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鬼怒川 決壊現場付近の改修工事は未着工
9月10日 19時37分

国土交通省によりますと、茨城県常総市の鬼怒川では10年に1度の大雨でも洪水が起きないよう、堤防の改修工事が進められていましたが、現場付近では工事はまだ行われていなかったということです。
国土交通省によりますと、今回、決壊した鬼怒川の堤防は高さが4メートルほど、最も高いところの幅が4メートルあり、改修工事では堤防の高さをかさ上げしたうえで幅を広げ、より多くの雨が降っても耐えられるようにする計画でした。
現場の下流ではすでに改修工事が始まっている場所もありますが、決壊した現場付近は昨年度から用地買収を始めたところで、工事はまだ行われていませんでした。
また、国土交通省が調べたところ、鬼怒川では今回の大雨で決壊した現場の上流の3か所でも川の水が堤防を越えてあふれていたことが確認されたということです。
国土交通省によりますと、鬼怒川の決壊は昭和13年9月の決壊以降は起きていなかったということです。

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