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仏大統領 シリアのIS拠点への空爆必要
9月15日 6時22分

中東などから大勢の難民がヨーロッパに押し寄せるなか、フランスのオランド大統領は、難民が出ている原因の1つはシリア情勢にあるとして、シリア国内にある過激派組織IS=イスラミックステートの拠点への空爆が必要だという見解を初めて示しました。
フランスは、シリアから多数の難民が出ている原因はシリアの内戦にあるなどとして、事態の改善のために空爆が必要かどうか判断するため今月8日からシリア上空で偵察飛行を行ってきました。
オランド大統領は、14日、パリで行った記者会見で、「偵察飛行の結果、シリアでの空爆は必要だ」と述べて、シリアにあるISの拠点に対する空爆が必要だという見解を初めて示しました。
フランスは、アメリカ主導の有志連合に加わり、去年9月から、イラクにあるISの拠点に空爆を行っていますが、シリアでの空爆は、結果的にアサド政権を利することになるとしてこれまで、慎重な姿勢でした。
今回、オランド大統領が、空爆が必要だという見解を初めて示したことを受けて、フランスが、実際に作戦に踏みきるかどうかが焦点となります。

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