【ソフトB】柳田、15日決める“333&V”!「一緒にできたら最高」
2015年9月15日6時0分 スポーツ報知
ソフトバンクの柳田悠岐外野手(26)が14日、優勝とトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)の“同時達成”を見据えた。仙台空港から大阪へ移動。「個人記録よりチームの優勝が優先。でも一緒にできたら最高」と意欲を見せた。マジック2で迎える15日のオリックス戦(京セラD)に勝ち、日本ハムが楽天戦(札幌D)で敗れれば、2年連続のリーグ制覇が決まる。
一気に決めるつもりだ。盗塁への警戒網が強まるなか13日の楽天戦(コボスタ)で「大きかった」と、5試合ぶりの盗塁となる三盗を決め29盗塁。すでに本塁打は32本でハードルをクリアしており、打率3割6分7厘も3割キープの安全圏。あと1盗塁で、ヤクルト・山田とともに2002年の松井稼頭央(西武)以来、13年ぶりの快挙達成は確実。「チームが勝てるようにプレーしたい」と、バットと足で歓喜のゴールに導く。
7連勝中のチームも優勝に花を添える記録が目前だ。パ・リーグ最速での優勝決定日は1964年南海と95年オリックスの9月19日。今日からの4日間で優勝を決めれば記録更新となる。「(優勝は)いつでもどこでもいい。終わりじゃないしね。ホッとするのは日本シリーズまで行って勝ってから」と工藤監督。球団は大阪での優勝決定に備え、すでに祝賀会用にビール3000本を準備するなどムードも高まっている。(戸田 和彦)