店頭で見つけ、ついつい借りてしまった『ボインフィールド/PAFUPAFU』という作品。題名からわかるように、『クローバーフィールド/HAKAISHA』のエロパロディ作品だ。普通のコメディ棚にあったので、きっとお色気がプラスされた笑える作品なのだろうと期待した。



ネタバレを含むのだが、ばれたところでどうでもいいと思うので、全部時系列に書いちゃう。



まずセックスシーン。ディープキスからおっぱい吸って、騎乗位→バックと普通にセックスシーンが続く。たっぷり5分ほど見せられた後にPOVで『クローバーフィールド/HAKAISHA』を感じさせるそれっぽい感じに。しかしこの感覚は間違いであることに気付く。そんなわけで、主人公がビデオをもってパーティー会場へ向かう。

…向かうのだが、どういうわけか、ハワイでのビデオ撮影シーンがカットイン。

女優2人が早速おっぱいを出す。ここで3人分のおっぱいが出ている。この作品はどういうわけか、このハワイでのシーンがやたらとカットインしてくる。しかし最後まで「撮影していた」という事以外わからないので気にするだけ無駄である。おっぱいとレズシーンを楽しむだけのためだけにある。ハワイシーンに関しては男性との絡みがない。残念である。

さて、パーティーシーン。『クローバーフィールド/HAKAISHA』でも冒頭にあった感じ。しかしそのパーティーは日本のセリザワさんにバンザイで踊ってくれないかと頼まれたストリッパーと、その他のストリッパーのお別れパーティーみたいなものなので、当然の如くストリップショーが始まる。なぜか別室でレズシーンも始まる。ここまでで合計6人分のおっぱいが出る。興が乗った主人公がレズに混じって3Pである。その間、ストリップショーは続けられる。

ここまで来てやっとこさメインの街に起こった変異がからんでくる。我々が待ちに待った怪獣の登場だ! L.A.の街に爆発が! 主人公は「胸を揺らせ」と逃げる女性に的確なディレクション。尻を映すことも忘れない。さすがだ。地震の揺れを胸の揺れで表現するのも素晴らしい。わかってる。

逃げ出した女優4人と主人公、隠れる場所を探してどこかのビルへ。1人の男がいるも「ボスがいねぇからおいとけねぇよ」みたいな事をいったので女性が会話で解決しに別室へ。当然会話とはセックスのこと。

かくまってもらえそうな雰囲気になるも、「そういえば犬忘れてたわ」ということで戻る。冒頭で犬が出てくるんだがここで伏線回収。素晴らしい。

しかし逃げる途中で怪獣に遭遇! 緑色の液体をかけられてしまう! シャワー浴びたいところでマッサージ店が見つかり女優4人でシャワーシーンへ。素晴らしい構成だ! 服も汚れたのであったものを着るのだが、かなり淫猥な感じに。しかしそのボディのせいか、これまでに散々セックスシーンやらストリップシーンやらを見せつけられたせいか、たいしてエロくもないよね、というテンションになってしまうのが不思議。

犬を救出して安全な場所へ行こうとするも怪獣のなんか良くわからん奴に襲われてしまう! しかし迷彩服を着た男たちに助けられる! よかった! 「検査が必要だ!」と連行され基地で検査。当然、検査はセックス。妙な質問のあとで博士みたいな人の前に女性が連れて行かれるものの、「私が先に脱げば脱ぎやすいでしょう」とレズシーン。

結局、女医さんが護衛について逃げるのだが、持ってきた武器が役に立たない! 仕方なく屋内へ逃げ込み、「あぁ、ビデオレター残そう」という話になる。しかし「私たちのファンが望むのは…そうセクシーダンスね!」ということで5人で絡み。



ところどころで挿入されるハワイシーンは最後まで意味が分からないという素晴らしい内容だった。股間にモザイクがかかってしまうのも残念。そして何より『ボインフィールド/PAFUPAFU』だというのに、ぱふぱふっぽいシーンが1か所ぐらいしかないという事だ! 合計7人のおっぱいが見られるという点では良いのだろうが、題名に偽りを感じる。

総評すると、XVideosを見ている感じ、で落ち着く。もしかしたらAVコーナーにあるのが正しいかもしれん。