クリントン氏が初戦の重要州で逆転許す、全米でもリード縮小

全米でも差は縮まっている。ロイターとイプソスが１１日公表した全米世論調査では、一時３０％ポイント差をつけていたクリントン氏のリードが８％ポイントに縮んだ。

クリントン氏は１４日、アイオワ州での選挙キャンペーンの後、記者団に「選挙はこれからだし、指名争いもこれからが本番だ」と語った。来月の民主党の討論会でライバル候補と一線を画すことができるとし、自らの選挙戦の見通しに依然として自信を示した。

同氏は「一直線に進めるとは思っていない。これまでの選挙キャンペーンを通じて何事にも波があるとわかった。人々の意思決定は時間とともに変化する」と記者団に語った。

民主党討論会は１０月１３日のネバダ州ラスベガスを皮切りに、毎月１回ずつ開かれた後、２月１日にアイオワ州での党員集会を迎える。