「赤いスイートピー」など数々の大ヒット曲を生み出した“黄金トリオ”が、ハリウッド超大作に花を添える。
吹き替え版主題歌に決まった「永遠のもっと果てまで」(10月28日発売)は、松本氏が作詞、ユーミンがペンネーム「呉田軽穂(くれた・かるほ)」名義で作曲した。今月上旬に完成したばかりのミディアムテンポのバラードだ。
映画は主人公の少年がピーターパンになるまでを描いた感動作。“永遠の少年”が題材で、配給側は「デビュー当時から変わらない人気と歌声を持つ松田聖子さんが、主題歌にふさわしい」と“永遠のアイドル”に依頼。♪帆をあげて旅立とう 永遠の海の果てに立ち-など、聖子の人生観を投影したような歌詞が映画の世界観にも合致した。
自身初の洋画主題歌に決まり、聖子は「私もこの素晴らしい映画の一部になることができて、本当に幸せです」と感激している。
デビュー35周年を迎えた聖子。同曲誕生のきっかけは昨年、聖子が「記念の年に、ぜひもう一度お二人に書いていただけたら」と依頼したことで“トリオ”が再集結した。3人のコラボは「時間の国のアリス」以来31年ぶりで、7月の東京・日本武道館公演の中で新曲制作を発表して、注目されていた。