平成27年2月18日、夫婦別姓訴訟の上告事件が最高裁大法廷(裁判官15人全員)で審理されることに。思わず小躍りした(同日、再婚禁止期間訴訟も大法廷へ!)。
夫婦別姓訴訟は、初めて、そして唯一、弁護団に参加する憲法訴訟。とても嬉しいが、何よりもまず驚いた。憲法を勉強する過程で、最高裁に対する期待度は下がっていたし、国家賠償請求訴訟においては、憲法判断がされること自体、ハードルが高いからだ。
きっと、最高裁としても、議論が停滞し、憲法の価値が実現されない社会を憂えているにちがいない。そう思いたい(知性のない言動にはうんざりだ。)。
最高裁の判決には各裁判官の意見が示される(裁判所法11条)。多数意見も少数意見も明らかにされるので、違憲であると考える理由も、違憲ではないと考える理由も、夫婦同氏強制・再婚禁止を支えるような社会的事実の有無・内容も、それなりに明らかにされるかもしれない。明らかにしてもらいたい。議論の進展を期待したい。
と、希望を抱いたところで、そろそろ瀬木比呂志『ニッポンの裁判』を読んでみよう。帯には「唖然、呆然、戦慄、驚愕 日本の裁判は本当に中世並みだった!」とあるが。 “Scum”はGrindcore / Death MetalのNapalm Deathの1st(1987年)。28曲33分で一気に聴けるのでオススメ。
Title trackはheavy & slowとaggressive & fastを行き来してモッシュ必至の名曲。‘Scum’とコールされただけで興奮。
去年11月の東名阪liveは、多忙のため、断腸の思いで名阪を断念。
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