男性の遺体 シートに包まれスーツケースに

9月11日 9時48分

京都市の住宅から殺害されたとみられる男女の遺体が見つかった事件で、男性の遺体が緑色のシートに包まれた状態でスーツケースに入れられていたことが、警察への取材で分かりました。警察はシートが何に使われていたものか調べるとともに、玄関で見つかった血の痕の鑑定を進めています。

今月８日、京都市左京区の住宅で、１階の居間にあったスーツケースの中から、この家に住む赤羽敬さん（５５）の遺体が見つかり、さらに１階の浴室前の脱衣所で一部が白骨化した５０代から７０代位の女性の遺体が見つかりました。
２人の頭には鈍器で殴られたような骨折の痕があり、警察は２人が何者かに殺害されたとみて、殺人と死体遺棄の疑いで捜査しています。
この事件で、赤羽さんの遺体は体を折りたたんだ状態で、緑色のシートに包まれていたことが警察への取材で新たに分かりました。警察はシートが何に使われていたものか調べるとともに、玄関の壁や床で見つかった血の痕の鑑定を進めています。