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宮城 大崎 渋井川の堤防が決壊 救助要請相次ぐ
9月11日 18時24分

宮城 大崎 渋井川の堤防が決壊 救助要請相次ぐ
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11日朝早く、宮城県大崎市を流れる渋井川の堤防が決壊し、広い範囲が浸水して多くの人が住宅に取り残され、警察や消防、自衛隊がヘリコプターやゴムボートでこれまでに100人以上を救助しました。
11日午前5時前、大崎市の古川西荒井地区で、渋井川の堤防が長さおよそ20メートルにわたって決壊しているのを市が確認しました。
市によりますとおよそ400世帯が浸水して、救助の要請が相次ぎ、警察や消防、自衛隊がヘリコプターやゴムボートで救助活動にあたった結果、午後5時までに103人を救助したということです。
消防などでは引き続き取り残されている人がいないか浸水した住宅で確認を進めています。これまでにけが人の情報はないということです。
市によりますと、古川第5小学校など市内の19か所の避難所には一時700人以上が避難し、このうち127人が、住宅の浸水がひどいため11日夜は自宅に帰らず、避難所で過ごすということです。
渋井川は、一級河川の鳴瀬川の支流で、およそ8キロのうち決壊した場所は、東北新幹線の古川駅や大崎市役所がある市の中心部からおよそ4キロ南西にあります。
大崎市は、鳴瀬川の水位が上昇したため、午前4時半に古川西荒井地区を含む地域に避難準備情報を出していました。

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