広東省で紙を丸めただけの「偽米」見つかる、半年間気付かず食べていた―香港メディア

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広東省汕頭市で紙製の「偽米」が見つかった。消費者は半年ほど前から知らずに食べていたという。4日付で香港・東網が伝えた。

被害に遭った女性は今年初め、自由市場で「親戚が作った無農薬の米」として売られていた米を買っていた。店主から「気に入ったのなら親戚に頼んで特別に取り寄せる」と言われ、これまでに1回10キロずつ何度も購入していた。

ところが最近になって、食べている最中に違和感を覚えた。女性が口の中から取り出した米粒を確認してみると、白い紙を丸めただけのものであることが判明したが、レシートをもらっていなかった女性は泣き寝入りとなった。工商当局は「米は大型スーパーや正規の専門店で買い、レシートももらうようにした方がよい」と呼び掛けている。

(編集翻訳 小豆沢紀子)