いまの国会の最大の焦点となっている安全保障関連法案をめぐり、道議会で民主党が慎重審議を求める意見書案を提出しましたが、自民党と公明党の反対で否決されました。
参議院の特別委員会で審議されている安全保障関連法案をめぐって与党側は、１７日までに委員会での採決を行い週内の成立をはかる方針です。
こうした中、道議会で民主党が法案の慎重審議を政府に求める意見書案を提出しました。
意見書案は、法案について元最高裁判所長官らが違憲だと指摘していることや報道機関の世論調査では慎重審議を求める意見が多く、「国民の理解が進んだとは到底言いがたい状況だ」としていまの国会で採決しないよう求めています。
採決では、民主党、北海道結志会、共産党が賛成しましたが自民党と公明党の反対で否決されました。