建築記録

2008年6月ソファを購入した。
アルモニア（Armonia）というネットショップのソファで楽天1位とのことだった。

が、購入して1年2年のところで側面の板にどうやら穴が開いた様子。
3年たつあたりでウレタンもへたりが激しく、座ってもばねが当たるようになった。
おそらくポケットコイルの不織布が破れた様子。

もうだめだ！と思ってからずいぶんたつが、ソファに懲りて（なんせ処分がしにくい）今回ＩＫＥＡでチェアを購入。
やっと昨日このソファの解体をした。


ソファーを覆っている布をカッターで裂いてびっくり！
とても広告どおりの「職人技」ではない。

家具屋さんの仕事ではなく、腕の悪い張りぼてやのソファーだったことが判明。

「倉庫にある木材をいかに活用するか」という感じの木組み。
なんせ骨組みのほとんどは端材で4面が平面のものがほとんどない。
また、骨組みに留められているコンパネもトータルの寸法が合うようにはなっているが、小さいサイズのものを何枚も組み合わせてはってあり、とても最初に図面があって、それに応じた材料を用意してくみ上げていくという作業ではないことが伺える。


釘は全て突き抜けて先端が飛び出し、何箇所かの木ネジもすべて飛び出している。
タッカーでとめられた側版は１ｍｍていどの紙のような、竹皮並みの薄さ。これでは子供が膝をぶつけただけで穴が開くわけだ。また、それを留めているタッカーのハリも片側は留まっているが、もう一方は裏側の骨組みに当たらず飛び出しているようす。中を開けない前提で作っている。修理に出したとしてもこれは作った本人も修理できまい。



ん〜これで9万数千円って詐欺まがい？！と思ってしまった。

見た目で選んだだけで、高い授業料でした。

もうアルモニア（Armonia）の製品は買うべきではない。というのが感想、評価です。