ウッチャン、知念侑李 ２人一役　来秋公開の映画「金メダルの男」

　ウッチャンナンチャンの内村光良（５１）とＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの知念侑李（２１）が、内村の監督３作目となる映画「金メダル男」（来年秋公開）に“２人一役”でダブル主演する。

　世の中のあらゆることで１等賞を目指す“金メダル男”秋田泉一（あきた・せんいち）の爆笑エンターテインメント。２０１１年に上演された内村のひとり舞台「東京オリンピック生まれの男」を、内村の原作、脚本、監督、主演で映画化する。内村は主人公の壮年期を、知念は若き日を演じる。

　内村は「最初、誰に演じてもらおうか見当が付かなかったんです。そんな時に、知念君の名前が挙がってきて。そういえば撮影現場で親子に見えるなんて言われたことを思い出した」と起用理由を説明する。

　知念は内村とバラエティーで共演歴がある。その内村の監督作品で映画初主演を飾ることに驚きと緊張を感じつつ「内村さんから笑いのテクニックをいっぱい学んだり、いろんなことにも挑戦できるので、いまから撮影がすごく楽しみです」と張り切っている。

　◆ものがたり　主人公秋田泉一は日本中が東京オリンピックに沸いた１９６４年、長野県塩尻市に生まれた。幼いころ、徒競走で１等賞を取ったことをきっかけに「絵画コンクール」「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、「塩尻の神童」と呼ばれるようになる。だがそれは、世の中のあらゆる１等賞を目指す「金メダル男」へのはじまりにすぎなかった…。