つるまる饂飩で腹ごしらえ
脳に糖分が足りていない時には猛烈に炭水化物を摂取したくなる。
つけ麺もよいけど、炭水化物としての純度が高いのはうどんだ。糖尿病死亡率の第1位は徳島県で、ワースト2位は香川県。二大うどん県の統計データからもうどんの糖質の危険性は明らかとなっているのだけど、炭水化物を食べたいという思いは止まらない。
つるまる饂飩は関西系のうどんチェーンで、はなまるうどんや丸亀製麺などの讃岐系のうどんとは麺や出汁が異なる。都内を中心に店舗を増やしているようだ。
関西風のきざみ揚げうどんがお得
大阪うどんといえばきつねうどんが有名が有名。看板にも「うまい。うまい。きつねうどん」とある。きざみ揚げうどんを頼むと、刻んだ油揚げがどんぶり一面にたっぷり敷き詰められて330円とお買い得。もちろん揚げ玉無料で、狐と狸の化かし合いへと洒落込める。
やや柔らかく煮こまれた麺と甘めの澄んだ出汁をたっぷり吸ったきざみ揚げ。油揚げは糖質が少ないので、せめてもの抵抗になるかな。
店に入る前の「のら豚」は角煮的な調理なのかと想像していたのだけど、ラーメンにのっているようなとろとろチャーシュー。ゆで卵とたっぷりのネギがデフォルトで入っているのも嬉しい。麺は柔らか目で、スープはかつおだしで溶かれつつも濃厚なカレー。揚げ玉やフライドガーリックが味や食感に変化を与えてくれる。
都内でうどんを食べようとすると、それなりに趣向を凝らして単価を上げたものが多いのだけど、こういったざっかけないうどんも好き。近くに讃岐うどん勢がいないなかでは救世主のようにも思えた。
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