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鹿沼 在日米軍がボランティア

09月14日 15時44分

豪雨による土砂崩れが相次いだ栃木県鹿沼市では、在日アメリカ軍の兵士らが、被害を受けた住宅などで土砂やがれきを撤去するボランティア活動を行っています。

鹿沼市では、豪雨による土砂崩れなどが相次ぎ、住宅の庭や田んぼに泥や木が流れ込んだままになっています。
こうした中、在日アメリカ軍横田基地の兵士らおよそ70人が13日から休暇を利用して鹿沼市を訪れ、復旧を支援するボランティア活動を行っています。
14日は10人ずつのグループに分かれて作業にあたり、重機やスコップで土砂をかき出したり、流れてきた木をチェーンソーで切ったりしていました。
住民たちは「支援に来てくれてありがとう」と声をかけて感謝を伝えていました。
自宅の庭の土砂を撤去してもらった69歳の女性は「自分たちだけで片付けることはできませんでした。まさかアメリカ軍の兵士が来てくれるとは思っていなかったのでうれしかったです」と話していました。
在日アメリカ軍横田基地所属のコリーン・タケヤマ少佐は「基地から3時間ほどかけて自家用車で来ました。住民が早く日常生活を送れるよう支援したいです」と話していました。
兵士たちは鹿沼市内の小学校の体育館に宿泊し、15日までボランティア活動を続けることにしています。

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