【BOX】山中防衛戦に200連勝の“勝利の女神”が応援に
2015年9月15日6時0分 スポーツ報知
◆報知新聞社後援 プロボクシング「ワールドプレミアムボクシング」▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・山中慎介─同級3位・アンセルモ・モレノ(22日、東京・大田区総合体育館)
WBC世界バンタム級王者・山中慎介が“最強の女”にNO1を証明する。前WBA世界同級スーパー王者モレノとの9度目の防衛戦を控えた14日、都内のジムで練習を公開。12日閉幕の世界選手権を制し世界大会16連覇&個人戦200連勝を飾ったレスリング女子の吉田沙保里(32)らが応援に駆けつける予定が判明した。
誰もが認める強さを示す。今年1月に自身の祝勝会に訪れた吉田と初対面。以前から観戦を希望していた吉田を始め、48キロ級3連覇の登坂絵莉(22)と69キロ級銅の土性沙羅(20)のために席を用意。また元横綱・千代の富士の九重親方(60)も訪れる予定だ。
吉田と九重親方、シュートボクシングの創始者のシーザー武志氏(60)と山中の4人が筆を持ち「山中慎介」と一文字ずつ記したTシャツも作製。格闘界のレジェンドの闘魂を結集させた。
この日、来日したモレノが「勝つ確率は100%」と発言したことを聞き、「『今回は自信ありません』ではそりゃ困りますよ」と笑わせた。チケットは完売。注目の頂上対決へ「何の不安もない」と勝利の一点を見ている。(飯塚 康博)