韓国軍3人死傷の事故、手りゅう弾に「致命的欠陥」か、在庫はまだ25万発＝韓国ネット「なぜこんな非常識なことが」「近いうちに国が亡びるかも」

2015年9月11日、韓国・東亜日報によると、大邱にある韓国陸軍歩兵第50師団新兵教育隊訓練場で手りゅう弾が爆発し1人が死亡、2人が負傷した事故で、問題の手りゅう弾に致命的欠陥があった可能性があることがわかった。

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韓国国会国防委員会所属の新政治民主連合金光鎮（キム・グァンジン）議員が11日、陸軍と国防技術品質院から入手した「K413（KG14）細裂手りゅう弾資料」によると、第50師団新兵訓練隊で爆発したものと同型の手りゅう弾が昨年の陸軍弾薬支援司令部の機能テストで「致命的欠陥」判定を受けていたことがわかった。

金議員によると、陸軍の弾薬司令部は昨年4月17日に実施した弾薬定期試験中に、30発のうち6発の手りゅう弾が国防規格上「致命的欠陥」に分類される遅延時間「3秒未満」に爆発する欠陥を発見していたが、軍は欠陥が発生した手りゅう弾と同じ年（2011年）に製造された同ロットの6万発だけを廃棄処分にしていた。欠陥があるとみられる手りゅう弾は、2010年から今年までに約100万発が軍に納品されており、現在25万発の在庫がある。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「運悪く握った手りゅう弾が不良品だったら、手にもって3秒以内で爆発するのか…」
「ピンを抜いたら直ぐに爆発するような手りゅう弾がどこにある」
「なぜ、このような非常識なことが起こるんだ？」

「故人の冥福をお祈りします」
「防衛産業の不正で近いうちに国まで亡びるかも」
「その手りゅう弾を北朝鮮にプレゼントしろ」

「武器不良による事故があったとしても、その殺傷力を北朝鮮に知らしめるような情報を公開してはならない」
「韓国国防部は予備軍の射撃訓練にスクリーン射撃システムを導入して、手りゅう弾投てき訓練も模造手りゅう弾を使って、より安全に実施する必要がある」（翻訳・編集/三田）