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IEA事務局長 日本の原発再稼働に理解
9月15日 22時34分

IEA=国際エネルギー機関の新しい事務局長に今月就任したファティ・ビロル氏がNHKのインタビューに応じ、日本のエネルギー政策について、二酸化炭素の排出量の削減に向けて再生可能エネルギーや原子力発電所の利用が求められていると述べ、原発の再稼働を進める政府の方針に理解を示しました。
今月IEAのトップとなったビロル事務局長は政府との政策協議などのため日本を訪問していて、これに先立って、フランス・パリの本部でNHKのインタビューに応じました。
この中でビロル事務局長は、日本のエネルギー政策について「再生可能エネルギーの活用やエネルギー効率の改善、それに原発のさらなる利用が求められている」と述べ、地球温暖化につながる二酸化炭素の排出量の削減に向けて原発の再稼働を進める日本政府の方針に理解を示しました。
そのうえで、ビロル事務局長は「再稼働する原発には最高水準の安全措置が求められる。気候変動対策にも効果があることについて、国民と対話を重ねる必要がある」と述べ、十分な安全対策に加え、地球温暖化対策という観点から説明を尽くし、原発の再稼働に国民の理解を得る必要があるという認識を示しました。

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