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田口八重子さんの長男 国連で初の訴えへ
9月13日 4時08分

田口八重子さんの長男 国連で初の訴えへ
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国連が今月、スイスのヨーロッパ本部で開く、拉致問題など北朝鮮による人権侵害を考えるパネルディスカッションに、幼くして母親を拉致された田口八重子さんの長男が初めて出席し、拉致被害者の帰国に向けた国際社会の協力を求めることになりました。
拉致をはじめとする北朝鮮による人権侵害の問題を巡っては、国際的な関心が高まっていて、国連は、人権理事会の開催に合わせて、今月21日、スイスのジュネーブにあるヨーロッパ本部で、この問題を考えるパネルディスカッションを開くことにしています。
パネルディスカッションには、北朝鮮の人権状況を調査している国連のダルスマン特別報告者や、強制収容所の問題などに取り組む専門家らの参加が予定されていますが、日本からは、拉致被害者、田口八重子さんの長男で、母親が拉致されたとき1歳だった飯塚耕一郎さん(38)が出席することになりました。
田口さんの長男が国際社会に直接、解決への協力を訴えるのは初めてです。
会場には国連人権理事会の各理事国や、人権問題に取り組む各国のNGOが招かれる予定で、幼くして母親を拉致された被害者家族の訴えが国際社会に届き、こう着状態にある拉致問題の打開につながるか注目されます。

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