鬼怒川決壊、救助活動で自衛隊が見せた“神判断”に中台ネットも称賛続々「スゴイ!訓練だけではムリ」「どうしたらこんなことが…」

2015年9月12日 20時06分 (2015年9月13日 00時00分 更新)
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台湾紙・蘋果日報は11日、鬼怒川の堤防決壊によって10日に茨城県常総市で起きた大規模な洪水の現場で、自衛隊の救助ヘリが見せた“神判断”について伝えた。台湾のインターネット・ユーザーたちから称賛の声が続々と寄せられ、中国本土でも同様の声が上がっている。
日本のテレビは当時、洪水の現場を空からの映像で生中継していた。テレビ画面に映し出されたのは猛烈に流れる水の中、電柱のそばで救助を待つ男性と、付近の家の2階部分で救助を待つ人の姿。普通なら水の中に取り残された男性の方が危険で、早く助けるべきだと思うだろう。
しかし自衛隊のヘリは先に家の2階に残された人を救助した。テレビの前で現場の様子を見守っていた人々が「え? なぜ?」と思った直後、その家は倒壊し流された。自衛隊はその後、電柱にしがみついていた男性を救助し、無事に双方を助けた。
日本のあるメディアは自衛隊が家の中の人を先に助けた理由について、「家は木造で流される危険性が大きかったが、電柱は土台がコンクリートで固められ、水の圧力を受ける面積も小さいと判断したためではないか」と分析している。
この報道に対する台湾ネットユーザーたちのコメントを拾ってみた。
「この判断はスゴい! 訓練だけではムリそう」
「これが日本人のスゴいところ」
「敬服」
「すばらしい!」
「プロの判断だね。どうやったらこんなことができるのか」
「東日本大震災の時の津波を思い出した。日本は本当に大変だね。でも被災した人たちが救援物資が配られるのをきちんと並んで待つ光景を見ると、本当にレベルの高い“地球人”なんだと感じる」
「今の日本の技術なら、遠隔操作での救助もできたんじゃない?」
また中国本土のネットユーザーたちの声はこんな感じだった。
「こういうテクニックは本当にスゴい。中国もがんばれ!」
「日本はいいな! 何かあればヘリが助けに来てくれる」
「この技術、すばらしい」
「びっくり!」
「感動!」
「日本、がんばれ!」
「これくらいの判断もできなければ、プロとは言えないだろう」
「ヘリ、少なすぎでしょ?」
(編集翻訳 恩田有紀

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