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【格闘技】

山中慎介、神の左で右肩破壊作戦

2015年9月15日 紙面から

モレノ対策は万全。順調な仕上がりを見せた山中=東京都新宿区の帝拳ジムで(竹下陽二撮影)

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 ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ(9月22日、東京・大田区総合体育館)で最強挑戦者といわれる同級2位アンセルモ・モレノ(30)=パナマ=の挑戦を受ける王者・山中慎介(32)=帝拳=が14日、東京都内のジムでスパーリングを公開した。

 WBO世界バンタム級1位のマルロン・タバレス(フィリピン)を相手に2回のスパー。山中の神の左が、モレノばりに右肩を前に出して構えるパートナーに何度もヒットした。右肩に当たった後、そのままあごを射抜くシーンも。防御の固いモレノ用に考えた右肩破壊作戦だ。

 タバレスは「あそこを打たれると、メチャクチャ効く。右ジャブも打てなくなるし、ガードも甘くなる。10回以降にヤマナカの左がさく裂してKO決着だな」と予言した。

 モレノはこの日来日し、報道陣に「俺が100%勝つ」と豪語した。それを伝え聞いた山中は「そう言ってもらわないと困る。バンタム級頂上決戦という気持ち。9月22日は最高の夜になる」と自信満々に言い放った。 (竹下陽二)

 

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