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2015年09月15日 16時51分 UPDATE

千趣会、個人情報13万件が流出か 子会社ECサイトに不正アクセス

千趣会の子会社が運営するECサイトが不正アクセスを受け、13万1096件の個人情報が流出した可能性。

[ITmedia]
photo ベルネージュダイレクトのトップページ

 千趣会は9月15日、子会社のベルネージュダイレクトが運営するECサイトが不正アクセスを受け、一部クレジットカード情報を含む13万1096件の個人情報が流出した可能性があると発表した。

 不正アクセスを受けたのは「ベビパラハッピーギフト」「Pre-moギフト」「TOMATOMAギフト」「ベビパラギフト」──の4サイトのサーバ。2012年9月20日〜2015年8月26日に登録した会員2万1994人、送り先11万564件の氏名、住所、電話番号などが流出した恐れがあるという。会員情報のうち、1万3713件にクレジットカード情報が含まれているという。

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 サーバを管理するセキ(松山市)が8月21日に不正アクセスの形跡を発見。24日に調査会社に調査を依頼し、9月3日にベルネージュダイレクトに報告。同日午後6時までにサービスを停止した。

 現在も稼働中のサイトは、被害を受けたサーバとは別に管理しているため、影響はないとしている。

 公表が遅れたのは「所轄官庁や関係各所に相談の上、カード会社との連携を待ったため」という」。流出の可能性があるユーザーには7日に連絡した。

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