当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫かなり広い範囲にわたって冠水してしまっています。
まるで大きな湖の中に家が浮かんでいるようにも見えてしまいます。
≫こちらのエリアでは街全体がいまだに水没し水が引く気配が全くありません。
≫こんばんは。
≫早速ですが今日、お招きした方をここでご紹介いたします。
災害情報学がご専門の牛山素行教授です。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日は常総市のことそして宮城県大崎市を中心としたこと。
それぞれに違いも共通点もありますのでまた先生に伺っていきたいと思います。
この地図を見てみましても小さなものも含めますと氾濫は27か所ということです、河川。
決壊は8か所ということになります。
取り残された人大崎のほうは集計ができていません。
常総だけで見てもこういう数字が出てくるということになります。
そしてまず初めに宮城県大崎市の渋井川。
堤防決壊3か所ということですがとても小さな川がなぜ決壊したのか。
この辺りのことはだいぶわかってきました。
≫またも、川が決壊。
宮城県大崎市で街が水没した。
夜が明ける前だったため多くの人が自宅に取り残された。
決壊した川は水量計の設置もない小さな川だった。
≫崩れました。
≫堤防が決壊した渋井川の上空を飛んでいます。
堤防は20mにわたって決壊しました。
ご覧のようにかなり広い範囲で水没してしまっています。
≫堤防は500mの間の3か所で決壊した。
≫渋井川の堤防が決壊した現場があちらです。
堤防の一部がなくなっていて土がむき出しになっているのが確認できます。
大量の水があふれ出しました。
こちら、道路を完全に水没させて更に住宅街へと押し寄せています。
≫この地区は田んぼと住宅地が混在する場所で平坦な土地のため流れ込んだ濁流は広い範囲に広がった。
国土交通省の速報値では浸水した範囲は21平方キロメートル。
昨日、鬼怒川が決壊した常総市の6割程度だ。
水の回りが早かったためか橋の上で消防車と、軽トラックが立ち往生していた。
≫おばあちゃんを消防隊員が抱きかかえています。
安全帯でおばあちゃんをしっかり固定しています。
そして、今、一緒にヘリへとつり上げられていきます。
このようにして住民が続々とこれから避難所へと運ばれていきます。
≫水深が浅くとも濁った水でマンホールや側溝の場所がわからないため救助を待ったほうが安全な場合もある。
これは、海上保安庁の救助の様子。
ヘリコプターが住民の孤立している地点に到着。
救助隊がロープを使ってゆっくり下りていく。
周辺はまだ水が引いておらず車も水没したままだ。
ベランダに下り立ち次々と住民を抱きかかえてヘリに引き上げていく。
避難所となった小学校にはヘリコプターで救助された住民が次々と運ばれてきた。
≫担架に乗せられた住人の方が小学校の避難所のほうに入ってきます。
≫ここには最大で150人が身を寄せた。
≫避難した住民によると水が一気に押し寄せたという。
≫決壊した渋井川は1級河川・鳴瀬川の支流多田川の更に支流という小さな川だ。
全長は、およそ8kmしかない。
この川が決壊して周辺に被害が広がった。
なぜこのような小さな川が決壊したのか。
その理由が見えてきた。
それは後ほどお伝えする。
これは、普段の渋井川の映像。
宮城県によると普段の水深は20cm程度しかないという。
堤防の高さは最大で2m50cm。
川のすぐそばには田んぼが広がっている。
今朝は、この小さな川が一変した。
水位は堤防の高さまで上がり田んぼは一面、濁った水に覆われた。
宮城県では日付が変わるころから大雨となった。
仙台市内では冠水する場所が次々と増えていった。
≫私が立っているところは歩道なんですが足のひざのところまで水がきてしまっています。
そして、この雨の影響でこちら、車が水没してしまって動けなくなっています。
≫雨が激しくなる中立ち往生する車も続出した。
1台は、横転していた。
昨日鬼怒川が決壊する原因となった南北に延びる雨雲線状降水帯の動き。
昨日の午後9時ごろから同じ場所に活発な雨雲がかかり宮城県では今日の午前1時から午前2時ごろに大雨のピークを迎えた。
その後、午前中にかけて雨は弱まっていき正午には雨雲は抜けていった。
仙台では24時間雨量が269.5ミリと9月の記録を更新した。
48時間雨量では400ミリを超えた場所もある。
午前3時20分宮城県に大雨特別警報が出された。
その直後の仙台駅前。
大通りは、冠水していた。
宮城県では一時最大でおよそ45万世帯102万人に避難勧告が。
およそ2800世帯8600人に避難指示が出された。
≫あちらの道路を走っていた車は濁流にのまれおよそ100m離れたあちらの茂みまで流されました。
≫栗原市では死者が出た。
午前6時50分ごろ増水した水田内で水没した車の中から消防団員が女性を発見。
死因は溺死だった。
また、62歳の男性が行方不明となっている。
警察は車ごと水に流されたとみている。
福島でも大雨となった。
降り始めからの雨量が500ミリ近く降ったところもあった。
東京電力によると汚染水タンクを囲う堰の中の水位が大雨で上昇し放射性物質を含む雨水が最大で4時間ほど外に漏れ出た恐れがあるという。
飯舘村では川が氾濫し除染廃棄物を詰めた黒い袋が流され今も、水に浸かった状態となっている。
袋は二重構造で、現時点では中身は漏れ出ていないという。
宮城県大崎市の決壊現場。
こちらの夫婦は自宅に取り残された兄のもとへ食料などを届けにきたという。
同行取材をお願いした。
≫結構深いですね。
ご家族の方も腰の辺りまで水に浸かってしまっています。
今、こんな感じですね住宅街は。
車もボンネットの途中まで埋まっています。
水に浸かっています。
住宅街に今、物資を届けに、ご家族の方がこの水の中の住宅街を歩いています。
≫自宅に取り残された阿部さん。
気がついたときにはすでにかなりの水かさで避難できなかったという。
≫今は水も引いてきたので自宅に残ることを決めた。
≫渋井川の本流にあたる多田川や鳴瀬川は決壊していない。
なぜ渋井川が決壊したのか。
1つは、大雨だ。
決壊場所の6km上流では午前2時50分までの3時間雨量が104.5ミリと観測史上最大となった。
更にもう1つ考えられる要因があるという。
≫大崎市では新たに孤立した住民も出た。
午前は冠水していなかった地域に午後になって水が流れ込んできたからだ。
≫午後6時現在大崎市では129人が避難所で過ごしている。
≫大崎市の方々の苦悩というものも伝わってまいります。
そして渋井川の決壊現場近くに山口豊アナウンサーがいます。
山口さん、そちらからお願いいたします。
≫私は今その大崎市の水没の被害が最も激しかった西荒井地区の一番奥の場所に立っています。
いまだに私の後ろを見てください。
巨大な沼のように水が広がっています。
もともとは田んぼだった場所だったんです。
そこに、大量の水が流れ込んでいまだに、ほとんど引いていません。
そしてこの奥に住宅街が見えてきます。
何軒かの家に明かりがともっているのが確認できます。
2階に明かりがついてるんですね。
実はあの辺りの方々というのは家を出ようにも腰ぐらいまで水に浸からないと外出できないわけです。
ですから避難所に行くことを諦めて、今夜はあそこで過ごすというふうに決めていらっしゃるわけです。
昼間にあの辺りの方にお話を伺ったんですが複数の方がおっしゃっていたのがちょうど昨日の夜鬼怒川のニュースを見ていてどこかひとごとだと思ったとおっしゃったのが非常に印象に残りました。
では、なぜこの場所で今回これだけの水害が起きてしまったのかということですがその原因を作ったのがあちらです。
渋井川の堤防が見えてきました。
そして堤防の一部が決壊している場所がおわかりいただけるかと思います。
あそこが20mほど決壊したんですね。
あの決壊した場所から500mほど画面奥下流にいきますと多田川というもっと大きな川に合流するんですが今朝の時点では多田川の水量があまりに多かったために渋井川の水はそこに流れ落ちることができずあの場所にたまってしまってその水圧があの堤防を破壊したのではないかと専門家の方は見ているわけです。
今日昼間に私は近くの堤防の上を見てきましたが非常に簡素な、高さ2mほど土を固めただけの全国どこにでもあるような堤防でした。
古舘さん、今週1週間私は紀伊半島からこの東北まで台風の被災地を見てきました。
皆さん共通しておっしゃっているのはこれまでに経験したことのないようなとんでもない雨の降り方だったということなんです。
つまり、これだけ雨の降り方が変わってしまったそういう時代に入ったのかもしれません。
今回のこの台風の被災地での出来事をひとごととして捉えることなく少しでも早く警戒を始めるなど私たち一人ひとりの心構えも必要なのではないでしょうか。
≫山口アナウンサーが伝えました。
更にスタジオで専門家の牛山先生に今、山口アナウンサーがしゃべったことについて聞いていきたいと思いますがこういうことが頻繁に起きつつある今まず、水の勢いがあるときというのは全く動いちゃいけないのはわかるんですが水の流れがない状態でも歩いていけるかと思ってもマンホールのふたが開いているかもしれない側溝に足をとられたらだめだ。
いろいろな危険があるんですね。
≫そうですね。
結局、水がありますと一番危険なのは流れているときです。
一番の問題は流れている水かどうかこういうふうに雨が上がったあとであれば探って歩いて落ちるところがないかなと探って歩けば安全は確保できますが。
流れていると、深さが深ければちょっとした流れで流されちゃいますし浅くても流れる速度が速ければ人は簡単に流されてしまうんですね。
ですので、流れがある水に入ってしまったらもう人は簡単に…。
車も同じですが簡単に流されてしまうという認識は持っていたほうがいいと思いますね。
≫そういうことがありまして行方不明になっている方亡くなっている方も出ています。
そういうことを気をつけると同時に知っておかなければならないことバックウォーター現象というんですか。
要するに支流の水が本流に向かって流れていかない。
小さな川で結果たまってしまうということは如実に渋井川で出ているんですがこれは珍しいことではないんですか。
≫これは特別珍しいことではありません。
大きな河川の支流ではしばしば見られることです。
特に、川に水が集まる範囲を流域といいますが流域が大きいとその下のほうでは降っていないけど上のほうではたくさん降っているということがありますからそうすると太い川のほうが先に水位が上がってでも小さい川のほうは上がらない。
そうすると、大きな川のほうから入りきらずに場合によっては大きな川のほうから逆に流れ込んでしまう。
そうなって支流のほうであふれてしまう。
そういうようなことはよくあるわけです。
≫今回渋井川で目撃情報があって逆流しているのを見たと。
これもバックウォーターと逆流の違いはあるにせよそれに似た現象は起きているんだな。
≫恐らくそういうことだと思います。
バックウォーターというと聞き慣れないと思いますが河川では極めて普通に見られる現象ですので我々の周りにある川でもこういったことは十分起き得るのだと考えたほうがいいと思いますね。
≫そういう住民の意識というものと我々はちゃんと持たなきゃいけないということは教訓として伝わってきますが同時に行政はどうするか。
どういうふうな方向で住民の方々に浸透させていかなければいけないか両方考えていかなければいけない。
それは後ほど。
≫そして昨日から大変な事態が続いています。
茨城県の常総市ですが今も、救助を待つ方が大勢いらっしゃる状況です。
そして水は決壊した地点から徐々に引き始めていますがその大量の水が今度は南へと流れていて浸水の範囲が広がっているんです。
新たに病院ですとか老人ホームが浸水しました。
今夜も懸命な救助活動が続いています。
≫状況は刻々と変わり続けている。
水は今、南へ南へと広がり続けている。
まだ多くの人がこの広大な浸水地区に取り残されている。
≫堤防が決壊したのはあちらから画面右手奥ずっと先、あの場所まで崩れていますね。
140〜150mはありそうですね。
この今、水がたまっているこちらの場所には5軒家が立っていたそうです。
しかし、跡形もありません。
残っている家も崩れていたり傾いていたり、そして車も横倒しになっています。
電柱も、相当な水の勢いだったんですね。
斜め50度、60度ぐらいに傾いています。
この隣にあったお宅があちら150mか200mくらい流されています。
しかも2階部分しか残っていません。
≫今も22人の方の行方がわかっていない。
≫昨日決壊した付近からはすでに水が引き浸水範囲は南へと広がり続けている。
≫堤防の決壊からまもなく丸一日が経とうとしています。
しかし水没の範囲が相当広がっています。
道路や線路、家並みや田畑が広がっている場所になりますが完全に泥水に浸かっています。
≫決壊地点から南へ、およそ8km離れた常総市役所。
まず、ここを見る。
今日午前1時過ぎ。
決壊から13時間後市役所の手前まで水はきていたがこのときは、まだ市役所自体は浸水していない。
それが、決壊から20時間後。
午前8時には、こうなった。
≫災害対策本部が置かれている常総市役所の1階に来ています。
本来であればこちらの場所は避難してきた住民などが寝るためのスペースだったんですが一夜明け、水がひざの高さまで浸水したことで住民らは2階へ緊急避難しました。
≫職員は書類をぬらさないよう棚の上に移す。
そして、午前10時。
一帯は水に浸かり災害対策本部である市役所も孤立状態となった。
≫今、見えてきましたこれが常総市役所です。
昨日までこの常総市の災害の一手にコントロールタワーとして動いていた常総市役所そのものが水没してしまいました。
決壊した場所はここから7kmから8km北なんですがひと晩の間にここまで水がきてしまいました。
自衛隊車両も水没してしまっています。
≫市の中心部には大きな病院や老人ホーム消防署などが集まっている。
その多くが今日孤立した。
≫今、画面に捉えているのは特養老人ホームです。
ご覧のように完全に周りが水没してしまいました。
この特養老ホームは入っていらっしゃる建物です。
決壊した場所からは7〜8kmほど離れた場所です。
今屋上に何人かの人が出てこられて手を振っていらっしゃいます。
≫老人ホームだけではない。
市役所の北にあるこの病院には患者と職員、合わせて120人が取り残されていた。
ヘリで引き上げるにはあまりにも人数が多い。
自衛隊はボートで孤立した病院へと向かう。
許可を得て同行した。
≫今、こちら常総市内の街全体が水没している地域です。
自衛隊や消防の救助艇に今乗って同行取材をしています。
見渡す限り水が、家や車を覆っていて歩くことは当然できません。
前ですね、前方にあれは救助された方でしょうか。
女性が今自衛隊の方と一緒にボートで救助されています。
小さな赤ちゃんも一緒のようです。
≫消防隊も1軒1軒見回っていた。
病院の1階部分は全て浸水。
自衛隊は2階から病院へと入った。
≫病院が孤立してから丸1日近く経ちました。
今、入院患者がようやく消防のボートに乗り救助されます。
≫ボート、ヘリコプターを使って、患者を救出する。
病院には職員が37人そして80人もの患者がいた。
中には透析患者もいたという。
≫国土地理院によると昨日の決壊から、およそ2時間後浸水していたのは推定でこの範囲だった。
それが今朝8時浸水範囲は、更に南へ8kmも広がった。
決壊地点と市役所のある場所の高低差は3mほど。
水は南へと移動したまっていたのだ。
夜になっても浸水範囲は広がっている。
≫常総市を越えて南側つくばみらい市までこの水が押し寄せている。
どんどん南下しているという状況ですね。
≫ここは決壊地点から南に10km以上も離れた場所だ。
近所の人は、こう話す。
≫昨日、100人ほどが孤立していたショッピングセンターは決壊地点の北側2kmほどの場所だった。
今日午前11時現場を訪れてみると水は、ほぼ引いていた。
取り残されていた人たちは全員無事だった。
140mにわたって堤防が決壊した鬼怒川。
ひと晩が経ち水が引き始めた場所には住民たちの姿があった。
こちらの30代の夫妻。
流された自宅を探していた。
≫流された自宅を探す30代の夫妻。
≫今、歩いている場所。
もともと何があったかもわからないほど変わり果てている。
何かを見つけた。
≫鬼怒川の土手のすぐそばにあった、夫妻の自宅。
あのとき、2人の子どもとともに一家4人濁流の中で孤立していた。
≫今、自衛隊員が人を抱きかかえました。
2階のベランダから今つり上げました。
人が1人また救助されます。
≫自衛隊に救助されたその十数分後自宅は濁流にのまれた。
自宅はもとにあった場所から200m以上離れたところで見つかった。
1階部分はなく2階部分だけだった。
≫この部屋でご家族4人は身を寄せあって救助を待ったということです。
今は、もうたんすやベッドがぐちゃぐちゃになっていまして中に土が30〜40cmですかね。
たまっているような状況です。
≫夫妻は何かを探していた。
≫探していたのは子どもの写真だった。
≫もともとは豊かな田園地帯が広がっていた常総市。
だが、鬼怒川から流れ出た濁流による被害は計り知れない。
決壊した堤防は応急処置だけでも1週間はかかるという。
いまだ孤立し救助を待つ人は少なくとも400人以上。
避難者数は5228人に上り常総市だけでは避難者を収容できず隣のつくば市にも開設された。
≫断水や停電している地域も多くたとえ水が引いても被災者たちが自宅に帰れるめどは全く立っていない。
≫そして富川悠太アナウンサーが新たに浸水してしまった常総の市役所の付近にいてこれから中継なんですが私の呼びかけの声が音声が、あちらに届きません。
そして画面ももしかしたら乱れる可能性もあります。
ご了承ください。
富川さん、そちらのタイミングで話し始めてもらえますか。
≫私の声は聞こえていますでしょうか。
こちらから話し始めます。
たった今入ってきた情報からお伝えしますとこの常総市で22人の方が今も連絡が取れない状態なんですけどそのうちの1人が8歳の子どもであることが先ほどわかりました。
性別は、まだわからないんですが両親によりますと家にいるはずの子どもと連絡が取れない状態だということなんです。
22人のうちの1人が8歳の子どもであることがわかりました。
私も今日現場で取材していますとまだ何人も連絡が取れない方がいらっしゃいますので友達ですとか家族の方が心配して捜しに来ている様子も伺いました。
改めまして私は市役所の手前100mほどのところにいます。
ご覧のように、まだ辺りは冠水していまして市役所はまだ孤立した状態が続いています。
水の深さなんですが私のいる位置ではくるぶしの上辺りなんですが一番深いところではまだ腰の辺りまであるそうなんですね。
それでも一時よりはだいぶ減ってきたということで今日の午後4時過ぎぐらいから自衛隊の皆さんが船を出して希望する避難住民の方を少しずつ外に出すという活動を始めました。
ただ、混乱していまして何人を今、外に出したのかわかっていなくて恐らくまだ300人以上の方が避難していて孤立した状態が続いています。
私も先ほど市役所の方について庁舎まで行ってきました。
停電していますので建物の中は真っ暗でした。
そして9時過ぎということもありましたので多くの方がもう床についていらっしゃったんですが印象的だったのは職員の方が廊下で寝ていたり自衛隊の方が屋上で横になっていたりといったように24時間活動を続けていらっしゃる方の疲労の色も隠せないという様子でした。
今回、一番やはり衝撃的だったのが、多くの方が避難したしかも市役所が冠水して孤立してしまったということですね。
しかも、そこに指揮系統があったわけで余計大変になったわけです。
高齢者の方が避難住民は多いので支援物資がなかったというのが一番大変でして薬を飲むのに水を少しずつ分け合って飲んでいる様子もあったと。
そして多くの方が車で避難したということですがこちらの車を見てもわかると思いますが一時は屋根の辺りまで水がきていましたので駐車場に止まっていた車、全てが使えなくなってしまったんです。
ですので、このあと水が引いても家にどうやって帰ればいいんだと非常に困惑している方が多くいらっしゃいました。
≫富川アナウンサーが伝えました。
そして、常総だけでも5200人以上の方々が避難しているわけです。
つくば市も含めましてさまざまなところに散る形で避難されています。
もちろん取り残されている方々を疲労の中でも自衛隊の方々を含めて皆さん総力でやってらっしゃる。
大変だと思いますがまず救出第一。
そのあとには避難されている方の肉体、心のケアも大事で一部お医者さんあるいは看護師さんが入ってらっしゃいますがしかし、まだまだそのケアが足りていない状況にあるということですよね。
そこも気になります。
それから自家発電を含めて電気がないと人工透析の患者さんが困る。
このあたりも気になります。
なんとかならないか。
そして、先ほど速報も流れておりますが大雨警報が栃木県の県央部栃木県の南西部に出ました。
栃木県はさまざまな水害が昨日起きているという中で今雨雲レーダーを見ますと黄色くちょっと赤っぽく見えるところもあるということで。
昨日から今日にかけてこれ、牛山さん、きついですね。
≫大きな災害のあとですので警報の基準を下げているかもしれませんが本当に昨日の今日なので少しの雨でも影響が出てくるということは考えられるかもしれないですね。
≫それから常総でいいますとどんどん南の方向に水がまた、入っていった。
これは、速度的にはどういうふうに捉えたらいいのでしょうか。
≫そこの地形にもよって勾配がゆるいと、ゆっくりだし少しでも勾配があると速いですが以前にもこの近くの小貝川というところがやはり決壊したことがあります。
そのときの実例ですと1時間に数百メートルぐらいで少しずつ広がっていく実績があるようですね。
≫そして、これは牛山さんにぜひ伺いたいんですがこれは、こういうことをどう今後防災に生かしていくかということで鬼怒川決壊までの警報及び注意情報の流れなんですがまず、朝の6時半に鬼怒川で氾濫の発生情報が発表されている。
そして、朝の7時45分に茨城県に大雨特別警報が出たわけです。
そして10時30分になりまして決壊場所です、常総市の。
ここの避難指示が出た。
そして、12時50分に鬼怒川が決壊してしまったという。
こういうアラートの出し方に関してはどう見ますか?≫今回の災害鬼怒川付近のことですが1つの特徴は事前に出される情報はほぼ全て出し切っていたというような状況といっていいと思いますね。
氾濫発生情報の前に氾濫危険情報というこれ以上水位が上がると川があふれるかもしれないという情報が出ていましてこの発生情報というのはもう、あふれ始めたという情報です。
河川の情報としては最後の最後の情報なわけです。
大雨特別警報も出た避難指示も出た。
例えば昨年の広島の豪雨災害ですと事前に避難勧告が出なかったとか雨が急速に発達して事前の情報がなかなか出せなかったとかそういうことが課題になりましたがそれと比べると少し違うんですね。
避難指示でも2時間以上は前に出ている。
氾濫発生情報は6時間前くらいに出ている。
こういう情報が出てから大きなことが起こるまでの時間をリードタイムという言い方をしますがリードタイムがかなり長い事例だったんですね。
そういった情報が必ずしも我々の中で共有できなかったのか。
あるいは十分生かされなかったのか。
情報を出しさえすればいいというわけではなかなか、ないということを改めて感じさせられたそういう事例かもしれないですね。
≫住民の方々の今のご苦労を考えるとこういうことを今後の災害のどう抑止につなげていくかというときに今、おっしゃった我々住民意識が向上しなければいけないということとあと、行政はどういうふうに出していくか。
この辺りはいかがですか。
≫こういった災害情報は例えばダムを作るようなハード対策よりもソフト対策という言い方がされますけどソフト対策というのは仕組みを作りさえすればすぐに役立つものではないんですね。
ダムは作りさえすればすぐに役に立つけど情報というのは出す仕組みを作ってそれを、伝える仕組みそしてそれを受け止める我々自身も準備をしていかなければいけない。
ですので、ソフト対策というのは出す側も頑張らなくてはいけないけど我々住民側も頑張らなくてはいけない。
両方が一生懸命やらなきゃいけない対策という特徴があるわけです。
その辺り、難しいところではありますが。
≫具体的にいいますと例えば降水のハザードマップご自分が住んでいるところそれを常に確認するとか。
あるいは水位情報を見るというような心がけも大事だと思いますがその根本には昔と違って今は川はそこに流れているけど堤防に守られているとかそれから安心してしまう。
それは1級河川は国交省が管理している。
やっぱり地元の自分が住んでいるところの川を常に意識するっていうような意識をもう一度、私たち戻さないと。
≫やはり災害を防いでいくためには何よりも一番重要なのは自分が住むところあるいは仕事をしているところも含めてですけどそこが、どういう災害の特性を持っているか知ることこれに尽きると思いますね。
そのうえでいろんな情報を活用して自分がどう行動するかこれをいざというときなかなかできませんから日ごろから考えていくことが重要だと思います。
ただ、なかなか自分がそういう災害を受ける当事者だと思いにくいと思います。
それが、今古舘さんがおっしゃったように川の近くにいるということは当然、その川による危険も受けるわけですが川からの心の距離が遠くなってしまうと縁遠いものになって川が近いけど大丈夫だろうというような感覚につながってしまうかもしれない。
我々、自然というのは怖いもの、強いものですからそういった自然との距離感をもう少し近いものにしないといけない。
そういう面はあるのかもしれないですね。
≫国会前で連日のように行われているデモは今日も行われましたけれどもそうした中でも与党は来週の17日木曜日に安保法案の成立を目指しています。
そして今日は国会には17日ぶりに安倍総理も出席して審議が行われました。
≫政府・与党が来週中の成立を目指す安保法案。
安倍総理は、豪雨災害の対策にあたるさなか実に17日ぶりに出席した。
追及されたのは任務が拡大される後方支援での自衛隊員のリスクについて。
政府はこれまで危なくなった際活動を一時休止することなどを法案に盛り込むことで安全を確保すると説明してきた。
総理もこう強調していた。
≫しかし、集団的自衛権を行使している際にアメリカ軍の後方支援をする法案には活動の一時休止は明記されなかった。
盛り込まずに本当に安全確保できるのか。
問われると、中谷大臣は…。
≫更に追及を受け中谷大臣はこうも答えた。
≫そもそも集団的自衛権で戦闘状態にある中で活動の一時休止や中断を盛り込むことは難しいといえる。
ただこれまで一貫して安全を確保すると説明してきただけに苦しい答弁に終始した。
現場を知る元自衛官は実情を、こう語っている。
≫こうした現場の危機感に政府は答え切れていない。
更に、政府が憲法違反ではないとして拡大する新たな活動内容についても追及された。
戦闘に向かおうとするアメリカ軍の航空機への給油。
先日、参考人として国会で証言した大森元法制局長官によれば1999年当時の政府は武力行使との一体化につながり憲法上、認められないとして行わなかったという。
≫今回、政府はその給油活動を新たに認める。
≫国会前では、今夜も学生たちが中心となって反対の声を上げた。
こうした声が広がる中与党は来週17日に委員会で採決しその日のうちにも法案を成立させる考えだ。
≫そのほかいっぱいあるんですが後方支援1つ取ってもですね起こり得る可能性があることについては起こらないというふうに言わない。
言ってみればきれいごとを言う。
そして大丈夫だと言い続ける。
防衛大臣のやっぱり発言の変わり模様も迷走というほかない。
こういう状況下で16日だ、17日だ採決だという日程ありきはおかしい。
もっと審議を深めなくてはいけない。
国民の理解を進めなきゃいけない。
ある種、国民は危ないぞと理解して動いている人もいるわけだからと思います。
むしろ国会でもっといったん安保法制を中断してでもやってほしいことはこれだけの災害が起きていて常総市でも大崎でもそうですがこれは公平性の問題がありますから、ここはやってここはフォローしない、予算をあてないとかそれはありますがもっと政治家の方々に考えていただきたいのはやっぱり復興予算で5.5兆円これが使い残しという形で残っている。
基金のプールを入れればもっとの額になる。
一方、こんなことに使っていいのというところに使っていて、それの返金がなされていない。
トータルではものすごい額です。
もちろんかさ上げが進んでいないとかこれから、いろいろな方々にお金が回るようにしなければ今は人件費が上がっているということでできないのはわかります。
だけどもっとプールがあるんだから融通を利かせて≫箱根山の噴火警戒レベルが3から2に引き下げられました。
≫6月末からごく小規模な噴火が起こり噴火警戒レベルが3に上がっていた箱根山。
今日、その火山活動が低下していることから警戒レベルが2に引き下げられた。
気象庁によるとおよそ2か月間噴火は起きておらず火山性地震も減少。
マグマや熱水の移動を示すとされる火山性微動も6月29日以降は観測されていない。
また4月から続いていた山体の膨張も止まったことなどからレベルの引き下げを決定した。
これにより立ち入り禁止区域は狭まるが名物のロープウェーは引き続き運休が続く。
≫起立多数よって修正に同意することに決まりました。
≫派遣期間の上限を事実上撤廃する改正派遣法が2度の廃案を経てようやく成立した。
これまで企業は派遣社員を最大3年までしか継続して雇うことができなかった。
しかし、今回の改正で人を変えれば何年でも派遣社員を雇えるようになる。
一方で派遣元の会社には3年経った派遣社員を直接雇用するよう派遣先に依頼することなどを義務付けた。
今回の法改正は派遣社員に正社員への道を開くものという見方がある一方で≫ここでスポーツまいります。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まずはレスリングの世界選手権です。
昨日は吉田沙保里選手の世界大会16連覇という快挙をお伝えしましたがこちらもすばらしいです。
伊調馨選手世界大会13度目の優勝です。
≫女子58kg級決勝。
伊調馨は1回戦から相手に1点も許さずに勝ち上がってきた。
第1ピリオド赤の伊調は2点をリードすると。
鮮やかにタックルを決め一気に4点を奪う。
第2ピリオド。
決勝でも10対0のテクニカルフォール勝ち。
今大会1点も取られない完璧ともいえる優勝。
リオオリンピック出場を決定的にした。
しかし、本人は…。
≫右太ももの肉離れでレースを離れていた桐生祥秀。
大学生ナンバーワンを決める大会でおよそ4か月ぶりの復帰。
100m準決勝。
10秒30。
ラスト30mをゆったりと流す余裕のあるレース。
明日行われる決勝に進んだ。
≫続いてプロ野球です。
現在、ヤクルトと同率首位の阪神。
今夜の相手は広島なんですが負けると首位陥落です。
≫首位を明け渡すわけにはいかない。
阪神は0対0の2回広島の先発、黒田から福留がレフト線を破りノーアウト2塁。
しかし、後が続かずこのチャンスを逃すと直後の3回エルドレッドにタイムリーを打たれ逆に先制を許してしまう。
黒田と相性の悪い阪神。
今日も変化球に手も足も出ずわずか2安打。
阪神およそ1か月ぶりに首位陥落だ。
4位、ロッテは同点の8回7番、鈴木大地が3点タイムリースリーベース。
キャプテンの一打でロッテが連敗ストップ。
≫気になります、気象情報。
林さんお願いします。
林さん、お願いします。
≫今日はいったん天気が回復した関東ですが夕方ころ都心でもにわか雨があって今は栃木県に大雨警報が出されています。
まだ不安定な天気が続いているんですね。
そして、このあと雨がやんでも心配なことがあります。
それが、土砂災害が発生する危険度を表したもので危険度が高まるにつれて黄色、赤、紫と色が変わっていきます。
これを見ますと福島から宮城にかけて縦に伸びていますね。
細かいですが紫色になっているところもあってかなりまだ危険な状態であることがわかります。
過去には雨がやんでから3日後に土砂崩れが発生したこともありますのでまだしばらくは警戒を緩めないようにしてください。
日本海から、また秋雨前線が接近します。
日曜日には前線が通過しざっと雨が強まるところもあるでしょう。
水害のあった茨城や宮城でも雨が降り出しそうです。
すみません、今ちょっと外の音が入っていまして聞き取りづらいところあるかもしれません。
このあと1日の気温差かなり大きくなりますのでどうか体調にはお気をつけください。
≫今日は9月11日。
およそ3000人が死亡したアメリカ同時多発テロからちょうど14年です。
ニューヨークやワシントンなどで先ほどから追悼式典が行われています。
過激派組織イスラム国などによるテロの脅威が続く中会場周辺は厳重な警備態勢が敷かれています。
≫もっと、しっかりお伝えしたかったところなんですが時間の都合で申し訳ございません。
そして今日は11日ということで本来なら被災地の1か所を見つめさせていただく生中継を用意していたんですが大雨による水害が宮城県にも襲いました。
2015/09/11(金) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
宮城県でも堤防が決壊…住宅地など浸水▽行方不明は20人超…茨城常総市、記録的豪雨の爪痕。突然迫りくる河川の水、その時住民は▽安保法案
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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