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海が割れた時だけ渡れる島!古城島に眠る神秘の甘崎城跡に上陸しよう!!

しまなみ海道が走る大三島の東には、大潮の時に海が割れる時にだけ歩いて渡ることが出来て、潮が満ちる前に大三島に戻らなければ取り残されてしまう無人島があります。その無人島は、日本ではじめての水軍城の甘崎城があった古城島で、年に数回だけの無人島探検、水軍城遺跡めぐりが出来るという島です。

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1.古城島・甘崎城跡 とは?

古城島にあった甘崎城は、天智天皇10年(671年)に唐の軍勢を防備するために作られた、日本で最も古い水軍城でした。甘崎城は、島全体が城跡となっていて、島の周囲の海底には城の石垣や柱の跡が残されており、島に渡れる時にだけその姿を確かめることが出来ます。

2.古城島・甘崎城跡 のおすすめポイント

瀬戸内海の雰囲気が堪能できる甘崎城跡はこうしたパノラマの撮影にも格好のロケーションです。そんな古城島・甘崎城跡の見どころと言えば…。

1:海割れが起きた時だけ無人島探検が出来る

大三島の160mほど沖にある古城島は、江戸時代のはじめまでは甘崎城として村上水軍の村上氏や藤堂氏が城主となっていましたが、現在は無人島となっているため普段は島に行く手段はなく、海割れが起きる年に数回の大潮の時にだけ、島に歩いて渡り無人島探検をすることが出来ます。

「古城島を散策する時の注意看板」

「古城島と大三島がつながった様子」

2:無人島の古城島には日本最古の水軍城 甘崎城跡がある

甘崎城は、飛鳥時代に日本最古の水軍城として築造され、瀬戸内海を制覇した村上水軍の本拠地の一つとなりました。江戸時代の初期に廃城となり、城の石垣は大三島に持ち去られるなどしたために、島の周りに残された城跡は、干潮時に石垣などが姿をあらわすのみとなっています。

「海に浮かぶ城 甘崎城の石垣」

「甘崎城の様子がわかる甘崎城略測図」

3:干潮の時にだけ姿をあらわす甘崎城の遺構が確かめられる

珍しい海割れが起きた時だけ、歩いて水軍城遺跡探索が出来るということから、城跡めぐりが好きな人達はもちろんのこと、めったに見られない珍しい光景を見ようと、多くの人達が大潮の時を狙って訪れて来ています。

4:普段は眺められない場所からの多々羅大橋

世界一の斜張橋 多々羅大橋を、普段は見ることが出来ない場所からじっくりと、その美しい姿を眺めることが出来ます。

5:立石展望台からの眺め

大三島の立石展望台は、標高270mの高さにあり古城島の様子が遠望できるだけでなく、多々羅大橋、瓢箪島など瀬戸内海の絶景を一望することが出来る素晴らしいビューポイントです。

4.古城島・甘崎城跡 を訪れた人の声

景観も美しい古城島は、歴史に詳しくなくても、景観を楽しみに来る人も多いのです!ここでは古城島を訪れた人の声をご紹介します。

5.古城島・甘崎城跡の詳細情報

季節が良い時は、多くの観光客でにぎわう古城島。ぜひ心地よい潮風とゆったりした時間を味わいに足を運んでみてください。

■ 基本情報

  • ・名称: 古城島・甘崎城跡
  • ・住所: 今治市上浦町甘崎
  • ・アクセス: 西瀬戸自動車道(しまなみ海道)大三島ICより車で約6分
  • ・渡島可能日: 年に数回の大潮の日 
  • ・渡島可能時間: 干潮の時に大三島と古城島とがつながっている間
  • ・電話番号: 0897-87-3000(今治市役所 上浦支所 上浦地域教育課)
  • ・料金: 無料

地図はこちら

最終更新 : 2015年02月21日

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