ダイヤモンド専門のミュージアム「ダイヤモンド・ミュージアム」
17世紀に入るとそれまでより多くダイヤモンドが南アフリカやインドから輸入されるようになったため、ダイヤモンドへの関心も高くなりました。
また、ルイ14世とフランス宮廷の時代になると夜会の蝋燭の光がファセットと呼ばれる研磨面に反射する輝きを追求するようになります。テーブル・カットなどは面の多いローズ・カットに勝てなくなり、ブリリアント・カットの始まりにつながっていきます。
ローズ・カットの初期では原石の形に合わせて研磨されていましたが、次第に研磨面が多い複雑なカットへと変わっていきました。
一般的に平らな底面を持ち中央に向かって高さをつけながら24の三角形の面が組み合わされて研磨されているローズ・カットは、その形がバラのつぼみに似ていることからこの名前がつけられました。
研磨職人たちによってダイヤモンドをより輝かすことが考えられ、試行錯誤の結果、最初のブリリアント・カットと言われるマザラン・カットが登場します。研磨面が少ないとてもシンプルな形ですが、ここからブリリアント・カットの改良が重ねられていきました。
17世紀末になり、ベネチアの研磨職人であるペルッツィによって現代のブリリアント・カットに繋がる最初の58の研磨面を持つカット、オールド・マイン・カットが開発されます。現在のブリリアント・カットの原型とも言われますが、この時はまだ正方形に近い外形を持っていました。
その後、オールド・マイン・カットから発展し外形が円の形をしたオールド・ヨーロピアン・カットが登場します。研磨面は58と変わりはありませんが、研磨面の形が大きく変わりました。現在のラウンド・ブリリアント・カットに非常に近い形です。
外形が円に変わったことで、ダイヤモンドの輝きの美しさを決定づける3つの要素、『ブライトネス』『ディスパージョン』『シンチレーション』を引き出すことに成功したのでした。
19世紀末の電灯の発明とともにダイヤモンドのカットが再び開発されていきます。初期のブリリアント・カットはパビリオン側が更に浅くなり、より適正なプロポーションとなって行きました。
1919年、マルセル・トルコフスキーによりダイヤモンドの光学的特性に基づいたブリリアント・カットのプロポーションが発表されました。これが現在の一般的なブリリアント・カットのベースとなっています。
ラウンド(円形)以外の形のものをファンシー・シェープと呼び、オーバル、ペアシェープ、マーキーズ、ハートシェープ、プリンセス・カット(通称)などのブリリアント・カットが多数あります。
研磨職人の腕だけでなく研磨機械の発達により、現在は上記のような形だけでなく多数の研磨面を持ったものや動物の形をしたものなど、様々なカットが存在しています。
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