「居酒屋電車」どうなった 東京駅始発の“伝統文化” 上野東京ライン開業で減少!?
- 鉄道|神奈川新聞|
- 公開:2015/09/15 12:20 更新:2015/09/15 12:38
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「大まかに言えば、仕事帰りに東海道線で飲む人は減ったように思います」
「車内飲酒ウオッチャー」の文化人類学者、濱雄亮さん(33)=川崎市多摩区=は話す。自身、缶酎ハイや発泡酒を片手に首都圏の通勤路線に乗り、車内飲酒の実態を観察(実践も)してきた。
濱さんによれば、上野東京ラインの運行が始まった3月14日以降、帰宅時間帯に東京駅から座れる機会が減り、酒を飲む人が少なくなった印象があるという。開業直前は午後6~7時台の場合、ボックス席のある車両にはビールや発泡酒などを携えた人が2、3人はいたが、開業後はなかなか見られなくなった。「待っても座れない」という環境変化が作用したのか…。
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