建学の精神

創立責任者である高橋三郎は、真理を愛し真実に生きようとする人格の育成が日本の現代的課題と考え、「人は何のために生きるのか」という人間の根本問題を教育の中心にすえた学校の設立を提唱しました。内村鑑三の志を継承する高橋の呼びかけに、多くの祈りが結集し本校は設立されました。 本校は「豊かな知性と確固たる良心を合わせ備えた責任の主体たる独立人を育成する」ことを教育目標にした、少人数・全寮制の普通高校です。 真理探究の精神を持ち、労働を大切にし、広い視野に立って平和を愛する国際的精神を備えた人間形成をめざして、豊かな自然環境の中で、聖書に基づく全人教育を行っています。


沿革

1985年   独立伝道者高橋三郎は、聖書に基づく人間教育を実践する高等学校の設立を使命と考え、東京の髙橋聖書集会と山陰合同聖書集会が母体となって祈り準備を始める
1986年   キリスト教愛真高等学校設立募金発起人会を開く
   12名の発起人と共に設立募金を呼び掛け、国内はもとより韓国、台湾、アメリカなどからも多くの支援者が与えられる
    教職員予定者12名を中心に教育研修会を開いて開校への準備を始める
1987年   校舎および男子寮、女子寮各1棟が竣工
1988年 1月 学校法人キリスト教愛真高等学校が認可され、初代理事長に多田昌一就任
  4月 開校式(初代校長 渡辺晴季)
   基督教独立学園高等学校、愛農学園農業高等学校と姉妹校締結
  4月 第1期生28名入学
  11月 新たに男子寮、女子寮各1棟が竣工(これに伴い、男子寮を創世寮、地塩寮、女子寮を愛寮、真寮と名称を付ける)
  12月 クリスマス礼拝(以後、毎年12月に実施している)
1989年 3月 第1回愛真アートフェスティバル(文化祭)、第3回からは9月に実施している
1990年 3月 理科室・図書室竣工
  7月 3年生沖縄修学旅行(現在は6月に実施している)
1991年 3月 第1回卒業式
  4月 西田潔、第2代校長に就任
  6月 キリスト教学校教育同盟に加盟
  10月 稲刈りを実施(以後、毎年田植えと稲刈りを全校生徒で実施している)
1993年 4月 三宅登、第2代理事長に就任
1993年 9月 体育館竣工
1994年 8月 西日本を襲った大干ばつのため職員で新井戸を掘る(この井戸を現在も使用)
1995年 4月 風間文子、第3代校長に就任
1997年 10月 創立10周年記念礼拝、プルム農業高等技術学校(韓国)と姉妹校締結
1999年 1月 創立10周年記念事業として特別教室棟(普通教室2室、視聴覚教室)、新グラウンド竣工
2001年 4月 渡邊信雄、第4代校長に就任
2006年 4月 佐藤全弘、第3代理事長に就任
2009年 4月 安昌美、第5代校長に就任
2010年 6月 創立責任者高橋三郎召天
2014年 4月 栗栖達郎、第6代校長に就任
2015年 5月 小久保正、第4代理事長に就任