北朝鮮も嘲嗤う?露呈した韓国軍兵器の“不能”ぶり

WEB女性自身 / 2015年9月7日 6時0分

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金正恩第1書記が前線部隊に準戦時体制を命じると、韓国の朴槿恵大統領は軍服姿で「北朝鮮によるいかなる挑発行為も容認しない」と力強く宣言した。両国の会談は43時間続き、8月25日、ようやく合意に至り、軍事衝突は回避された。
 
今回の事態は、38度線の韓国側で起きた地雷爆破によって、韓国兵が負傷したことがきっかけだ。北朝鮮はこの地雷の件で遺憾の意を表明したが、金正恩第1書記は心中ひそかに嗤っているに違いない。 事ここに及んで役に立たない 韓国軍兵器の「不能」ぶりが露呈してしまったからだ。
 
「韓国は、軍事境界線にサムスンの子会社が作った警備ロボットを配置しています。これは不審者を見つけるとすぐに銃を発砲できる殺人マシンです。ところが、北朝鮮はこのロボット監視網を突破し、地雷を炸裂させた。最新鋭の兵器がハリボテだったことが明らかになったのです」(独立総合研究所社長・青山繁晴氏)
 
今回、北朝鮮の潜水艦が50隻ほど出航した。韓国軍は潜水艦の経路を把握するため、駆逐艦、護衛艦、哨戒機を追加配備したが、あっさり見失ってしまった。産経新聞の岡田敏彦記者が、そのあきれた理由を明かす。
 
「韓国軍の無人偵察機は、いずれも事故や整備不良でまともに運用できない状態です。早期警戒機も米メーカーが製造ラインを閉じたため、交換部品が調達できない事態になっています。韓国軍は『共食い整備』といって、なにか部品が故障しても、正規部品のスペアがなく、ほかの機体から部品を流用するため、稼働率がどんどん下がっていく。もはや韓国軍にまともな情報収集の 目 があるとは思えません」
 
じつは、韓国軍が保有する兵器の信頼性が著しく低いことは、韓国でも有名な話なのだ。たとえばサムスンが創刊した政府寄りの大新聞「中央日報」でさえ、こんな記事を書いている。
 
《水中で目標物を見つけられない国産魚雷「ホンサンオ」、2010年11月23日、延坪島砲撃戦で、砲弾が砲身にひっかかって発射できなかったK9自走砲、エンジンと変速機が同調せずまったく動けないK2戦車、水に浮かぶはずだったのに沈んでしまったK21歩兵戦闘車(水陸両用車)、射撃途中に暴発したK11複合型小銃  。すべて国防科学研究所が名品と宣伝した武器だ。しかし、実戦や訓練では「役立たず」だった》(7月30日付)
 
それだけではない。昨年12月には、海軍の救助艦に積まれた軍用ソナーが漁船用の魚群探知機だったことが判明。今年6月には、納入された防弾チョッキが小銃の弾を完全に貫通させてしまうことも発覚した。
 
「韓国の金秦栄元国防大臣が、かつて私に『韓国軍は休戦に慣れきってしまい、実態は非常に弱体化している』と話してくれたことがあります。じつは、日本より韓国のほうが『平和ボケ』が激しいんです」(青山氏)
 
(週刊FLASH9月15日号)

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