数が揃ってきたら,「ユニット」を編成することになるが,能力や所持スキルの性能はもちろんのこと,アイドルごとに設定された「コスト」にも注意すること。
レアリティが高いアイドルほどコストも高く設定されているので,才能のあるアイドルばかりを集めた少数精鋭のユニットにするか,ほどほどの能力を持ったアイドルを数多く集めて賑やかなユニットにするのかは,プロデューサーが決定することになるのだ。アイドルそれぞれ別個に育成を行うことを考えると,最初のうちはレアリティの高いアイドルに絞ったほうが効率的だろうか。
ちなみに,本作はアイドルのステータスがかなり細かく設定されているのも特徴だ。アイドルはラブリー/パッション/クールの3属性に分類されるほか,スキルにも歌/トーク/ダンス/演技/グラビアというアイドルらしい5つの属性があって,例えば歌属性のスキルならトーク属性のアイドル効果的といった相性が存在している。
アイドルの数が増えてきたら,対峙する相手のアイドルの属性に合わせてユニットのメンバーを変更する必要も出てくるだろう。
アイドルの育成は「レッスン」でパートナーアイドルを消費して経験値を稼ぐ,いわゆる強化合成タイプだ。当然パートナーは消えてしまうので,クエストやガチャを回して数多くのアイドルを集めて育成を行おう。
「コーチ」というアイテムを使うことで,より多くの経験値を稼げるので,こちらも活用すること。実際にプレイした感じだと,専用の経験値アップ素材でのレベル上げがメインになりそうだ。
なお,同じアイドルをレッスンすると,そのベースとなるアイドルの最大レベルを上昇させる「才能開花」を行える。一人のアイドルに最大3回まで才能開花を行うことができ,レベルにして+20まで伸ばせる。その際,レアリティがSRなら,SR+→SR++→SRMAXのように変化していく。
最終才能開花のレベル条件まで達したアイドルは,専用のアイテムを使って「覚醒」することも可能だ。才能開花のことも考えると高レアリティのアイドルを覚醒させるのは簡単なことではないが,レアリティが一段階上昇したり,アイドルの絵柄やスキルが変更になったりと大幅な強化が行える。雰囲気が変わる場合もあるので,気になる女の子がいたら,ぜひとも覚醒まで育ててもらいたい。
実際にプレイをしていくなかで,育成に力を入れたいのはやはりSR以上のアイドル達だろうか。クエストを進めながらライバルをスカウトしていくと,自然とガチャチケットが集まって,それを回せば才能溢れるアイドル達と出会うことも少なくないはず。
レベル上げは,序盤こそサクサク上がっていくが,高いレベル帯はなかなかレベルが上がらなくなる。そのため,最初のうちは,低レベルでも実力を出しやすい“早熟”タイプのアイドルを30レベル程度まで育てておくとクエストの進行が捗るだろう。
アイドルとは別に,プロデューサーも「アビリティ」という特殊な能力を持っており,ポイントを使って強化することができる。アビリティは,クエスト/ドリフェス/スカウトの三つのカテゴリーがあり,クエストならクエスト用のアビP,ドリフェスならドリフェス用のアビPが入手できるといったように,それぞれのカテゴリーに合った行動を行うことでポイントが入手できる仕様となっている。
このアビリティは,ツリー構造で膨大な数があって,最初のうちはどれに振るのか悩むかもしれない。ただ,どれに振っても(ポイントをまったく振らなくても)ゲームの基本的な進行で詰まるようなことはないので,自分のプレイスタイルや,手持ちのアイドルとの兼ね合いでアビリティを選択しよう。アビリティポイントをリセットするアイテムもあるので,決められないようならシステムに“お任せ”してしまってもよい。
自慢のユニットで本格的なチームバトルが楽しめるドリフェスへエントリーせよ
クエストを回ってライバルをスカウトし,その報酬から各種アイテムを入手してアイドルを強化していくというのが基本サイクルとなるが,その合間に冒頭で軽く説明した「ドリフェス」にも積極的に参加してほしい。
ドリフェスに参加するための前提条件としては,どこかのプロダクションに加入するか,自分でプロダクションを立ち上げる必要がある。
このプロダクションはプロデューサーであるプレイヤーのコミュニケーションの場としても機能していて,「会議室」で情報交換を行ったりもできる。
ドリフェスについては,簡単に説明すると1回30分で一日2回まで参加できるリアルタイムのチームバトルで,限られた時間のなかでより多くの人気ポイントを獲得できたプロダクションの勝利。ヘルプも充実していて,メインコンテンツとして楽しめるコンテンツとなっているものの,初見では何をやっていいのか分からないかもしれない。
基本的には,相手を攻撃してダメージを与えるカードバトルのルールとなっているので,最初のうちは,ドリPをすべて使い切ることを考えて,できることをいろいろ試してみるといい。
本格的にドリフェスに参加するうえで覚えておくことは,バトルに参加するメンバーは,ステータスの合計値が高い上位5人が”フロント”で,そのほかのメンバーはバックの位置からスタートするということ。フロントは直接バトルをするメンバーで,バックをそれを補佐する役目を持っているのだ。
実際のバトルは,バック位置の場合,アシスト/コーラス/エール/神曲というアクションを駆使することになるが,参加メンバーと交互にアクションすると「コンボ」が発生してアピール力やエールの効果が増大する。戦力が均衡しているなら,より多くコンボをつなげたほうが勝利に近づくだろう。
実際にドリフェスに参加してみたが,コンボはフロントのメンバーに任せて,バック位置ならいわゆるバフ系のスキルであるエールを使い続けるのがよさそうだ。
と,解説的なことを書かせてもらったが,実のところ参加回数が少なすぎて,まだまだ分からないことだらけである。仲間とのコミュニケーションを含めてのチームバトルとなっているので,分からないことはメンバーに聞き,好成績を収められるよう試行錯誤を繰り返そう。
可愛いアイドル達が前面に押し出されているタイトルだけに,気軽なソロプレイが中心かと思いきや,本格的なチームバトルも完備された「アイドルうぉーず」。こつこつとアイドル達を育成していくだけでも楽しいが,仲間と時間を共有して戦うのも悪くないだろう。現在,プロデューサーレベル20までクエPの消費が0でプレイ可能となっているので,この機会に自分の理想のアイドルを探しに,また仲間との協力プレイで熱くなるために,本作をプレイしてみてはいかがだろうか。
「アイドルうぉーず〜100人のディーバと夢見がちな僕〜」公式サイト
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アイドルうぉーず〜100人のディーバと夢見がちな僕〜
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- モノトーンで描かれるグラフィックスは一見の価値アリ。ハードボイルドな横スクロールステルスアクション「Calvino Noir」のプレイレポートを掲載
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